サルベージ経路
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サルベージ経路(サルベージけいろ、salvage pathway)は、ヌクレオチド(プリンとピリミジン)の分解経路の中間体から再びヌクレオチドを合成する経路である。
サルベージ経路はRNAとDNAの生分解で生成した核酸塩基とヌクレオチドの再生で使われる。脳や赤血球などのいくつかの組織はヌクレオシドの de novo の生合成能が低い、または持たないため、これは重要な経路である。
基質
[編集]プリン
[編集]ヌクレオシド | 酵素 | ヌクレオチド |
ヒポキサンチン | ヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ (HGPRT) | IMP |
グアニン | ヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ (HGPRT) | GMP |
アデニン | アデニンホスホリボシルトランスフェラーゼ (APRT) | AMP |
- レッシュ・ナイハン症候群はHGPRTの欠乏に関連する。
ピリミジン
[編集]チミジンはチミジンキナーゼによってチミジル酸(TMP)に再生される。