コジロー
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コジロー | |
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本名 | 北代 浩二郎 |
生誕 |
1953年10月5日(71歳) 高知県吾川郡いの町 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1980年 - |
ジャンル | 4コマ漫画、風刺漫画 |
代表作 |
『ゲタばきかあちゃん』 『いも虫ランド』 |
受賞 | 第36回文藝春秋漫画賞(1990年) |
コジロー(1953年10月5日 - 本名:北代浩二郎)は、日本の漫画家。高知県吾川郡伊野町(現:いの町)出身。ペンネームは、本名である「こうじろう」をもじったもの。
学歴
[編集]- 高知県立高知西高等学校卒業。
- 東京デザインアカデミー卒業。
特徴
[編集]- 主に4コマ漫画作品を手がけている。
- せりふは写植ではなく作者の直筆で書かれている。絵はスクリーントーンを使わない。
- プロ野球には滅法詳しく、作品上に登場するプロ野球選手名は実名で登場させている。過去には、阪神タイガースがたけし軍団や日光猿軍団と闘って負けたシーンまで描いている。阪神のシーズン成績が不振だった頃、よく「最下位脱出」のネタが使われていた[1]。
作品
[編集]連載中
- 『いも虫ランド』(スポーツニッポン)
- 1984年10月11日から掲載。大阪本社版では連載初期は掲載されず、1986年4月1日から掲載が開始された[2]。2013年1月24日の連載1万回達成時には、当日の朝刊終面を祝賀記事で飾った。2024年5月10日に、連載回数14000回に到達し、同紙4面で特集が組まれた。この記事によれば、連載中の一般紙・スポーツ紙の4コマ漫画では読売新聞朝刊「コボちゃん」(9日時点で14676回)に次ぐ2番目の長寿漫画であり、「ジャンケンポン」のギネス記録まであと約2000回という。
連載終了
- 『クレーンじいさん』(1980年 芳文社『週刊漫画TIMES』)
- 『ゲタばきかあちゃん』(1982年~1992年 芳文社『週刊漫画TIMES』)
- 『ワガママ坊ちゃん先生ランド』(小学館『ビッグコミックスペリオール』[3])
- 『かっとびレポ太』(学研 中学一年生コース)
- 『どんまいランド』(双葉社 アクションコミックスより「プロ野球 どんまいランド」のタイトルで全4巻[4]刊行)
- 『いつでも梅を』(サンデー毎日)
- 1990年代から2022年10月9日号[5]まで長期連載された。当初は「OL世紀末劇場」→「パロパロ新世紀劇場」として掲載し、会社のOL3人組を主人公としていた。現在の題名になってからは、特定の主人公を定めない時事4コママンガとなった。なお、連載回数は「OL世紀末劇場」から通算していた。
- 『ぶったまゲリラ』(1989年10月 ぶんか社より単行本全1巻刊行)
- 『どんぐり劇場』(リイド社 コミックジャックポット[6])
- 『どすこい天国』(1986年5月~1998年12月 ベースボール・マガジン社『相撲』)
受賞歴
[編集]- 第36回文藝春秋漫画賞受賞
脚注
[編集]- ^ 単行本で発行された『いも虫ランド』より
- ^ 2013年1月24日付スポーツニッポン大阪本社版終面記事より。
- ^ 創刊当初(1987年7月1日発売の創刊号(1987年7月15日号)より)連載。単行本は1990年にスタジオシップ(後の小池書院)より、全2巻で刊行。
- ^ 1988年~1991年の間に年1回ペースで刊行されたが、4巻目にあたる単行本は発売の年にあわせて「プロ野球 どんまいランド ’91」のタイトルで刊行。
- ^ サンデー毎日2022年10月9日号|毎日新聞出版 目次の項目に『〔いつでも梅を〕/1641 最終回』と記載あり。
- ^ 1990年前後あたりに、目次ページに掲載。