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サトルヴァシコバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サトルヴァシコバ
基本情報
本名 小林 悟(こばやし さとる)
通称 サトルッチ
階級 スーパーライト級
ライト級
身長 170cm
体重 65kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1974-07-05) 1974年7月5日(50歳)
出身地 東京都
スタイル 新空手
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サトルヴァシコバSatoru Vasikoba1974年7月5日 - )は、日本男性キックボクサー。本名は小林 悟(こばやし さとる)。東京都出身。勇心館所属。新空手二段。元WFCAタイボクシング世界スーパーライト級王者。元全日本ライト級王者。

来歴

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下積み時代

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1999年9月3日、全日本キックボクシング連盟でプロデビュー。デビュー当時のリングネームは小林サトル

憧れの選手「小林聡」と名前が似ていたため、3戦目にリングネームをサトル・ヴァシコバに改名(のちにサトルヴァシコバへ)。

2002年5月3日、東京武道館第一武道場で行われた第13回全日本新空手道選手権大会に出場。決勝戦で高谷裕之を本戦判定2-0で下し軽中量級で優勝した[1]

2004年3月13日、全日本キックボクシング連盟「全日本ライト級最強決定トーナメント 1st.STAGE」のトーナメント1回戦で高谷裕之と対戦。2Rに左ハイキックでダウンを奪い、判定勝ち。

2004年4月16日、全日本キックボクシング連盟「全日本ライト級最強決定トーナメント 2004 2nd.STAGE」のトーナメント2回戦で小林聡と対戦。3Rにはノーガードでのパンチの打ち合いとなり、最後はスタンディングダウンを奪い、判定勝ち。

2004年6月18日、全日本キックボクシング連盟「全日本ライト級最強決定トーナメント 2004 FINAL.STAGE」のトーナメント準決勝でサムゴー・ギャットモンテープと対戦。前日計量を4度失敗するなど減量に苦しんだサムゴーに0-3の判定負け。

2004年8月、リアム・ハリソンに判定負け。

世界王座獲得

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2005年9月9日、オランダレーワルデンで行われたWFCAタイボクシング世界スーパーライト級(63.5kg)王座決定戦に出場。オマー・"マッドドッグ"・ファン・ベンローイ(オランダ / WFCAタイボクシングヨーロッパスーパーライト級王者)に2RKO勝ちし王座を獲得した。なお、オマーはクリス・ファン・ベンローイの実弟である。なお、ルールは肘打ちなしでK-1ルールに近い形だった。またWFCAでは、タイボクシング部門とムエタイ部門があり、サトルヴァシコバが獲得したのは前者である。

全日本王座獲得

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2006年1月4日に行われた全日本キックボクシング連盟ライト級王座決定戦で、吉本光志(同級2位/IKMF東洋ライト級王者)を2R2:30TKOで下し、第16代ライト級王者となった。

2006年7月23日に初防衛戦を行い、増田博正(同級2位)に膝蹴りをもらい、額をカットされドクターストップによる3R2:13TKO負けで王座から陥落した。

2006年10月8日、AJKF「青春塾祭り 〜Naokick's〜」で行われたファッションショーに藤原あらしと共にモデルとして登場した[2]

K-1出場

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2006年9月4日、「K-1 WORLD MAX 2006 〜世界王者対抗戦〜」オープニングファイトのタカ・オサミツ(新日本キックボクシング協会)戦でK-1初参戦。わずか1分の間にすべてパンチで3ダウンを奪い、1RKO勝ち。デビュー戦を白星で飾った。翌年1月28日の「全日本キックボクシング連盟 2006年間表彰式&2007新年会」でKO賞を受賞する。

2007年2月5日、「K-1 WORLD MAX 2007 〜日本代表決定トーナメント〜」のリザーブファイトで安廣一哉と対戦し、判定負け。2月9日にケジメとして髪の毛を剃り、保持していたWFCA世界スーパーライト級王座を返上した。

2007年4月4日、「K-1 WORLD MAX 2007 〜世界最終選抜〜」でパク・ウィング・ヒョング(香港 / 2006年WMC南太平洋王者)と対戦し、開始早々ロープに追い詰めラッシュをしかけるも右膝蹴りをカウンターで顎にもらい1R0:33TKO負け。

2007年10月3日、K-1 WORLD MAX 2007 〜世界一決定トーナメント決勝戦〜のオープニングファイトでムラット・ディレッキーと対戦し、2R左膝蹴りでKO負け。

