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コウゾ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コウゾ属
分類APG
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: バラ目 Rosales
: クワ科 Moraceae
: コウゾ属 Broussonetia
学名
Broussonetia Orteg.
下位分類群

コウゾ属(コウゾぞく)またはカジノキ属(カジノキぞく)は、クワ科の1属である。落葉低木。樹皮を利用するために栽培される。

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次の4種が認められている。

このほか、雑種コウゾ Broussonetia kazinoki × papyrifera があるが、Broussonetia kazinoki の和名をコウゾとすることもある。

コウゾ、ヒメコウゾ、カジノキは、古い文献では明確に区別されていないことも多い。現在でも産業界では区別せずコウゾと呼ぶこともあるが、輸入品はカジノキが主である。

利用

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丈夫な繊維でできた樹皮が利用される。種により品質が違うともされるが、利用法の違いはほとんどない。

日本では糸にほぐして木綿 (ゆう)を作り、それを織って太布(たふ)にする。また、繊維に分解し、和紙画仙紙などのの原料にもなる。

ポリネシアでは、樹皮をそのまま叩いて伸ばし張り合わせ、タパにする。

は家畜の飼料に用いられるものがある。