ケビン・レレナ
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基本情報 | |
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通称 |
2 Guns The KO Kid |
階級 | ブリッジャー級 |
身長 | 185cm |
国籍 | 南アフリカ共和国 |
誕生日 | 1992年5月5日(32歳) |
出身地 | ヨハネスブルグ |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 32 |
勝ち | 30 |
KO勝ち | 14 |
敗け | 2 |
ケビン・レレナ(Kevin Lerena、1992年5月5日 - )は、南アフリカ共和国のプロボクサー。ヨハネスブルグ出身。元IBO世界クルーザー級王者。現WBC世界ブリッジャー級王者。
来歴
[編集]クルーザー級
[編集]2017年9月17日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでマルコ・フックの王座剥奪に伴うIBO世界クルーザー級王座決定戦を元WBA世界クルーザー級暫定王者のユーリ・カレンガと行い、12回2-1(111-117、116-113、115-113)の判定勝ちを収め王座を獲得した[2]。
2020年2月8日、バーデン=ヴュルテンベルク州のEWSアレーナで元WBA世界クルーザー級王者のフィラット・アルスランと対戦し、6回1分13秒TKO勝ちを収め6度目の防衛に成功、WBA世界クルーザー級暫定王者のリヤド・メルウィーへの挑戦権を獲得した[3]。
ブリッジャー級の先駆けとして
[編集]2020年12月19日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでパトリック・フェルグーソンと対戦し、5回1分19秒TKO勝ちを収めた。当初はレレナが保持するIBO王座を懸けて対戦する予定だったがIBOは認めず、ヘビー級10回戦として行われたもののWBCが新設したブリッジャー級における最初の試合となった[4]。
2021年6月24日、WBA世界クルーザー級レギュラー王者リヤド・メルウィーと7月17日に対戦予定だったが、レレナがスパーリング中に手を怪我したため試合がキャンセルになったことが発表された[5]。
ヘビー級
[編集]2022年3月26日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでボグダン・ディヌとWBAインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦を行い、4回2分59秒KO勝ちを収め王座を獲得した[6]。
2022年9月17日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでマリウシュ・ヴァフとIBOインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦を行い、12回3-0(120-108×2、118-110)の判定勝ちを収め王座を獲得した[7]。
2022年12月3日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムにてタイソン・フューリー対デレック・チゾラ第3戦の前座でWBA世界ヘビー級レギュラー王者のダニエル・デュボアに挑戦。初回にいきなりデュボアに3度のダウンを奪うが、2回から巻き返されレフェリーストップによる3回3分TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[8]。
ブリッジャー級
[編集]2023年5月13日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートで元WBA世界クルーザー級王者でWBC世界ブリッジャー級2位のリヤド・メルウィーとWBC世界ブリッジャー級シルバー王座決定戦及びWBC世界ブリッジャー級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(118–110、116–112、115–113)の判定勝ちを収めシルバー王座及びルカシュ・ロザンスキーへの挑戦権を獲得した[9]。
2023年11月25日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレス内コンベンションセンター・センターコートでWBC世界ブリッジャー級7位のセナド・ガッシーとWBC世界ブリッジャー級暫定王座決定戦を行い、12回3-0(117-110、114-113、118-109)の判定勝ちを収め暫定王座を獲得した[10]。
2024年3月8日、リヤドのキングダム・アリーナでジャスティス・フニとWBOグローバルヘビー級王座決定戦を行い、10回0-3(94-96×2、92-98)の判定負けを喫し王座を獲得出来なかった[11]。
2024年10月8日、WBC世界ブリッジャー級王者のローレンス・オコリーがヘビー級転向を理由に王座を返上したため、WBCはレレナを同日付で暫定王者から正規王者に認定した[12]。
獲得タイトル
[編集]- WBFアフリカクルーザー級王座
- WBC世界クルーザー級ユースシルバー王座
- 南アフリカクルーザー級王座
- 南アフリカクルーザー級スーパー4トーナメント優勝
- IBO世界クルーザー級王座
- WBAインターコンチネンタルヘビー級王座
- IBOインターコンチネンタルヘビー級王座
- WBC世界ブリッジャー級シルバー王座
- WBC世界ブリッジャー級暫定王座(防衛0=正規王座に認定)
- WBC世界ブリッジャー級王座(防衛0)
脚注
[編集]- ^ Kevin Lerena 2020年7月12日参照
- ^ “Kevin Lerena Decisions Youri Kalenga, Captures Vacant IBO Title”. boxingscene.com. 29 September 2021閲覧。
- ^ “Firat Arslan verliert gegen Kevin Lerena und verpasst Rekord”. stuttgarter-nachrichten.de. 30 September 2021閲覧。
- ^ “Kevin Lerena Stops Patrick Ferguson in Five Rounds To Retain IBO Strap”. BoxingScene.com. 2020年12月19日閲覧。
- ^ “Kevin Lerena Injures Hand, Withdraws From Ryad Merhy Clash”. Boxing Scene.com (2021年6月24日). 2021年7月5日閲覧。
- ^ “Kevin Lerena Decks Bogdan Dinu Three Times, Stops him in Four”. boxingscene.com (27 March 2022). 27 March 2022閲覧。
- ^ “Kevin Lerena Marches Forward With Decision Over Mariusz Wach in Kempton Park”. boxingscene.com (19 September 2022). 19 September 2022閲覧。
- ^ “Daniel Dubois Goes Down Three Times, But Blasts Out Kevin Lerena in Third”. Boxingscene. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “Kevin Lerena Decisions Ryad Merhy Over Twelve, Falls in Line For Lucasz Rozanski Title Shot”. boxingscene.com (14 May 2023). 14 May 2023閲覧。
- ^ “KEVIN LERENA OUTPOINTS SENAD GASHI IN SOUTH AFRICA”. Ring.com (2023年11月25日). 2023年11月26日閲覧。
- ^ “Justis Huni on top with decision against Kevin Lerena”. FIGHTMAG. (8 March 2024)
- ^ “Lawrence Okolie requests heavyweight ranking after relinquishing WBC bridgerweight title”. Boxing Scene.com (2024年10月9日). 2024年10月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ケビン・レレナ (@Kevlerenaboxing) - X(旧Twitter)
- ケビン・レレナ (@kevinlerena) - Instagram
- ケビン・レレナの戦績 - BoxRec
暫定王座決定戦 対戦者 セナド・ガッシー |
WBC世界ブリッジャー級暫定王者 2023年11月25日 - 2024年10月8日 |
次暫定王者 正規認定により消滅 |
空位 前タイトル保持者 ローレンス・オコリー |
WBC世界ブリッジャー級王者 2024年10月8日 - 現在 |
次王者 N/A |