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いわきサンシャインマラソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いわきサンシャインマラソン
開催地 日本の旗 日本いわき市
開催時期 2月
種類 ロードコース
距離 フルマラソン
10km
5km
2km
創立 2010年
公式サイト www.iwaki-marathon.jp

いわきサンシャインマラソンは、福島県いわき市小名浜地区を中心に開催される2010年創立の市民参加型の長距離走大会(市民マラソン)である。

概要

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2010年2月14日に初めて開催された。第2回大会終了の1か月後に東日本大震災が発生したが、中止されることなく2012年に第3回大会が開催。この回より「日本の復興を「いわき」から~」のサブタイトルが付いた。

2014年に開催予定だった第5回大会は、前日からの大雪のため開催中止。2019年も積雪により中止、さらに2020ー22年も新型コロナウイルス大流行懸念で4年連続で中止[1]

2015年の第6回大会は、全種目合わせて1万人を超える参加者を集め[2]、東北最大級のマラソン大会となっている。

2024年より東京都港区の「MINATOシティハーフマラソン」と提携して相互に上位選手を派遣している[3]

種目

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フルマラソンの部
  • コース:いわき市陸上競技場(スタート) → 御代坂交差点 → 橋出南交差点 → 江名地区(折り返し) → いわきマリンタワーアクアマリンふくしま → 日産いわき工場前 → アクアマリンふくしま(ゴール)
    • 丘の上のスタート地点から海沿いに下りていくため、マラソンコースとして認められる許容標高差42mにかなり近く市民マラソンとしてはタイムが期待できる。
  • 男女とも総合の部、30-39歳の部、40-49歳の部。50-59歳の部、60-69歳の部、70歳以上の部に別れる
  • 制限時間:6時間、途中関門あり
10kmの部
  • コース:アクアマリンふくしま(スタート) → 浮間化学前(折り返し) → アクアマリンふくしま(ゴール)
  • 男子は高校生の部、39歳以下の部、30-39歳の部、40-49歳の部。50-59歳の部、60歳以上の部に別れる
  • 女子は39歳以下の部、30-39歳の部、40-49歳の部。50-59歳の部、60歳以上の部に別れる
  • 制限時間:1時間20分
5kmの部
  • コース:アクアマリンふくしま(スタート) → 日本海水前(折り返し) → アクアマリンふくしま(ゴール)
  • 男子は中学生の部がある
  • 女子は中学生の部、高校生の部、39歳以下の部、30-39歳の部、40-49歳の部。50-59歳の部、60歳以上の部に別れる
2kmの部
  • コース:アクアマリンふくしま(スタート) → 西1km地点(折り返し) → アクアマリンふくしま(ゴール)
  • 男女とも小学生3・4年の部、小学生5・6年の部がある
  • 親子参加の部がある

※完走すると、ハワイの街いわきにちなみレイをかけてもらえる。

大会結果(フルマラソン結果のみ)

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第1回~第10回

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第01回(2010年)4,964人参加[4]
第02回(2011年)[5]
第03回(2012年)[5]
  • 男子:高橋雅一(東京陸協)、2時間27分44秒
  • 女子:大谷瑠美(平成桃色学園→いわき市教育委員会)、3時間00分10秒
第04回(2013年)[5]
第05回(2014年)
  • 大雪のため中止
第06回(2015年)10,396人参加[5]
第07回(2016年)[5]
第08回(2017年)[5]
第09回(2018年)[5]
  • 男子:大橋真弥(石巻市役所)、2時間24分15秒
  • 女子:吉田香織TEAMR×L)、2時間40分54秒
第10回(2019年)
  • 大雪のため中止

第11回~

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第11回(2020年)
  • 新型コロナウイルス感染症拡大のため中止
第12回(2021年)
  • 新型コロナウイルス感染症拡大のため中止
第13回(2022年)
  • 新型コロナウイルス感染症拡大のため中止
第14回(2023年)6,010人参加[7]
第15回(2024年)5,358人参加[9][10]
  • 男子:宮川慎太郎警視庁駅伝チーム、棚倉町駅伝チーム、順天堂大学陸上部出身)[11]2時間18分05秒(大会記録)
  • 女子:本間未来(北村山陸協)、2時間41分38秒

運営

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  • 主催 - いわきサンシャインマラソン実行委員会
  • 共催 - いわき市、いわき市教育委員会、福島陸上競技協会、いわき市体育協会、読売新聞社福島民友新聞社
  • 主管 - いわき陸上競技協会

大会イメージソング

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「駆けぬけよう、僕らのふるさとを」(シンガーソングライター音灯

中継

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2015年2023年2024年大会は、コミュニティ放送局いわき市民コミュニティ放送(SEA WAVE FMいわき)にて、スタートから最終ゴールまでが生中継された。

スポンサー

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ゴールドパートナー
シルバーパートナー
ブロンズパートナー

大会公式サイトを参照

不祥事

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20代男性ランナー死亡

2023年開催の第14回大会において、福島県外から参加の20代男性選手が13キロ地点で倒れ、救急車で搬送されたが翌27日に死亡が確認された。なお、死因は不明と内田市長は発表している[12]

大会事務局は本件を受け、翌月より医療安全委員会を設置、いわき市、いわき市医師会看護師協会、薬剤師会、医療創生大学、陸上競技協会と検証を重ね、救護体制を強化、防災士会、いわき市医療センター看護専門学校の協力も得て、メディカルランナーが伴走し、救護ボランティアや看護師、消防職員を要所に配置、救護所も一部ユニット化した[13][14]

脚注

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外部リンク

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