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ゴールドラッシュ (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴールドラッシュ
監督 和泉聖治
脚本 坂田義和
水谷俊之
和泉聖治
原作 森永博志『原宿ゴールドラッシュ』
出演者 大友康平
南野陽子
布施博
相田翔子
ジョニー大倉
撮影 東原三郎
編集 福田憲二
配給 東映
公開 日本の旗 1990年12月12日
上映時間 95分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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『ゴールドラッシュ』は、1990年12月12日に公開された日本映画大友康平の映画初主演作品である[1]ワニブックス・ケイマネージメントオフィス制作、東映配給。A面『きんぴら』と併映された1991年の東映正月映画[1][2]

原作は森永博志1985年ノンフィクション『原宿ゴールドラッシュ』[2][3][注 1]キャットストリート渋谷側入口に立つピンクドラゴン」の経営者で[4][5]、1970年代の原宿ストリートカルチャーの開祖と言われた「山崎眞行」をフィーチャーしたものである[6]

一攫千金を夢見て250万円を持って北海道から上京した青年が[2]、「ピンクドラゴン」を経営して1974年から1985年までで25億円を稼いだ[2]原宿を舞台とした青春サクセスストーリー[2]

キャスト

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スタッフ

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製作

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黒澤明の息子・黒澤久雄が原作出版の直後に映画化を準備したが、実現に至らず[2]。1990年秋、東映により製作が決定[1]。当初は東映洋画系で公開と発表されたが[2]、洋画系は『BEST GUY』になり、本作は東映本番線で公開された[1]。1990年9月に銀座の東映本社で行われた製作発表会見では、小野田啓東映宣伝部長より「ヤング映画で打って出る正月の東映の看板を背負ってもらう」と紹介された大友康平が「責任は重いけど背負って立ちます」と宣言した[1]。また「芝居など小学校の頃からやったことはなくてどうなることか。(所属)事務所の会長が酒の席でオレの出演を勝手に決めたんだ。『稲村ジェーン』の桑田さん天才だけどオレは凡才。でも『凡才は忘れた頃にやってくる』がオレの信条』などと話した[1]。また本作にWink相田翔子が、併映の『きんぴら』に鈴木早智子が別々に出演したことも話題を呼んだ[1]。前年、東映東京撮影所の所長として正式に東映入りした岡田裕介は「この2本で正月の幕を開ける」とブチ上げた[1]

1990年9月中旬クランクイン[2]、11月下旬クランクアップ[1]

脚注

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注釈

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  1. ^ 初版文庫は内容が異なる。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 「東映、91年正月映画 ヤングターゲットの2本立」『映画時報』1990年10、11月号、映画時報社、19頁。 
  2. ^ a b c d e f g h 「日本映画ニュース・スコープ 新作紹介」『キネマ旬報』1990年9月下旬号、キネマ旬報社、142頁。 
  3. ^ 上田慎一郎×森永博志 「『原宿ゴールドラッシュ』を読んだ僕が『カメラを止めるな!』を撮るまで」
  4. ^ 50sロカビリーブームの始まり。原宿〈PINK DRAGON〉カルチャーの震源地へ Vol.1
  5. ^ 【16位】ピンクドラゴン(昭和の原宿) 出没!アド街ック天国
  6. ^ ゴールドラッシュ”. 日本映画製作者連盟. 2023年1月23日閲覧。

外部リンク

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