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コンスタンティノス・ライフィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コンスタンティノス・ライフィス
名前
ラテン文字 Konstantinos Laifis
Constantinos Laifis
ギリシャ語 Κωνσταντίνος Λαΐφης
基本情報
国籍 キプロスの旗 キプロス
生年月日 (1993-05-19) 1993年5月19日(31歳)
出身地 パラリムニ
身長 186cm
体重 77kg
選手情報
在籍チーム ベルギーの旗 スタンダール・リエージュ
ポジション DF(CB/LB)/MF(DMF)
背番号 34
利き足 左足
ユース
2007-2009 キプロスの旗 エノシス・ネオン・パラリムニ
2009-2011 イングランドの旗 ノッティンガム・フォレスト
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012-2016 キプロスの旗 アノルトシス 63 (8)
2013 キプロスの旗 アルキ・ラルナカ(loan) 15 (1)
2016-2018 ギリシャの旗 オリンピアコス 0 (0)
2016-2018 ベルギーの旗 スタンダール・リエージュ(loan) 68 (2)
2018- ベルギーの旗 スタンダール・リエージュ 98 (5)
代表歴2
2009-2010  キプロス U-17
2010-2012  キプロス U-19 8 (0)
2013-2014  キプロス U-21 6 (0)
2014-  キプロス 34 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年7月1日現在。
2. 2020年5月1日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

コンスタンティノス・ライフィスギリシア語: Κωνσταντίνος Λαΐφης1993年5月19日 - )は、キプロスのサッカー選手。キプロス代表。ポジションはDFまたはMF

クラブ歴

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ユース

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パラリムニ英語版に生まれ、幼少期はエノシス・ネオン・パラリムニFCの下部組織でサッカーをするだけでなく、テニスも行っていた。2009年、16歳の時に他のキプロス人選手とともにノッティンガム・フォレストFCの下部組織に移籍[1][2]。2年目にはU-18チームでレギュラーの座を掴むようになり、プレミアアカデミーリーグでクラブは2位、個人としても1得点の結果を残した[3]。3年目もノッティンガム・フォレストに在籍したが、2011年末にキプロスに戻りアノルトシス・ファマグスタのトレーニングに参加、2012年1月に選手として加入した[4]。ノッティンガム・フォレストとの契約は双方合意で解除した[5][6]

アノルトシス・ファマグスタ

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翌月に行われたキプロス・カップで61分にヴァンサン・ラバンに代わって出場し選手初出場[7]。しかしその後は2013年7月まで出場が無く、この時もヴァレンティノス・シエリスアンドレアス・アヴラームが負傷し、左サイドバックがいなくなったためにプレシーズンマッチで出場機会を得たという状態であった[8]。ここで良いパフォーマンスを見せたため、UEFAヨーロッパリーグ 2013-14 予選ゲフレIF戦でフル出場したものの、既に行われていた第1試合での3-0のリードを4-0でひっくり返され、敗北した[9]

2013-14シーズンはその後、アルキ・ラルナカFCに期限付き移籍した[10]。2014年1月に復帰するまで、キプロス・ファーストディビジョンで15試合1得点の結果を残した[11]

復帰後も残り半年のシーズンで10試合に出場[12]、レギュラーの座を確保し、翌シーズンもリーグ戦で24試合、2015-16シーズンもリーグ戦で29試合に出場した[13][14]

スタンダール・リエージュ

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2016年6月、ギリシャ・スーパーリーグオリンピアコスFCに移籍。「オリンピアコスがオファーを出してきた時、何ら問題に思う所はなかった。自分のキャリアの中で最高の事だ。考え直す事すらなかった、ギリシャで最高のクラブに加入するのだから。」と述べた[15]。しかし翌週には買取オプションつきでスタンダール・リエージュへの期限付き移籍が決まった[16]。ベルギーですぐに成功を収めた彼にはACFフィオレンティーナトリノFCボローニャFC、さらにはSCフライブルクを始めとするドイツ勢が関心を示した。彼の代理人は「私がスタンダール・リエージュへの期限付き移籍を誂えたわけではない、スタンダール・リエージュとオリンピアコスの関係も良いし、オリンピアコス側も彼をきちんと見ている。」と述べ、ベルギーで上手くいっている事は認めた他方、オリンピアコスへの将来的な復帰に関しては何も言及しなかった[17]。2018年7月1日にスタンダール・リエージュは150万ユーロで彼を買い取って3年契約を締結、結局オリンピアコスでプレーする事はなかった。

代表歴

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アンダー代表の頃から全ての年代での出場経験がある[2][18]。U-19代表ではUEFA U-19欧州選手権2012予選[19]、U-21代表ではUEFA U-21欧州選手権2015予選に参加した[20][21][22]

