ミュージック (キャロル・キングのアルバム)
表示
『ミュージック』 | ||||
---|---|---|---|---|
キャロル・キング の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ロサンゼルス、A&Mスタジオ | |||
ジャンル | ポップス、ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | オード・レコード | |||
プロデュース | ルー・アドラー | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
キャロル・キング アルバム 年表 | ||||
|
『ミュージック』(Music)[2]は、キャロル・キングが1971年12月に発表した3枚目のソロ・アルバム。
概要
[編集]前作の『つづれおり』(1971年2月)同様、ロサンゼルスのA&Mスタジオでレコーディングが行われ、ルー・アドラーがプロデューサーを、ハンク・チカロ(Hank Cicalo)がエンジニアを務めた。ジャケットの写真も『つづれおり』と同じくジム・マクラリーが撮った[1]。
カーペンターズのカバー(邦題は「小さな愛の願い」)で知られる「イッツ・ゴーイング・トゥ・テイク・サム・タイム」、ドリフターズへの提供曲「サム・カインド・オブ・ワンダフル」のセルフカバー、「スウィート・シーズンズ」(全米9位)などを収録。
1972年1月1日から1月15日にかけてBillboard 200において3週連続1位を記録した。
2007年に日本で再発された『ミュージック』にはボーナストラックとして、シングル「スウィート・シーズンズ」のB面でアルバム未収録だった「ポケット・マネー」が収録された[3]。
収録曲
[編集]特記されている曲以外はキャロル・キングによる作詞・作曲。
- Side 1
- ブラザー・ブラザー - Brother, Brother - 3:00
- イッツ・ゴーイング・トゥ・テイク・サム・タイム - It's Going to Take Some Time (Carole King, Toni Stern) - 3:35
- スウィート・シーズンズ - Sweet Seasons (King, Stern) - 3:15
- サム・カインド・オブ・ワンダフル - Some Kind of Wonderful (King, Gerry Goffin) - 3:07
- シュアリー - Surely - 4:58
- キャリー・ユア・ロード - Carry Your Load - 2:52
- Side 2
- ミュージック - Music - 3:50
- ソング・オブ・ロング・アゴー - Song of Long Ago - 2:44
- ブライター - Brighter - 2:46
- グロウイング・アウェイ・フロム・ミー - Growing Away from Me - 3:03
- トゥ・マッチ・レイン - Too Much Rain (King, Stern) - 3:35
- バック・トゥ・カリフォルニア - Back to California - 3:23
パーソネル
[編集]- キャロル・キング – ボーカル、ピアノ、 エレクトリック・ピアノ 、エレクトリック・セレステ 、バッキング・ボーカル
- ラルフ・シュケット – オルガン、エレクトリック・ピアノ、エレクトリック・セレステ
- ダニー・コーチマー – アコースティックおよびエレクトリックギター、バッキングボーカル
- ジェームス・テイラー – アコースティックギター、バッキングボーカル
- チャールズ・ラーキー –エレクトリックおよびアコースティックベースギター
- ジョエル・オブライエン、 ラス・カンケル –ドラムス
- ボビー・ホール – コンガ 、 ボンゴ 、 タンバリン
- テレサ・カルデロン – コンガ
- カーティス・エイミー – テナーサックス、フルート
- オスカー・ブラッシア – フリューゲルホルン
- ウィリアム・グリーン – 木管楽器、フルート、サックス
- ウィリアム・コレット – 木管楽器、フルート、サックス
- アーネスト・ワッツ – 木管楽器、フルート、サックス
- プラス・ジョンソン – 木管楽器、フルート、サックス
- マイク・アルトシュル – 木管楽器、フルート、サックス
- アビゲイル・ヘイネス – バッキングボーカル
- メリー・クレイトン – バッキングボーカル
製作
[編集]- ルー・アドラー – プロデューサー
- ハンク・チカロ – エンジニア
- ノーム・キニー – アシスタントエンジニア
- ローランド・ヤング – アートディレクション
- チャック・ビーソン – デザイン
- ジム・マクラリー – 写真
チャート
[編集]
週間チャート[編集]
|
年末チャート[編集]
|
認証
[編集]国/地域 | 認定 |
---|---|
アメリカ合衆国 (RIAA)[10] | Platinum |
脚注
[編集]- ^ a b Carole King - Music (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ ミュージック【Blu-spec CD2】 | ディスコグラフィ | キャロル・キング | ソニーミュージック オフィシャルサイト
- ^ Carole King - Music (CD, Album) at Discogs
- ^ Library and Archives Canada. Archived 2014-01-06 at the Wayback Machine. Retrieved 2011-02-02
- ^ (Japanese) Oricon Album Chart Book: Complete Edition 1970–2005. Roppongi, Tokyo: Oricon Entertainment. (2006). ISBN 4-87131-077-9
- ^ “norwegiancharts.com Carole King – Music” (ASP). 2012年2月7日閲覧。
- ^ “The Official Charts Company – Carole King – Music” (PHP). Official Charts Company. 2012年2月7日閲覧。
- ^ Allmusic – Carole King > Music > Charts & Awards > Billboard Albums
- ^ “Top Pop Albums of 1972”. billboard.biz. 2012年2月10日閲覧。
- ^ "American album certifications – Carole King – Carole King Music". Recording Industry Association of America. 2022年1月17日閲覧。
外部リンク
[編集]先代 スライ&ザ・ファミリー・ストーン 『暴動』 |
Billboard 200 ナンバーワン・アルバム 1972年1月1日 - 1月15日 (3週) |
次代 ドン・マクリーン 『アメリカン・パイ』 |