サテライト釧路
表示
サテライト釧路 | |
---|---|
基本情報 | |
所在地 | 北海道白糠郡白糠町庶路甲区6-16 |
開設日 | 1995年7月9日[1] |
閉場日 | 2002年11月11日[2] |
施設設置者 | ブイ・ビジネス・オーエーケー |
管理施行者 | 弥彦村(弥彦競輪場) |
発売窓口 | 15[1] |
最寄駅 | 根室本線庶路駅 |
サテライト釧路(サテライトくしろ)は、弥彦競輪場が北海道白糠郡白糠町に設置していた競輪場外車券売場。
概要
[編集]1989年5月に東京の経営コンサルタント会社が白糠町に競艇・競輪場外発売場の新設を打診[3]、白糠町の千葉清町長(当時)が場外発売場の積極的誘致の意向を示し[4]、その後栃木県宇都宮市のブイ・ビジネス・オーエーケーが主体となり1994年9月に着工[5]。当初1993年開業を目指したが、ボートピア釧路が先行して開業したこともあり建物を当初の3分の1に縮小し開発を行った[5]。道東初の競輪場外発売場として1995年7月7日に竣工開所式の後[6]、9日に開業[1]。
ブイ・ビジネス・オーエーケーが弥彦村などに賃貸する形で[5]、当初弥彦競輪場を中心に前橋・立川競輪も含め年間200日間発売し1日あたりの目標として売上700万円・入場者350人を見込んだ[1]。開業初日は686万円を売り上げたものの、その後数ヶ月は近隣の橋梁工事に伴うアクセスの悪さもあり平均200万円程度に落ち込んだ[7]。
白糠町には固定資産税・寄付金をあわせ年1000万円程度が支払われていたが、年間売上が目標の半分程度の4-5億円程度に留まり累積赤字が2億6千万円程度に達して従業員の一時帰休などの経費削減を行うも収支が改善しないことや、かねてからあったギャンブル施設設置反対の声が根強かったため、2002年8月に弥彦競輪場の年度内の開催終了をもっての撤退を決定し[8]、11月11日をもって閉鎖[2]。
施設
[編集]アクセス
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 9日にオープンサテライト釧路 道東初の競輪場外車券場白糠町庶路 - 釧路新聞1995年7月6日
- ^ a b きのう今日あす地方版から 競輪の場外車券場が閉鎖 白糠 - 北海道新聞2002年11月12日夕刊
- ^ 「白糠に舟券、車券売場を」東京の会社が打診-北海道新聞1989年5月20日朝刊
- ^ 千葉白糠町帳が誘致に積極姿勢 舟券、車券売り場問題 - 北海道新聞1989年5月27日朝刊
- ^ a b c 道内3番めの競輪場外券売り場 白糠で来月にも着工 - 北海道新聞1994年8月19日朝刊27面
- ^ サテライト釧路が開所白糠道東発の場外車券売場 - 釧路新聞1995年7月8日
- ^ 白糠サテライト釧路 オープン以来大苦戦 ボートピアも秋から下降 関係者PRに躍起 - 北海道新聞1995年12月6日夕刊道東版
- ^ a b c d 白糠場外車券場11月に撤退 売上不振で経営難 - 2002年8月10日北海道新聞朝刊25面釧路版
- ^ a b c 競輪の楽しさ、今日から満喫!道東初!<場外車券売場>サテライト釧路 - 釧路新聞1995年7月7日
外部リンク
[編集]- 全国競輪場ガイド サテライト釧路 - 競輪らんど(日本自転車振興会)