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ゴマ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴマ科
ゴマSesamum indicum)の花
分類クロンキスト体系
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: シソ目 Lamiales
: ゴマ科 Pedaliaceae
学名
Pedaliaceae R.Br.1810
タイプ属
Pedalium D. Royen ex L. [1]
和名
ゴマ科
  • 本文参照
Uncarina ankaranensis

ゴマ科(ゴマか、Pedaliaceae)は、双子葉植物の科である。APG植物分類体系ではシソ目に属す。東南アジアから南アジア、マダガスカル、アフリカ南部にかけて、熱帯地方を中心に分布し、大部分がである。作物のゴマ(胡麻)が最も有名で、胡麻の種子と、それを搾って得られるごま油は、今や世界的に重要な食材になっている。日本にも水草ヒシモドキが自生している。

狭義のゴマ科は14属50種ほどで、クロンキスト体系の分類ではさらにツノゴマ科(5属17種ほど)もゴマ科に含めているが、APG分類体系では別科とする。

花は合弁花で、花びらは筒状、先は5裂する。果実は胡麻のように多数の種子を含む蒴果のほか、堅果もあり、とげを持つもの(ツノゴマ、ヒシモドキなど)もある。ツノゴマ科は葉や茎の表面の毛から粘液を分泌し、中にはこれで虫を捕らえる食虫植物もある(Ibicella属)。

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狭義のゴマ科

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クロンキスト体系に含まれる属

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脚注

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  1. ^ Pedaliaceae Tropicos