ラス・カンケル
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ラス・カンケル | |
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出生名 | Russell Kunkel |
生誕 |
1948年9月27日(76歳) アメリカ合衆国 ペンシルバニア州ピッツバーグ |
ジャンル | ロック、ポップ、カントリー |
職業 | 音楽家 |
担当楽器 | ドラム、パーカッション |
共同作業者 | ジェームス・テイラー、キャロル・キング、ジャクソン・ブラウン、ジョニ・ミッチェル、リンダ・ロンシュタット |
ラス・カンケル(Russ Kunkel、1948年9月2日 - )は、アメリカ合衆国のドラマー。
ジェームス・テイラー、キャロル・キング、ジャクソン・ブラウン、ジョニ・ミッチェル、リンダ・ロンシュタット、カーリー・サイモンらの作品のレコーディングに数多く参加した。1970年代もっともよく知られたセッション・ミュージシャンの一人。
経歴
[編集]ペンシルバニア州ピッツバーグ出身。1968年、キャス・エリオット(本名:エレン・ナオミ・コーエン)の妹のリア・コーエンと結婚[1]。妻のリア・カンケルは70年代から80年代にかけて、セッション・ボーカリスト、シンガーソングライターとして活躍した。2人の間には生まれたナサニエル・カンケルは音響技術者となった[2]。キャス・エリオットが1974年7月29日に急死すると、リアはキャスの7歳の娘のオーエンを引き取った。
1970年代初頭にダニー・コーチマー(ギター)、リーランド・スカラー(ベース)、クレイグ・ダージー(キーボード)らと4組のインストゥルメンタル・グループ、「ザ・セクション(The Section)」を結成した[3]。ザ・セクションは1972年から1977年にかけて3枚のアルバムを発表している。
1990年、ニコレット・ラーソンと結婚[4]。1997年12月16日にラーソンが病死するまで結婚生活は続いた。ラーソンとの間には娘が一人いる。
主な参加作品
[編集]- ジェームス・テイラー
- 『スウィート・ベイビー・ジェイムス』(1970年)
- 『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』(1971年)
- 『One Man Dog』(1972年)
- キャロル・キング
- ジョニ・ミッチェル
- 『ブルー』(1971年)
- 『For the Roses』(1972年)
- ジャクソン・ブラウン
- 『Jackson Browne』(1972年)
- 『フォー・エヴリマン』(1973年)
- 『プリテンダー』(1976年)
- 『孤独なランナー』(1977年)
- リンダ・ロンシュタット
- 『ドント・クライ・ナウ』(1973年)
- 『悪いあなた』(1974年)
- 『哀しみのプリズナー』(1975年)
- 『風にさらわれた恋』(1976年)
- カーリー・サイモン
- クロスビー&ナッシュ
- 『グラハム・ナッシュ=デイヴィッド・クロスビー』(1972年)
- 『ウィンド・オン・ザ・ウォーター』(1975年)
- 「クロスビー・ナッシュ」(2004年)
- クロスビー、スティルス&ナッシュ
- 『CSN』(1977年)
- クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
- 『CSNY 1974』(2014年)
- ボブ・ディラン
- 『新しい夜明け』(1970年)
- ポール・ウィリアムズ
- 『Just an Old Fashioned Love Song』(1971年)
- 『Life Goes On』(1972年)
- カーラ・ボノフ
- 『カーラ・ボノフ』(1977年)
- 『ささやく夜』(1979年)
- 『Wild Heart of the Young』(1982年)
- デヴィッド・ゲイツ
- 『First』(1973年)
- ロジャー・マッギン
- 『Peace on You』(1974年)
- J.D.サウザー
- 『Black Rose』(1976年)
- スティーヴィー・ニックス
- 『Bella Donna』(1981年)
- 『The Wild Heart』(1983年)
- ドン・ヘンリー
- 『I Can't Stand Still』(1982年)
- アート・ガーファンクル
- 『愛への旅立ち』(1975年)
- 『シザーズ・カット〜北風のラストレター』(1981年)
- エリック・カルメン
- 『チェンジ・オブ・ハート』(1978年)
- アンドリュー・ゴールド
- 『What's Wrong with This Picture?』(1976年)
- 『All This and Heaven Too』(1978年)
- ジョン・ステュアート
- 『Willard』(1970年)
- 『The Lonesome Picker Rides Again』(1971年)
- ビル・ウィザース
- 『Menagerie』(1977年)
- トニー・コジネク
- 『バッド・ガール・ソングス』(1970年)
- 浜田省吾
- 「イメージの詩」(1997年)
- 竹内まりや
- 「UNIVERSITY STREET」(1979年)
- 吉田拓郎
- 「Long time no see」(1995年)
- 「感度良好 波高し」(1996年)
- SING LIKE TALKING
- 「ENCOUNTER」 (1993年)
脚注
[編集]- ^ “Leah Kunkel”. AllMusic. March 20, 2018閲覧。
- ^ Weller, Sheila (2008). Girls Like Us. New York: Simon & Schuster. p. 471. ISBN 978-0743491471
- ^ The Section / ザ・セクション「THE SECTION / ザ・セクション」|ワーナーミュージック・ジャパン
- ^ Perrone, Pierre (1997年12月27日). “Obituary: Nicolette Larson”. The Independent. Independent News & Media. 2018年3月20日閲覧。