戦績

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キックボクシング 戦績
29 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
16 8 8 0 1
12 6 6 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 廣野祐 3R終了 判定0-3 全日本キックボクシング連盟「New Year Kick Festival 2008」
【70'sトーナメント リザーブファイト】
2008年1月4日
× ムラット・ディレッキー 2R 0:29 KO(左膝蹴り) K-1 WORLD MAX 2007 〜世界一決定トーナメント決勝戦〜
【オープニングファイト】
2007年10月3日
× パク・ウィング・ヒョング 1R 0:33 TKO(右膝蹴り) K-1 WORLD MAX 2007 〜世界最終選抜〜 2007年4月4日
× 安廣一哉 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD MAX 2007 〜日本代表決定トーナメント〜
【リザーブファイト】
2007年2月5日
タカ・オサミツ 1R 0:55 KO(左ストレート) K-1 WORLD MAX 2006 〜世界王者対抗戦〜 2006年9月4日
× 増田博正 3R 2:13 TKO(カット) 全日本キックボクシング連盟「Spear of Destiny」
【全日本ライト級タイトルマッチ】
2006年7月23日
シンバード・シットバンク 5R終了 判定1-0 全日本キックボクシング連盟「SWORD FIGHT 2006」 2006年3月19日
吉本光志 2R 2:30 KO(左フック) 全日本キックボクシング連盟「New Year Kick Festival 2006」
【全日本ライト級王座決定戦】
2006年1月4日
山田健博 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「Fight Must Go On」
【全日本ライト級王座決定トーナメント 準決勝】
2005年11月12日
オマー・"マッドドッグ"・ファン・ベンローイ 2R KO(パンチ連打) RISING SUN 6(オランダ)
【WFCAタイボクシング世界スーパーライト級王座決定戦】
2005年9月9日
× 山本雅美 2R 3:00 TKO(眉間カット) 全日本キックボクシング連盟「STRAIGHT」 2005年5月15日
藤牧孝仁 2R 2:39 KO(左ストレート) 全日本キックボクシング連盟「RUSH!」 2005年3月18日
× 白鳥忍 5R終了 判定0-3 全日本キックボクシング連盟「SURVIVOR」
【全日本ライト級王座決定戦】
2005年1月4日
吉本光志 2R 0:31 KO(左フック) 全日本キックボクシング連盟「The Championship」
【全日本ライト級王座決定トーナメント 準決勝】
2004年11月19日
× リアム・ハリソン 5R終了 判定0-2 全日本キックボクシング連盟「SUPER FIGHT -LIGHTNING-」 2004年8月22日
× サムゴー・ギャットモンテープ 3R終了 判定0-3 全日本キックボクシング連盟
「全日本ライト級最強決定トーナメント2004 FINAL STAGE」
【準決勝】
2004年6月18日
小林聡 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟
「全日本ライト級最強決定トーナメント2004 2nd STAGE」
【2回戦】
2004年4月16日
高谷裕之 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟
「全日本ライト級最強決定トーナメント2004 1st STAGE」
【1回戦】
2004年3月13日
竹村健二 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「Wilderness」 2004年1月4日
村山良和 1R 1:32 KO(左ストレート) 全日本キックボクシング連盟「SCRAMBLE」 2003年11月23日
× 山本真弘 2R 2:43 TKO(カット) 全日本キックボクシング連盟「HURRICANE BLOW」 2003年8月17日
ラスカル・タカ 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「DEAD HEAT」 2003年6月20日
× 山本元気 1R終了時 TKO(左目尻カット) 全日本キックボクシング連盟「BACK FROM HELL-II」 2002年12月8日
× 竹村健二 3R終了 判定0-3 全日本キックボクシング連盟「Brandnew Fight」
【全日本フェザー級王座決定トーナメント 準決勝】
2002年10月17日
嵐田茂 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「LIGHT ON!」 2001年11月30日
岩浅晶士 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「REVOLVER」 2001年9月7日
森下知之 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「BE WILD」 2001年2月16日
中込陽介 2R 2:39 KO 全日本キックボクシング連盟「LEGEND-X」
【フレッシュマンファイト】
2000年11月29日
赤松秀樹 1R 1:40 KO 全日本キックボクシング連盟「WAVE-VI」 1999年9月3日

獲得タイトル

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  • アマチュア
    • 2001年度全日本新空手道選手権大会 軽中量級 優勝(2002年5月3日)
  • プロ
    • WFCAタイボクシング世界スーパーライト級王者(0度防衛)
    • 第16代全日本ライト級王者(0度防衛)

脚注

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出典

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  1. ^ 第13回 全日本新空手道選手権大会”. 新空手道連盟公式サイト (2002年5月3日). 2010年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
  2. ^ 全日本キック 10.8 新宿:Naokick's盛況 BoutReview 2006年10月8日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
白鳥忍
第16代全日本ライト級王者

2006年1月4日 - 2006年7月23日

次王者
増田博正