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コリスミ酸リアーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コリスミ酸リアーゼ
識別子
EC番号 4.1.3.40
CAS登録番号 157482-18-3
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
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コリスミ酸リアーゼ
コリスミ酸リアーゼと生成物
識別子
略号 Chor_lyase
Pfam PF04345
Pfam clan CL0122
InterPro IPR007440
SCOP 1jd3
SUPERFAMILY 1jd3
利用可能な蛋白質構造:
Pfam structures
PDB RCSB PDB; PDBe; PDBj
PDBsum structure summary
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コリスミ酸リアーゼ(Chorismate lyase、EC 4.1.3.40)、以下の化学反応触媒する酵素である。

コリスミ酸4-ヒドロキシ安息香酸 + ピルビン酸

従って、この酵素の基質はコリスミ酸のみ、生成物は4-ヒドロキシ安息香酸ピルビン酸の2つである。

この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するオキソ酸リアーゼに分類される。系統名は、コリスミ酸 ピルビン酸リアーゼ (4-ヒドロキシ安息香酸形成)(chorismate pyruvate-lyase (4-hydroxybenzoate-forming))である。他に、CL、CPL、UbiC等とも呼ばれる。

この酵素は、ユビキノン生合成の第一段階を触媒する。大腸菌やその他のグラム陰性菌で、コリスミ酸からピルビン酸を除去し、4-ヒドロキシ安息香酸を生成する[1]。活性には、金属補因子は必要ない[2]

分布

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ガンマプロテオバクテリアベータプロテオバクテリアシアノバクテリアなどで遺伝子が同定されている。真核生物でも出芽酵母のようにシキミ酸経路を持つ生物では、この酵素を利用していると考えられている。

出典

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  1. ^ Nichols BP, Green JM (August 1992). “Cloning and sequencing of Escherichia coli ubiC and purification of chorismate lyase”. J. Bacteriol. 174 (16): 5309–16. PMC 206367. PMID 1644758. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC206367/. 
  2. ^ Siebert M, Severin K, Heide L (April 1994). “Formation of 4-hydroxybenzoate in Escherichia coli: characterization of the ubiC gene and its encoded enzyme chorismate pyruvate-lyase”. Microbiology (Reading, Engl.) 140 (4): 897–904. doi:10.1099/00221287-140-4-897. PMID 8012607. 

関連文献

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