ザ・フォッグ
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ザ・フォッグ | |
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The Fog | |
監督 | ジョン・カーペンター |
脚本 |
ジョン・カーペンター デブラ・ヒル |
製作 | デブラ・ヒル |
製作総指揮 | チャールズ・B・ブロック |
出演者 |
エイドリアン・バーボー ジェイミー・リー・カーティス ジョン・ハウスマン ジャネット・リー ハル・ホルブルック |
音楽 | ジョン・カーペンター |
撮影 | ディーン・カンディ |
編集 |
チャールズ・ボーンスタイン トミー・リー・ウォレス |
製作会社 | デブラ・ヒル・プロダクションズ |
配給 | アブコ・アンバシー・ピクチャーズ |
公開 |
1980年2月8日 1980年5月24日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $1,000,000 |
『ザ・フォッグ』(The Fog)は、1980年製作のアメリカ合衆国のホラー映画。
あらすじ
[編集]町の誕生100周年記念祭に沸き立つ、カリフォルニアの小さな港町アントニオ・ベイ。だが、突如現れた濃霧が街を覆い、それに呼応するように、殺害直後にもかかわらず遺体が腐敗するという謎の殺人事件が発生する。時同じくして、崩れ落ちた教会の壁から100年前の罪を告解した神父の日記が発見される。100年前に町を作り上げたとして称えられた6人の功労者は、ハンセン病療養所の建設を約束して病人の富豪たちを港に誘い込み、彼らの船を座礁させ、乗組員もろとも皆殺しにして船に積んであった多額の財産を奪っていたのだった。殺害された富豪たちは怨霊となり、100年の時を越えて霧とともに襲来し、6人の功労者の子孫たちへ復讐を開始したのであった。地元ラジオ局のDJ、スティーヴィーは異常事態の発生を悟り、100年周年記念祭で惨事が起きることを防ぐため避難を呼びかけるが、霧は既に町の大半を覆い始めていた。
スタッフ
[編集]- 監督:ジョン・カーペンター
- 製作:デブラ・ヒル
- 製作総指揮:チャールズ・B・ブロック
- 脚本:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
- 撮影:ディーン・カンディ
- 特殊メイク:ロブ・ボッティン
- 音楽:ジョン・カーペンター
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
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LD・VHS版 | テレビ東京版 | テレビ朝日版 | ||
スティーヴィー・ウェイン | エイドリアン・バーボー | 此島愛子 | 小沢寿美恵 | 吉田理保子 |
エリザベス・ソリー | ジェイミー・リー・カーティス | 松金よね子 | 宗形智子 | 土井美加 |
キャシー・ウィリアムズ | ジャネット・リー | 稲葉まつ子 | 谷育子 | 寺島信子 |
マローン神父(ロバート) | ハル・ホルブルック | 小林勝彦 | 大木民夫 | 城達也 |
ニック・キャッスル | トム・アトキンス | 石田太郎 | 玄田哲章 | |
メイチェン | ジョン・ハウスマン | 千葉順二 | 藤本譲 | 松村彦次郎 |
アンディー・ウェイン | タイ・ミッチェル | 増田裕生 | ||
ディック・バクスター | ジェームズ・カニング | 千葉繁 | ||
ダン・オバノン | チャールズ・サイファーズ | 池田勝 | 青野武 | 池田勝 |
※ BDには3種類の吹き替えを全て収録。
評価
[編集]レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは68件のレビューで支持率は75%、平均点は6.60/10となった[1]。Metacriticでは11件のレビューを基に加重平均値が55/100となった[2]。
リメイク
[編集]2005年にはオリジナルの監督だったジョン・カーペンターが製作、ルパート・ウェインライトが監督してリメイクされた。
→詳細は「ザ・フォッグ (2005年の映画)」を参照
その他
[編集]- 撮影に使われた灯台は、カリフォルニアのポイント・レイズ国定海岸(アメリカ合衆国国定モニュメント)にあるポイント・レイズ灯台である。1870年に建造されたものが現在もそのまま残っており、1991年にアメリカ合衆国国家歴史登録財になった。
脚注
[編集]- ^ “The Fog (1980)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月20日閲覧。
- ^ “The Fog Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月20日閲覧。