いわきサンシャインマラソン
いわきサンシャインマラソン | |
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開催地 | 日本・いわき市 |
開催時期 | 2月 |
種類 | ロードコース |
距離 |
フルマラソン 10km 5km 2km |
創立 | 2010年 |
公式サイト |
www |
いわきサンシャインマラソンは、福島県いわき市の小名浜地区を中心に開催される2010年創立の市民参加型の長距離走大会(市民マラソン)である。
概要
[編集]2010年2月14日に初めて開催された。第2回大会終了の1か月後に東日本大震災が発生したが、中止されることなく2012年に第3回大会が開催。この回より「日本の復興を「いわき」から~」のサブタイトルが付いた。
2014年に開催予定だった第5回大会は、前日からの大雪のため開催中止。2019年も積雪により中止、さらに2020ー22年も新型コロナウイルス大流行懸念で4年連続で中止[1]。
2015年の第6回大会は、全種目合わせて1万人を超える参加者を集め[2]、東北最大級のマラソン大会となっている。
2024年より東京都港区の「MINATOシティハーフマラソン」と提携して相互に上位選手を派遣している[3]。
種目
[編集]- フルマラソンの部
- コース:いわき市陸上競技場(スタート) → 御代坂交差点 → 橋出南交差点 → 江名地区(折り返し) → いわきマリンタワー → アクアマリンふくしま → 日産いわき工場前 → アクアマリンふくしま(ゴール)
- 丘の上のスタート地点から海沿いに下りていくため、マラソンコースとして認められる許容標高差42mにかなり近く市民マラソンとしてはタイムが期待できる。
- 男女とも総合の部、30-39歳の部、40-49歳の部。50-59歳の部、60-69歳の部、70歳以上の部に別れる
- 制限時間:6時間、途中関門あり
- 10kmの部
- コース:アクアマリンふくしま(スタート) → 浮間化学前(折り返し) → アクアマリンふくしま(ゴール)
- 男子は高校生の部、39歳以下の部、30-39歳の部、40-49歳の部。50-59歳の部、60歳以上の部に別れる
- 女子は39歳以下の部、30-39歳の部、40-49歳の部。50-59歳の部、60歳以上の部に別れる
- 制限時間:1時間20分
- 5kmの部
- コース:アクアマリンふくしま(スタート) → 日本海水前(折り返し) → アクアマリンふくしま(ゴール)
- 男子は中学生の部がある
- 女子は中学生の部、高校生の部、39歳以下の部、30-39歳の部、40-49歳の部。50-59歳の部、60歳以上の部に別れる
- 2kmの部
- コース:アクアマリンふくしま(スタート) → 西1km地点(折り返し) → アクアマリンふくしま(ゴール)
- 男女とも小学生3・4年の部、小学生5・6年の部がある
- 親子参加の部がある
※完走すると、ハワイの街いわきにちなみレイをかけてもらえる。
大会結果(フルマラソン結果のみ)
[編集]第1回~第10回
[編集]- 第01回(2010年)4,964人参加[4]
- 第02回(2011年)[5]
- 第03回(2012年)[5]
- 男子:高橋雅一(東京陸協)、2時間27分44秒
- 女子:大谷瑠美(平成桃色学園→いわき市教育委員会)、3時間00分10秒
- 第04回(2013年)[5]
- 第05回(2014年)
- 大雪のため中止
- 第06回(2015年)10,396人参加[5]
- 男子:鈴木駿(南陽市役所 → スズキアスリートクラブ、神奈川大学陸上部出身)、2時間19分01秒
- 女子:Victoria BECK(オーストラリア・タウンズビル市)[6]、2時間47分38秒
- 第07回(2016年)[5]
- 男子:佐久間祥(小森コーポレーション、関東学生連合)、2時間26分02秒
- 女子:大井梨絵(アラスカAC)、3時間21分58秒
- 第08回(2017年)[5]
- 第09回(2018年)[5]
- 第10回(2019年)
- 大雪のため中止
第11回~
[編集]- 第11回(2020年)
- 新型コロナウイルス感染症拡大のため中止
- 第12回(2021年)
- 新型コロナウイルス感染症拡大のため中止
- 第13回(2022年)
- 新型コロナウイルス感染症拡大のため中止
- 第14回(2023年)6,010人参加[7]
運営
[編集]大会イメージソング
[編集]「駆けぬけよう、僕らのふるさとを」(シンガーソングライター・音灯)
中継
[編集]2015年・2023年・2024年大会は、コミュニティ放送局いわき市民コミュニティ放送(SEA WAVE FMいわき)にて、スタートから最終ゴールまでが生中継された。
スポンサー
[編集]- ゴールドパートナー
- シルバーパートナー
- ブロンズパートナー
※大会公式サイトを参照
不祥事
[編集]- 20代男性ランナー死亡
2023年開催の第14回大会において、福島県外から参加の20代男性選手が13キロ地点で倒れ、救急車で搬送されたが翌27日に死亡が確認された。なお、死因は不明と内田市長は発表している[12]。
大会事務局は本件を受け、翌月より医療安全委員会を設置、いわき市、いわき市医師会、看護師協会、薬剤師会、医療創生大学、陸上競技協会と検証を重ね、救護体制を強化、防災士会、いわき市医療センター看護専門学校の協力も得て、メディカルランナーが伴走し、救護ボランティアや看護師、消防職員を要所に配置、救護所も一部ユニット化した[13][14]。
脚注
[編集]- ^ 第11回いわきサンシャインマラソン開催可否について
- ^ 冬の浜街道を駆け抜ける いわきサンシャインマラソン【福島民友】2015年2月9日付
- ^ 「「サンシャインマラソン」25日号砲 東京都港区のハーフ大会との初連携も」【いわき民報】2024年2月13日付
- ^ いわき民報「らぶSports@」【いわき民報】2010年12月29日付
- ^ a b c d e f g RUNNET>大会結果
- ^ [1]
- ^ 「5年ぶり号砲 サンシャインマラソン 沿道のもてなしで走者勇気付ける」【いわき民報】2023年2月27日付
- ^ 「いわき市143人採用 服務宣誓はサンシャインマラソン優勝の蛭田さん」【いわき民報】2024年4月1日付
- ^ 「いわきサンシャインマラソン 大会新で宮川選手(棚倉町出身)初優勝」【いわき民報】2024年2月25日付
- ^ 公式サイトより
- ^ 「棚倉出身・宮川選手 東京マラソン39位、県勢最高タイム...自己新」【福島民友】2022年03月09日付
- ^ 「20代のランナーが死亡 死因は不明 いわき・サンシャインマラソン」【河北新報】2023年2月28日付
- ^ 「いわきサンシャインマラソン 救護体制強化図る 昨年のランナー死亡受けて」【いわき民報】2024年1月30日付
- ^ 「「サンシャインマラソン」25日号砲 東京都港区のハーフ大会との初連携も」【いわき民報】2024年2月13日付