コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ケーレブ・ドレッセル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケーレブ・ドレッセル
リオオリンピックでのケーレブ・ドレッセル
(左はマイケル・フェルプス
選手情報
フルネーム Caeleb Remel Dressel
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
泳法 バタフライ自由形
所属 ボルズ・スクール
大学 フロリダ大学
生年月日 (1996-08-16) 1996年8月16日(28歳)
生誕地 フロリダ州グリーン・コーヴ・スプリングス
身長 191cm
体重 91kg
獲得メダル
競泳
オリンピック
2016 リオデジャネイロ 400mフリーリレー
2016 リオデジャネイロ 400mメドレーリレー
2020 東京 50m自由形
2020 東京 100m自由形
2020 東京 100mバタフライ
2020 東京 400mフリーリレー
2020 東京 400mメドレーリレー
2024 パリ 400mフリーリレー
2024 パリ 混合 400mメドレーリレー
2024 パリ 400mメドレーリレー
世界水泳選手権
2017 ブダペスト 50m自由形
2017 ブダペスト 100m自由形
2017 ブダペスト 100mバタフライ
2017 ブダペスト 4×100mフリーリレー
2017 ブダペスト 4×100メドレーリレー
2017 ブダペスト 混合 4×100mフリーリレー
2017 ブダペスト 混合 4×100メドレーリレー
2019 光州 50m自由形
2019 光州 100m自由形
2019 光州 50mバタフライ
2019 光州 100mバタフライ
2019 光州 4×100mフリーリレー
2019 光州 4×100メドレーリレー
2019 光州 混合 4×100mフリーリレー
2019 光州 混合 4×100メドレーリレー
世界短水路選手権
2018 Hangzhou 100 m freestyle
2018 Hangzhou 4×50 m freestyle
2018 Hangzhou 4×100 m freestyle
2018 Hangzhou 4×100 m medley
2018 Hangzhou 4×50 m mixed freestyle
2018 Hangzhou 4×50 m mixed medley
2018 Hangzhou 50 m freestyle
2018 Hangzhou 100 m butterfly
2018 Hangzhou 4×50 m medley
パンパシフィック選手権
2018 Tokyo 100 m butterfly
2018 Tokyo 4×100 m medley
2018 Tokyo 50 m freestyle
2018 Tokyo 100 m freestyle
2018 Tokyo 4×100 m mixed medley
世界ジュニア選手権
2013 Dubai 100 m freestyle
2013 Dubai 4×100 m freestyle
2013 Dubai 4×100 m mixed freestyle
2013 Dubai 50 m freestyle
2013 Dubai 4×200 m freestyle
2013 Dubai 4×100 m mixed medley
テンプレートを表示

ケーレブ・リメル・ドレッセルCaeleb Remel Dressel, 英語発音: /ˈkeɪləb ˌriˈmɛl ˈdrɛsəl/[1]; 1996年8月16日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州グリーン・コーヴ・スプリングス出身のアメリカ人男子競泳選手。専門はバタフライ自由形。100mバタフライの世界記録保持者。オリンピックで9個、世界水泳選手権で13個の金メダルを獲得している。

スタート時に腕をバタフライのストロークのように開くのが大きな特徴である。それに加えて、ドルフィンキックが非常に上手くアメリカのトップスプリンターであるネイサン・エイドリアンアンソニー・アービンと比べても15mの通過タイムが非常に速いのが特徴である。[2]また、ドレッセルは頸部の左右にある胸鎖乳突筋の断面積が常人の1.5倍ほど大きく、酸素の使い方が非常に上手いことを示している。

経歴

[編集]

2016年リオデジャネイロオリンピック

[編集]

初めてのオリンピックでドレッセルは100m自由形で6位、400mリレーと400mメドレーリレーで二冠を達成した。メドレーリレーは予選メンバーとして泳いだ。

2017年ブダペスト世界水泳選手権

[編集]

50m自由形と100m自由形でナショナルレコードを更新して金メダルを獲得し、100mバタフライでも歴代2位となる49秒86で優勝し、個人三冠を達成。リレーでは400mリレー・400mメドレーリレー・400m混合フリーリレー・400m混合メドレーリレーで四冠に輝き、個人種目と合わせて2007年のマイケル・フェルプスに次いで史上2人目の七冠を達成した。2つの混合リレーでは世界新記録を樹立した。

2019年光州世界水泳選手権

[編集]

50mバタフライと50m自由形を大会新記録で優勝し、100mバタフライでは準決勝で世界記録を0秒32更新する49秒50を記録し、決勝でも2位以下に1秒以上の差をつけて優勝、100m自由形でも高速水着が廃止以降初の46秒台となる46秒96の世界歴代2位の記録で金メダルを獲得、個人4冠を達成した。リレーでは400mリレーを男子、混合共に制したがメドレーリレーでは男子・混合のどちらも2位で今大会は6冠に終わり、史上初の2大会連続7冠とはならなかった。

2020年東京オリンピック

[編集]

50m自由形・100m自由形・100mバタフライ・400mフリーリレー・400mメドレーリレーで5冠を達成した。100mバタフライと400mメドレーリレーでは世界新記録を樹立した。オリンピック競泳競技で5冠を達成したのはマーク・スピッツクリスティン・オットーマット・ビオンディマイケル・フェルプスに次いで5人目[3]。ちなみに、400mメドレーリレーでは第三泳者となり得意のバタフライを泳いだのだが、自身が同大会の100mバタフライで更新した世界記録49秒45を0秒42上回る、49秒03を記録した。

自己ベスト

[編集]
長水路
種目 記録 樹立年 備考
50m自由形 21秒04 2019年 アメリカ記録
100m自由形 46秒96 2019年 アメリカ記録
50mバタフライ 22秒35 2019年 アメリカ記録
100mバタフライ 49秒45 2021年 世界記録
短水路
種目 記録 樹立年 備考
50m自由形 20秒16 2020年 世界記録
100m自由形 45秒08 2020年 アメリカ記録
100mバタフライ 47秒78 2020年 世界記録
100m個人メドレー 49秒28 2020年 世界記録

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]