ゴーリキー鉄道支社
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ゴーリキー・モスコフスキー駅旧駅舎の別棟 | |
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設置 | 1961年 |
支社所在地 | ロシア連邦 ニジニ・ノヴゴロド市 |
電信コード | ГОР |
路線総延長 | 7987km |
ゴーリキー鉄道支社(ゴーリキーてつどうししゃ、ロシア語: Горьковская железная дорога)は、ロシア鉄道公開株式会社(Филиал ОАО «РЖД»)の支社の一つであり、1961年に創設された。中央連邦管区に属するヴラジーミル州、リャザン州と、沿ヴォルガ連邦管区に属するニジニ・ノヴゴロド州、キーロフ州、モルドヴィア共和国、チュヴァシ共和国、ウドムルト共和国、タタールスタン共和国、マリ・エル共和国のロシア鉄道線を管轄する。本部はニジニ・ノヴゴロドに設置されているが、支社名はソ連時代の同市の名称であった「ゴーリキー」のままである。
歴史
[編集]モスクワ - ウラジーミル - ニジニ・ノヴゴロド間の鉄道は1858年に建設が始まり、4年後の1862年に開業した。当初は民間企業による運営であったが、1893年に国有化された。ムーロム鉄道は1880年に開業した。モスクワ・カザン鉄道は1912年に私鉄として開業したが、6年後の1918年にはボリシェヴィキによって国有化された。
旧ゴーリキー鉄道局は1936年に設立された。モスクワ・カザン鉄道局もこの時独立した鉄道局として設立された[1]。 現在のゴーリキー鉄道局が成立したのは1961年である。このときモスクワ・カザン鉄道局は旧ゴーリキー鉄道局に吸収合併され、現在の形になった。1971年にはレーニン勲章を受賞している。2010年には高速列車サプサンが運行される3番目の支社となった。
軌間750mmのナローゲージ路線も運行していたが、2008年に廃止された。