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コリン・マッケイブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Colin MacCabe
コリン・マッケイブ
生年月日 (1949-02-09) 1949年2月9日(75歳)
出生地 イギリスの旗 イギリス
国籍 イギリスの旗 イギリス
職業 英文学者批評家映画プロデューサー
ジャンル 映画英文学
活動期間 1981年 -
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コリン・マッケイブColin MacCabe1949年2月9日 - )は、イギリス英文学者批評家映画プロデューサーである。ピッツバーグ大学教授、ロンドン大学バークベック校教授、エクセター大学客員教授を兼任する。ロンドン・コンソーシアム議長。

人物・来歴

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1949年(昭和24年)、イギリスに生まれる。

セント・ベネディクト校を卒業し、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに英文学等を学び[1]、同大学で学術のキャリアを始めた。1976年(昭和51年)、27歳のときの論文『ジェイムズ・ジョイスと言語革命』で同大学の博士号を取得した[1]ストラスクライド大学に赴任する[1]

初めてマッケイブが注目されたのは、1981年(昭和56年)、大学での長期在職権を否定されたときであった。それは、構造主義教育に関する英文学部の内部での論争は、公に知られるものであったが、その中心にいた彼のポジションのもたらした結果であった[2]

1985年(昭和60年)からピッツバーグ大学で英文学と映画学[1]1998年(平成10年)からエクセター大学で英文学と映画学[1]、ロンドン大学バークベック校では英文学を人文学を教えている。1985年 - 1989年(平成元年)、英国映画協会(BFI)の製作部長に就任、1989年 - 1998年、同協会の研究部長を歴任した[1]。その立場で、『映画百年』シリーズを含めて、映画を多数製作した。

広く映画と文学についての書物を発表しており、とくに小説家のジェームズ・ジョイス、映画作家のジャン=リュック・ゴダールについてや、言語史と言語論についてが重要である。

1993年(平成5年)、マーク・カズンズポール・ハーストリチャード・ハンフリーズとともに、ロンドン・コンソーシアムを設立し、現在議長をつとめる。

2005年(平成17年)5月11日 - 5月22日に開かれた第58回カンヌ国際映画祭で、エドワード・ヤンを審査委員長とした「ショート映画部門・学生映画部門」の審査員をつとめた。

主な著書

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  • Godard: Images, Sounds, Politics
    • 『ゴダール - 映像、音声、政治』、ローラ・マルヴィ / ミック・イートン共著、1980年
  • Tracking the Signifier: Theoretical Essays on Film, Linguistics, Literature, Minneapolis: University of Minnesota Press, 1985 ISBN 0816614601
  • Diary of a Young Soul Rebel, with Isaac Julien
  • The Eloquence of the Vulgar: Language, Cinema and the Politics of Culture, British Film Institut, 1999 ISBN 0851706770
    • 『卑俗なるものの雄弁術』、1996年
  • Godard: A Portrait of the Artist at 70. London: Bloomsbury, 2003.
    • 『ゴダール伝』堀潤之訳、みすず書房、2007年6月。ISBN 978-4622072591 

フィルモグラフィ

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特筆のないものはプロデューサーである。

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c d e f #外部リンク欄、みすず書房公式サイト内の「コリン・マッケイブ」の項リンク先の記述を参照。二重リンクを省く。
  2. ^ Newsweek, February 16 (1981), p. 95; see also Philip Lewis, "The Post-Structualist Condition," Diacritics 12:1 (1982): 2-24, p. 2.

外部リンク

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