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ケイト&アンナ・マクギャリグル・ファースト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ケイト&アンナ・マクギャリグル・ファースト』
ケイト&アンナ・マクギャリグルスタジオ・アルバム
リリース
録音 1974年後半 - 1975年[2]:315
ジャンル フォーク
時間
レーベル ワーナー・ブラザース
プロデュース ジョー・ボイドグレッグ・プレストピーノ
ケイト&アンナ・マクギャリグル アルバム 年表
ケイト&アンナ・マクギャリグル・ファースト
1976年
ダンサー・ウィズ・ブルーズド・ニーズ
1977年
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
'オールミュージック5/5stars [4]
Christgau's Record GuideA[5]
ローリング・ストーンズ¥(very favorable) [6]

ケイト&アンナ・マクギャリグル・ファースト』 (Kate&Anna McGarrigle) は、1976年1月にリリースされたケイト&アンナ・マクギャリグルのデビューアルバム[1] [2]:30–31。このアルバムにはローウェル・ジョージボビー・キーズトニー・レヴィンなどのゲスト・ミュージシャンの他に、長姉の、ジェーン・マクギャリグル、アンナの夫デイン・ランケン、そして兄弟姉妹の旧友のチャイム・タネンバウムなどの家族や友人が参加している。

"Swimming Song" は明確な名前は出ていないが "Go Leave" でも言及されている、当時のケイトの夫であるシンガーソングライターのラウドン・ウェインライト3世が作詞・作曲し、元々演奏していた曲である。

反応

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2011年には、イギリスの作曲家でテレビ司会者のハワード・グドールがこのアルバムを彼の「ベストアルバム6枚」の1枚に選び、「私にとっての2つの傑出したカットは、全く美しい 'Heart Like a Wheel' とフランス・カナダの疑似フォークソング 'Complainte pour Ste-Catherine' です...2人の穏やかなハーモニーは紛れもなく忘れられないものです」と述べている[7]

受賞

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1976年12月25日、このアルバムはロンドンの「メロディメーカー」でロックアルバム・オブ・ザ・イヤーに選ばれた[3]:37。また、1976年のパズ&ジョップの投票では5位にランクインした[8]。2016年、このアルバムはポラリス・ヘリテージ賞の1976-1985部門の審査員賞に選ばれた[9]

注目すべきカバー

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このアルバムには、1972年にマッケンドリー・スプリングによって、そして1974年にリンダ・ロンシュタットによって最初に録音された「ハート・ライク・ア・ホイール」 (Heart Like a Wheel, アンナ・マクギャリグル作)が収録されている。 この歌はその後、ビリー・ブラッグ、ケイティ・ムーア、ザ・コアーズおよびジューン・テーバーを含む何組もの他のアーティストによってカバーされている[10]

アルバムの別の曲「メンドシーノ」 ((Talk To Me of) Mendocino, ケイト・マクギャリグル作)は、リンダ・ロンシュタットが1982年のアルバム『ゲット・クローザー』 (Get Closer) で、イギリスのシンガーソングライター、ジョン。ハワードが2007年のEP The Bewlay Brothers で、そしてノナ・マリー&ザ・クワイアの2011年のセルフ・タイトル・アルバムでカバーしている[11]

「聖カトリーヌの哀歌」 (Complainte pour Ste-Catherine, アンナ・マクギャリグルとフィリップ・タタルシェフ)は、1989年にイギリスのポップス歌手カースティ・マッコールにカバーされた。

「ゴー・リーヴ」 (Go Leave, ケイト・マクギャリグル作)は、エルヴィス・コステロとともにアンネ・ゾフィー・フォン・オッターによってカバーされた[12]

収録曲

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  1. 「キス・アンド・セイ・グッバイ - Kiss and Say Goodbye」(ケイト・マクギャリグル)– 2:47
  2. 「マイ・タウン - My Town」(アンナ・マクギャリグル)– 2:57
  3. 「ブルース・イン・D - Blues in D」(ケイト)– 2:43
  4. 「ハート・ライク・ア・ホイール - Heart Like a Wheel」(アンナ)– 3:08
  5. 「フーリッシュ・ユー - Foolish You」(ウェイド・ヘムズワース)– 3:02
  6. 「メンドシーノ - (Talk to Me of) Mendocino」(ケイト)– 3:08
  7. 「聖カトリーヌの哀歌 Complainte pour Ste-Catherine」(アンナ、フィリップ・タタルシェフ)– 2:48
  8. 「テル・マイ・シスター - Tell My Sister」(ケイト)– 3:37
  9. 「スイミング・ソング - Swiming Song」(ラウドン・ウェインライトIII)– 2:26
  10. 「人生はジグソーパズル - Jigsaw Puzzle of Life」(アンナ)– 2:29
  11. 「ゴー・リーブ - Go Leave」(ケイト)– 3:19
  12. 「トラヴェリング・オン・フォー・ジーザス」(トラディショナル、J.スペンス編曲)– 2:42

パーソネル

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参考文献

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  1. ^ a b Sleeve notes from Kate & Anna McGarrigle, Warner Bros. Records distributed by WEA Records Ltd. P & C 1976 K56218 (BS 2862).
  2. ^ a b c McGarrigle, Anna & Jane (2015). Mountain City Girls. Canada: Penguin Random House. ISBN 978-0-345-81402-9 
  3. ^ a b Lanken, Dane (2007). Kate and Anna McGarrigle Songs and Stories. Canada: Penumbra Press. ISBN 18-9732-304-2 
  4. ^ Allmusic review”. Allmusic. All Media Guide. 2011年6月16日閲覧。
  5. ^ Christgau, Robert (1981). “Consumer Guide '70s: M”. Christgau's Record Guide: Rock Albums of the Seventies. Ticknor & Fields. ISBN 089919026X. https://www.robertchristgau.com/get_chap.php?k=M&bk=70 March 7, 2019閲覧。 
  6. ^ [1] Archived March 8, 2008, at the Wayback Machine.
  7. ^ Howard Goodall: My six best albums”. express.co.uk (21 January 2011). 9 June 2019閲覧。
  8. ^ "The 1976 Pazz & Jop Critics Poll". Robert Christgau. Retrieved 2014-01-08
  9. ^ "Arcade Fire, Neil Young and Rush Among Winners of Polaris Heritage Prize". Billboard, October 25, 2016.
  10. ^ Second Hand Songs.com: List of covers of "Heart Like a Wheel"
  11. ^ Nona Marie and The Choir Archived 2013-05-16 at the Wayback Machine. Bandcamp.com Retrieved 2013/02/06
  12. ^ Second Hand Songs.com: List of McGarrigle covers

外部リンク

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