ザック・リー
AA級モンゴメリー時代 (2018年4月22日) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | テキサス州コリン郡プレイノ |
生年月日 | 1991年9月13日(33歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 227 lb =約103 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2010年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2015年7月25日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ザカリー・S・リー(Zachary S. Lee, 1991年9月13日 - )は、アメリカ合衆国・テキサス州コリン郡プレイノ出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
[編集]プロ入りとドジャース時代
[編集]2010年のMLBドラフト1巡目(全体28位)でロサンゼルス・ドジャースから指名された。リーはアメリカンフットボールのクォーターバックとしてルイジアナ州立大学で練習していたため、なかなか契約がまとまらなかった[1]が、8月16日に525万ドルの5年契約を結んだ[2][3]。リーは「ルイジアナ州立大学での時間は本当に楽しかった。ただ、同時にドジャースのオファーも絶対に辞退してはいけないと思ったんだ」と話している[4]。
2011年に傘下のA級グレートレイクス・ルーンズでプロデビュー。24試合に先発登板して9勝6敗、防御率3.47、91奪三振を記録した。
2012年はA+級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、12試合に先発登板して2勝3敗、防御率4.55、52奪三振を記録した。6月にAA級チャタヌーガ・ルックアウツへ昇格。AA級チャタヌーガでは13試合に先発登板して4勝3敗、防御率4.25、51奪三振を記録した。
2013年はAA級チャタヌーガでプレーし、28試合(先発25試合)に登板して10勝10敗、防御率3.22、131奪三振を記録した。7月にはサザンリーグのオールスターゲームに選出された[5]。
2014年はAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、28試合(先発27試合)に登板して7勝13敗、防御率5.38、97奪三振を記録した。オフの11月20日にドジャースとメジャー契約を結び[6]、40人枠入りした。
2015年7月18日にダブルヘッダー限定ルールにより即昇降格が可能な26人目のアクティブ・ロースターの補充選手としてメジャー初昇格を果たしたが、この時は登板機会は訪れなかった[7]。25日に再昇格し[8]、同日のニューヨーク・メッツ戦で先発して4.2回を7失点で敗戦投手となった。この年のメジャーでの登板はこの1試合のみだった。
マリナーズ傘下時代
[編集]2016年6月19日にクリス・テイラーとのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[9]。この年は、移籍前後いずれもでメジャーでの登板はなかった。マイナーでは、ドジャース時代(AAA級オクラホマシティ・ドジャース[10])には13試合の先発登板で7勝5敗、防御率4.89、マリナーズ時代(AAA級タコマ・レイニアーズ)には14試合の先発登板で0勝9敗、防御率7.39という成績を記録。通年では、マリナーズ移籍後の大炎上が響き、27試合の先発登板で7勝14敗、防御率6.14という散々な内容だった。オフの12月3日にDFAとなった[11]。
パドレス時代
[編集]2016年12月13日にウェイバー公示を経てサンディエゴ・パドレスへ移籍した[12]。
2017年の開幕は傘下のAAA級エル・パソ・チワワズで迎えたが、4月9日にメジャー昇格。12日のコロラド・ロッキーズ戦で先発して51⁄3回を無失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた[13]。6月19日にディロン・オーバートンの獲得に伴ってDFAとなり[14]、22日にマイナー契約でAAA級エル・パソへ配属された。8月15日に自由契約となった[11]。
レイズ傘下時代
[編集]2018年3月14日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ。シーズンでは傘下のAA級モンゴメリー・ビスケッツとAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、2球団合計で26試合(先発25試合)に登板して12勝6敗、防御率3.65、107奪三振を記録した。オフの11月2日にFAとなった[11]。
メッツ傘下時代
[編集]2018年12月18日にメッツとマイナー契約を結んだ[15]。
2019年は傘下のAA級ビンガムトン・ランブルポニーズとAAA級シラキュース・メッツでプレーし、2球団合計で24試合(先発21試合)に登板して9勝4敗、防御率5.09、100奪三振を記録した。オフの11月4日にFAとなった[11]。
アスレチックス傘下時代
[編集]2019年11月15日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[11]。2020年11月2日にFAとなった[11]。
ダイヤモンドバックス傘下時代
[編集]2021年2月6日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[11]。8月10日に自由契約となった[11]。
レッズ傘下時代
[編集]2021年9月1日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[11]。オフの11月7日にFAとなった[11]。
ロッキーズ傘下時代
[編集]2022年2月9日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ[11]。64登板で61回と1/3を投げ、4勝6敗防御率5.14で62奪三振、12セーブを記録した。11月10日にFAとなった。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | LAD | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 24 | 4.2 | 11 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 7 | 7 | 13.50 | 2.57 |
2017 | SD | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 41 | 8.0 | 8 | 1 | 8 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 5 | 5 | 5.63 | 2.00 |
MLB:2年 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 65 | 12.2 | 19 | 2 | 9 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 12 | 12 | 8.53 | 2.21 |
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2015 | LAD | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2017 | SD | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 |
MLB | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 |
背番号
[編集]- 51(2015年)
- 57(2017年)
脚注
[編集]- ^ “Lee still unsigned; Dodgers ink Ethier kin” (英語). MLB.com (2010年8月14日). 2014年12月29日閲覧。
- ^ "Dodgers sign first-round pick Zach Lee" (Press release) (英語). MLB.com (Los Angeles Dodgers). 17 August 2010. 2014年12月29日閲覧。
- ^ Ken Gurnick (2010年8月17日). “First-rounder Lee, Dodgers come to terms”. MLB.com. 2014年12月29日閲覧。
- ^ Evan Drellich (2010年8月21日). “Lee gets first Dodgers exposure” (英語). MLB.com. 2014年12月29日閲覧。
- ^ John Parker (2013年7月3日). “Bradley, Pederson head SL All-Stars” (英語). MiLB.com. 2014年12月29日閲覧。
- ^ "Dodgers add Zach Lee, Chris Reed and Scott Schebler to 40-man roster" (Press release) (英語). MLB.com (Los Angeles Dodgers). 21 November 2014. 2014年12月29日閲覧。
- ^ Eric Stephen (2015年7月18日). “Dodgers recall Zach Lee as 26th man vs. Nationals”. SB Nation. 2015年7月26日閲覧。
- ^ Steve Dilbeck (2015年7月25日). “Dodgers finally give Zach Lee his major league pitching opportunity” (英語). LA Times. 2015年7月26日閲覧。
- ^ Eric Stephen (2016年6月19日). “Dodgers acquire Chris Taylor from Mariners for Zach Lee” (英語). SB Nation. 2016年6月22日閲覧。
- ^ 2015年よりドジャース傘下
- ^ a b c d e f g h i j k MLB公式プロフィール参照。2022年05月15日閲覧。
- ^ A.J. Cassavell (2016年12月13日). “Padres claim former first-rounder Lee off waivers” (英語). MLB.com. 2016年12月14日閲覧。
- ^ Owen Perkins (2017年4月12日). “Lee returns to mound with a vengeance” (英語). MLB.com 2017年4月15日閲覧。
- ^ Steve Adams (2017年6月19日). “Padres Claim Dillon Overton, Designate Zach Lee” (英語). MLB Trade Rumors. 2017年6月20日閲覧。
- ^ Steve Adams (2018年12月18日). “Minor MLB Transactions: 12/18/18” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年12月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Zach Lee stats MiLB.com