ゴットハード (アルバム)
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『ゴットハード』 | ||||
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ゴットハード の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | アメリカ合衆国カリフォルニア州ハリウッド フォートレス・レコーダーズ[1] | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アリオラ・レコード/BMG | |||
プロデュース | クリス・フォン・ローア | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴットハード アルバム 年表 | ||||
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『ゴットハード』(Gotthard)は、スイスのハードロック・バンド、ゴットハードが1992年に発表した初のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]クロークスの創設メンバーとして知られるクリス・フォン・ローアに認められたことで、ゴットハードはBMGとの契約を得て、フォン・ローアは本作以降、彼らのアルバムでプロデュースや曲作りに携わった[3]。「ファイアダンス」と「ゲット・ダウン」には、ヴィヴィアン・キャンベルがゲスト参加している[3]。
「ハッシュ」はジョー・サウスがビリー・ジョー・ロイヤルのために書き下ろした曲で、ディープ・パープルによるカヴァーがシングル・ヒットしたことでも知られる。なお、スティーヴ・リーは2004年に行われたMelodickRock.comによるインタビューにおいて、ゴットハードがディープ・パープルのフランス公演でオープニング・アクトを務めた際、イアン・ギランがゴットハードのヴァージョンを絶賛して「"Hush"を演奏すべきだ」と言ったというエピソードを明かしている[4]。
反響
[編集]本作はバンドの母国スイスにおいて、1992年3月1日付のアルバム・チャートで初登場32位となり、その後、最高5位を記録して[2]、1992年の年間アルバム・チャートでは8位となる[5]。また、本作からシングル・カットされた「オール・アイ・ケア・フォー」はスイスのシングル・チャートで13位に達し[6]、続く「ハッシュ」は26位に達した[7]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はスティーヴ・リーとレオ・レオーニの共作。
- スタンディング・イン・ザ・ライト - "Standing in the Light" – 3:55
- ダウンタウン - "Downtown" – 3:05
- ファイアダンス - "Firedance" (Steve Lee, Leo Leoni, Chris von Rohr) – 6:13
- ハッシュ - "Hush" (Joe South) – 4:04
- ミーン・ストリート・ロケット - "Mean Street Rocket" (S. Lee, L. Leoni, C. von Rohr) – 3:53
- ゲット・ダウン - "Get Down" (C. von Rohr, Mauser) – 3:23
- テイク・ミー - "Take Me" – 3:44
- エンジェル - "Angel" – 5:32
- ロンリー・ハートエイク - "Lonely Heartache" – 3:45
- ハンター - "Hunter" – 4:15
- オール・アイ・ケア・フォー - "All I Care For" – 3:11
- ザッツ・イット - "That's It" (L. Leoni, Hena Habegger) – 1:18
2009年日本盤SHM-CDボーナス・トラック
[編集]- ダウンタウン(ライヴ・ヴァージョン) - "Downtown (Live Version)" – 2:59
参加ミュージシャン
[編集]ゲスト・ミュージシャン
- ヴィヴィアン・キャンベル - リードギター(on #3, #6)
- パット・リーガン - キーボード
- Neil Otupacca - キーボード
脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b Gotthard - Gotthard - hitparade.ch
- ^ a b Gotthard | Biography | AllMusic - Artist Biography by Jason Birchmeier
- ^ MelodicRock.com Interviews: Gotthard.
- ^ Schweizer Jahreshitparade 1992 - hitparade.ch
- ^ Gotthard - All I Care For - hitparade.ch
- ^ Gotthard - Hush - hitparade.ch