ゴライアスガエル
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ゴライアスガエル | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ゴライアスガエル Conraua goliath
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保全状況評価[a 1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Conraua goliath (Boulenger, 1906) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ゴライアスガエル | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Goliath frog | ||||||||||||||||||||||||||||||
ゴライアスガエル(Conraua goliath)は、両生綱無尾目ゴライアスガエル科に分類されるカエル。別名ゴリアテガエル。
分布
[編集]形態
[編集]体長17-32センチメートル[1][3]。四肢を含めた長さが80.5センチメートル[2]。最大体重3.3キログラムと無尾目最大種[2][3][4]。種小名goliathや英名は旧約聖書の巨人ゴリアテ(ゴライアスは英語読み)に由来する[4]。背面の皮膚には粒状の突起が密集する[1]。背面の体色は緑がかった黄褐色[1][4]、四肢腹面の体色は黄色や橙色[2]。
幼生は全長4-5センチメートル[3]。変態直後の幼体は体長1.4センチメートル[2]。オスは左右の眼の間に黒い斑紋が入る[2]。
鳴嚢(めいのう)が無いため、鳴くことがほとんどないと言われている。
生態
[編集]熱帯雨林内を流れる底質が砂で、溶存酸素量が多い水温16-23 ℃の渓流に生息する[1][2][3]。水辺からほとんど離れずに生活する。
食性は動物食で、昆虫、サソリ、甲殻類、魚類、カエルなどを食べる[1][3]。
繁殖形態は卵生。6月に岩の下にある水草に卵を産む[2]。幼生は約3か月で変態し幼体になる[2]。
人間との関係
[編集]開発による生息地の破壊、水質汚染、食用やまじない用、皮用やペット用の乱獲などにより生息数が減少している[2]。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。流通はまれ[1]。大型種である上に跳躍力が強く、餌付きが悪いため飼育は難しいとされる[1]。
参考文献
[編集]- ^ a b c d e f g h 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル1 ユーラシア大陸、アフリカ大陸とマダガスカル、オーストラリアと周辺の島々のカエル』、誠文堂新光社、2004年、68、141頁。
- ^ a b c d e f g h i j 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社、2000年、128、235頁。
- ^ a b c d e f 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、271頁。
- ^ a b c d 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、48頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ^ a b
The IUCN Red List of Threatened Species
- Jean-Louis Amiet 2004. Conraua goliath. In: IUCN 2012. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2012.1.