A代表初出場は2014年11月16日に行われたUEFA EURO 2016予選・グループBアンドラ代表戦で、試合は5-0の勝利に終わった[23]。代表初得点は2016年11月13日に行われた2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選グループHジブラルタル代表戦であった。

参考文献

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  1. ^ 2009–2010 Academy Players”. Nottingham Forest F.C. 27 May 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。27 May 2010閲覧。
  2. ^ a b Academy Players 2010–11 Season”. Nottingham Forest F.C. 29 September 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。29 September 2010閲覧。
  3. ^ Academy Reports 2010–11”. Nottingham Forest F.C. 5 September 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。5 September 2011閲覧。
  4. ^ “Επένδυσε στον Κωνσταντίνο Λαΐφη [Invested in Constantinos Laifis]” (Greek). (29 November 2011). http://www.sentragoal.com.cy/article.asp?catid=19170&subid=2&pubid=128875099 17 August 2013閲覧。 
  5. ^ List of Scholars Whose Registrations have been Cancelled by Mutual Consent Between 01/01/2012 and 31/01/2012”. The Football Association. 18 August 2013閲覧。
  6. ^ “Ανόρθωση: Εγγράφεται στην ΚΟΠ και ο Λαΐφης [Anorthosis: Laifis registered with CFA]” (Greek). (31 January 2012). オリジナルの14 August 2013時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20130814152154/http://www.balla.com.cy/3/14_Protathlima_Marfin_Laiki/13948_Anorthosi_Egrafete_stin_KOP_ke_o_La%CE%90fis 17 August 2013閲覧。 
  7. ^ Anorthosis vs. APOP Kinyras 3–0”. Soccerway. Global Sports Media. 18 August 2013閲覧。
  8. ^ “Αρπάζει την ευκαιρία ο Λαΐφης [Laifis grabs his chance]” (Greek). 24sports. (6 July 2013). http://www.24sports.com.cy/index.php?pageaction=kat&modid=1&artid=67888 18 August 2013閲覧。 
  9. ^ UEFA Europa League 2014: Gefle–Anorthosis”. UEFA. 18 August 2013閲覧。
  10. ^ “Αλκή: Πήρε ακόμη ένα ταλέντο [Alki: got another talent]” (Greek). (30 August 2013). http://sports.politis-news.com/cgibin/hweb?-A=125023&-V=onlinenews 25 November 2015閲覧。 [リンク切れ]
  11. ^ “Επέστρεψε ο Λαΐφης [Laifis returned]” (Greek). (31 January 2014). http://www.kerkida.net/articles/a-katigoria/eidiseis/anorthosi/27254-epestrepse-o-laifis 25 November 2015閲覧。 
  12. ^ K. Laifis”. Soccerway. Perform Group. 25 November 2015閲覧。
  13. ^ ΚΩΝΣΤΑΝΤΙΝΟΣ ΛΑΙΦΗΣ Στατιστικά 2015” [Konstantinos Laifis Statistics 2015] (Greek). Cyprus Football Association. 9 July 2016閲覧。
  14. ^ ΚΩΝΣΤΑΝΤΙΝΟΣ ΛΑΙΦΗΣ Στατιστικά 2016” [Konstantinos Laifis Statistics 2016] (Greek). Cyprus Football Association. 9 July 2016閲覧。
  15. ^ Hajiloizis, Mario (30 June 2016). “Olympiacos sign Konstantinos Laifis from Anorthosis”. http://www.sigmalive.com/en/sports/football/cyprus-football/146464/olympiacos-sign-konstantinos-laifis-from-anorthosis 9 July 2016閲覧。 
  16. ^ Laifis Konstantinos rejoint les Rouches” [Konstantinos Laifis joins the Reds] (French). Royal Standard de Liège (9 July 2016). 9 July 2016閲覧。
  17. ^ Après la Bundesliga, le Calcio s'intéresse à Laifis” (French). www.sportsactu.be (25 December 2016). 26 December 2016閲覧。
  18. ^ Taylor, Paul (31 March 2011). “Forest's latest investment could be their wisest yet”. Nottingham Evening Post. http://www.thisisnottingham.co.uk/Paul-Taylor-column-Forest-s-latest-investment-wisest/story-12172201-detail/story.html 18 August 2013閲覧。 
  19. ^ Kostas Laifis: Under-19”. UEFA. 18 August 2013閲覧。
  20. ^ Scholten, Berend (25 March 2013). “Belgium up and running against Cyprus”. UEFA. 18 August 2013閲覧。
  21. ^ Cyprus ease past Northern Ireland”. UEFA (30 May 2013). 18 August 2013閲覧。
  22. ^ Amical: U21 Romania – U21 Cipru 0–2” (Romanian). Romanian Soccer (14 August 2013). 18 August 2013閲覧。
  23. ^ Leonidou, John (16 November 2014). “Efrem powers Cyprus to Andorra triumph”. UEFA. 10 February 2015閲覧。

外部リンク

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