コモン英語訳聖書
Common English Bible | |
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正式名称 | Common English Bible |
略称 | CEB |
旧約聖書 出版時期 | 2011 |
新約聖書 出版時期 | 2010 |
完全版 出版時期 | 2011 |
対象年齢 | 7.0[1] |
出版社 | Christian Resources Development Corporation |
著作権状態 | Copyright 2010 Common English Bible Committee |
When God began to create the heavens and the earth -- the earth was without shape or form, it was dark over the deep sea, and God's wind swept over the waters -- God said, "Let there be light." And so light appeared.
For God so loved the world that he gave his only Son so that everyone who believes in him won't perish but will have eternal life. |
英語訳聖書 |
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ドゥアイ・リームズ聖書 (DRV, 1582年) |
コモン英語訳聖書(こもんえいごやくせいしょ、英文:Common English Bible)、略称CEBは、2011年にアメリカ合衆国のプロテスタントグループにより出版されたキリスト教英語訳聖書で、さらに読みやすい、理解しやすいことを目標とした。
概要
[編集]さまざまな教派に跨って世界の聖書の翻訳者と編集者がテネシー州ナッシュビルに集まり、各教派の出版社も含めてChurch Resources Cooperation を2009年に結成して、2011年には翻訳を終っている。 [2] 旧約聖書はビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシアのマソラ本文を使い、新約聖書はネストレ・アーラントのギリシャ語テキストを使っている。
聖公会、正教会、カトリック教会で使われる外典も含んだ版も出版されている。また、録音版もあり、付属の地図はナショナル ジオグラフィック協会から提供されている。米国聖公会はその公認聖書のひとつに『コモン英語訳聖書』をすでに入れている。 [3]
特徴
[編集]この訳の特徴は読みやすく、理解しやすいことを目標にしたもので、「まえがき」にいくつかの例を挙げている。[4]
- 翻訳の正確さと読みやすさのバランスを取った。
- これまで「son of man」などと訳されていたのを、「human one」または「the Human One」に
- 「Lord of hosts」を、「Lord of heavenly forces」に
- 測定値はインチ、フィートを使用。ただし、お金の単位は原文のまま。
- 脚注は最小限に。
など
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “CEB Comparison Chart”. 2010年8月7日閲覧。
- ^ 誰がCEBのスポンサーか? (英語)
- ^ 米国聖公会の使用聖書について (英語)
- ^ "Common English Bible" (2011, ISBN 978-1-60926-015-6)