ドン・ヘンリー
ドン・ヘンリー Don Henley | |
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基本情報 | |
出生名 | Donald Hugh Henley |
生誕 | 1947年7月22日(77歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州Glimer |
ジャンル | ロック、カントリー・ロック、ポップ・ロック |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | 歌、ドラムス、ギター |
活動期間 | 1970年 - 現在 |
レーベル |
ゲフィン アサイラム |
共同作業者 |
イーグルス リンダ・ロンシュタット |
公式サイト | Don Henley Official Website |
ドン・ヘンリー(Don Henley、1947年7月22日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州出身のドラマー、歌手。カントリー・ロック・バンド、イーグルスのメンバーとして知られる[1]。アメリカ民主党の支持者である。
来歴
[編集]ドン・ヘンリーは、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第87位を記録している[2]。「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第85位[3]。
ヘンリーはテキサス州のギルマで生まれ、小さな町リンデンで育った。[4][5] リンダ・ロンシュタットのバック・バンドを経て、1971年にイーグルスを結成。グレン・フライとともにイーグルスのレコード・デビュー時から在籍するオリジナル・メンバーの一人。バンド内においては多くの曲のソングライター、ドラマー、そしてボーカリストとして活躍。「魔女のささやき」「ジェームス・ディーン」「呪われた夜」「ホテル・カリフォルニア」などをヒットさせた。キャリアを重ねるにつれ、ボーカリストとしての面が比重が高くなった。ランディ・マイズナーが、喉の体調不良でライブに出たくないと主張した時には、ドン・ヘンリーと口論の末、殴り合いとなってマイズナーはバンドを脱退している。
1980年、イーグルスの活動が停止。1981年10月、スティーヴィー・ニックスとの連名でシングル「レザー・アンド・レース」を発表。全米6位を記録。
1982年8月、ファースト・アルバム『アイ・キャント・スタンド・スティル』を発表した。1984年のシングル「The Boys of Summer」は、全米5位を記録し、グラミー賞のベスト・ロック・ボーカル(男性)部門を受賞。民主党支持者であり、新自由主義で右派のロナルド・レーガンには批判的だった。また彼は、環境問題にも取り組んできた。
1989年のアルバム『エンド・オブ・ジ・イノセンス』には、ブルース・ホーンズビー、TAKE 6、アクセル・ローズ、ウェイン・ショーター 等が参加。同作で再びグラミー賞ベスト・ロック・ボーカル部門を受賞した。ドン・フェルダーら後発のメンバーには、ツアーで安いギャラを提示したため、訴訟にもなっている。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『アイ・キャント・スタンド・スティル』 - I Can't Stand Still (1982年)
- 『ビルディング・ザ・パーフェクト・ビースト』 - Building the Perfect Beast (1984年)
- 『エンド・オブ・ジ・イノセンス』 - The End of the Innocence (1989年)
- 『インサイド・ジョブ』 - Inside Job (2000年)
- 『カス・カウンティ』 - Cass County (2015年)
コンピレーション・アルバム
[編集]- 『アクチュアル・マイルス ドン・ヘンリー・グレイテスト・ヒッツ』 - Actual Miles -Henley's Greatest Hits- (1995年)
- 『ザ・ベリー・ベスト・オブ・ドン・ヘンリー』 - The Very Best of Don Henley (2009年)
映像作品
[編集]- 『ライブ・インサイド・ジョブ』 - Live Inside Job (2000年)
シングル
[編集]- 「レザー・アンド・レース」 - "Leather and Lace" (1981年) ※スティーヴィー・ニックス with Don Henley名義
- "Johnny Can't Read" (1982年)
- "Dirty Laundry" (1982年)
- "You Better Hang Up" (1982年)
- "I Can't Stand Still" (1983年)
- "The Boys of Summer" (1984年)
- 「オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス」 - "All She Wants to Do Is Dance" (1985年)
- "Not Enough Love in the World" (1985年)
- "Sunset Grill" (1985年)
- "Drivin' With Your Eyes Closed" (1985年)
- "Who Owns This Place?" (1986年)
- "The End of the Innocence" (1989年) ※サックス:ウェイン・ショーター
- "The Last Worthless Evening" (1989年)
- "I Will Not Go Quietly" (1989年)
- "If Dirt Were Dollars" (1989年)
- "The Heart of the Matter" (1990年)
- "How Bad Do You Want It?" (1990年)
- "New York Minute" (1990年)
- "Sometimes Love Just Ain't Enough" (1992年) ※パティ・スマイス with Don Henley名義
- "Walkaway Joe" (1993年) ※トリーシャ・イヤウッド with Don Henley名義
- "Shakey Ground" (1994年) ※エルトン・ジョン with Don Henley名義
- "Through Your Hands" (1995年)
- "Everybody Knows" (1995年)
- "Garden of Allah" (1996年)
- "You Don't Know Me at All" (1996年)
- "Workin' It" (2000年)
- "Taking You Home" (2000年)
- "Everything Is Different Now" (2000年)
- "For My Wedding" (2000年)
- "Inside Out" (2001年) ※トリーシャ・イヤウッド with Don Henley名義
- "It's So Easy" (2002年) ※シェリル・クロウ with Don Henley名義
- "Calling Me" (2007年) ※ケニー・ロジャース with Don Henley名義
イーグルス
[編集]脚注
[編集]- ^ Ruhlmann, William. Eagles Biography, Songs, & Albums - オールミュージック. 2020年11月26日閲覧。
- ^ Rolling Stone. “100 Greatest Singers: Don Henley”. 2013年5月26日閲覧。
- ^ “Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。
- ^ IMDb name|id=0377118|name=Don Henley
- ^ Don Henley Biography Donhenleyonline.com 2024年7月1日閲覧