稲葉まつ子
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いなば まつこ 稲葉 まつ子 | |
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プロフィール | |
本名 | 岩田 まつ子[1][2] |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・静岡県[1] |
生年月日 | 1930年3月29日(94歳) |
血液型 | B型[3] |
職業 | 女優・声優 |
女優活動 | |
活動期間 | 1950年代 - 1970年代 |
ジャンル | テレビドラマ、舞台 |
デビュー作 | 『三角帽子』[1] |
声優活動 | |
活動期間 | 1960年代 - 2000年代 |
ジャンル | アニメ、吹き替え |
稲葉 まつ子(いなば まつこ、1930年3月29日[1][2] - )は、日本の女優、声優。静岡県出身[1][2]。1960年代から2000年代まで活動した。
略歴
[編集]静岡県伊東高等女学校専攻科卒業[1]。1951年1月、劇団ぶどうの会入団[1]。1960年1月、ぶどうの会を脱会[1][4]。島宇志夫、磯村千花子などともに劇団造形を設立[1][4]。1962年の時点では鈴木事務所にも所属していた[5]。
1969年に劇団造形が解散した後はフリーランス期間を経て[2]、エヌ・エー・シー[2]、同人舎プロダクションに所属していた[6][7]。
人物
[編集]趣味は書道、ヨーガ、仕舞[3]。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- おかあさん(1961年、TBS)
- 女の盛装(1966年、フジテレビ) - 友江 役
- かあさんの小道(1967年、テレビ朝日)
- 特別機動捜査隊(1968年、テレビ朝日)
- 第323回「新春寿捕物控 大江戸卍絵図」 - 西本夫人 役
- 第345回「濁った大都会の天使」 - 節子 役
- フジ三太郎(1968年、TBS)
- 絢爛たる復讐(1969年、テレビ朝日)
- 喪服の花嫁(1969年、フジテレビ) - 吉住春江 役
- 鬼平犯科帳(1970年、テレビ朝日)第30回「盗法秘伝」 - 妻 役
- 火曜日の女シリーズ 蒼いけものたち(1970年、東宝 / フジテレビ) - 琴の師匠 役
- 右むいて左(1971年、テレビ朝日)
- 満員御礼(1972年、NHK) - 福田昌子 役
舞台
[編集]- 三角帽子(1952年、ぶどうの会) - 農民3 役[8]
- 蛙昇天(1952年、ぶどうの会) - 女中 役[8]
- 風浪(1953年、ぶどうの会) - 女中 役[9]
- 赤い陣羽織(1955年、ぶどうの会)[10]
- 牝山羊ヶ島の犯罪(1961年、劇団造形) - シルビア 役[11]
- イレーネに罪は無い(1963年、劇団造形) - ジャコモの妻 役[12]
- スガナレル(1963年、劇団造形) - セリー 役[13]
- 恋の詩=アリアナ・ピネダ(1964年、劇団造形) - マリアナ・ピネダ 役[14]
- アンドロマック(1966年、劇団造形) - エルミオーヌ 役[15]
テレビアニメ
[編集]- 1968年
-
- 佐武と市捕物控(おうら)
- 1977年
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- あらいぐまラスカル(老婦人)
- 1980年
- 1985年
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- 炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ(クリスチーヌ・デュナン)
- 1999年
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- 週刊ストーリーランド(老婆)
- 2004年
-
- ドラえもん(テレビ朝日版第1期)(のび太の母方の祖母〈4代目〉)
吹き替え
[編集]- 愛と喝采の日々(1978年〈LD版〉、アデレード〈マーサ・スコット〉)
- 愛と野望のナイル(1990年)
- アカプルコの出来事(1965年、マリア〈ファニー・シラー〉)
- アフリカ大牧場「狂気のサイ」( 1968年、ペギー<ジョアンナ・ムーア>)
- 尼僧物語(1974年〈NETテレビ版〉、シスター・マルガリータ〈ミルドレッド・ダンノック〉)
- アラモ(1972年)
- アルビンとチップマンクス(時期不明)
- アルプスの少女ハイジ(1996年、おばあさん)
- ER緊急救命室(1996年、クペルチィーノ)
- エバー・アフター(1999年、貴婦人“陛下”〈ジャンヌ・モロー〉)
- オズの魔法使(1974年〈TBS版〉)
- 俺たちに明日はない(1974年)
- 風と共に去りぬ(時期不明〈ソフト版〉、1988年〈日本テレビ新録版〉、2000年〈テレビ東京版〉)
- ガラスの動物園(1971年、アマンダ〈ガートルード・ローレンス〉)
- カリブの熱い夜(1984年、ミセス・ワイラ〈ジェーン・グリア〉)
- 吸血鬼ドラキュラの花嫁(1970年〈TBS版〉、グレタ〈フリーダ・ジャクソン〉)
- 吸血鬼の接吻(1964年、アンナ〈ヴェラ・クック〉)
- 雲の中で散歩(1995年、グアダループ・アラゴン〈エヴァンジェリーナ・エリゾント〉)
- グリーン・カード(1991年)
- クリクリのいた夏(2004年〈NHK-BS2版〉)
- 絞殺魔(1968年、メアリー・ボトムリー〈レオラ・ダナ〉)
- THE FBI(時期不明)
- ザ・フォッグ(1980年〈LD・VHS版〉、キャシー・ウィリアムズ〈ジャネット・リー〉)
- 潮風のサラ(時期不明)
- 私生活(1969年、ジュリエット〈ジャクリーン・ドイエン〉)
- シベールの日曜日(1963年)
- 13日の金曜日(時期不明)
- 白い恐怖(1970年〈テレビ版〉、メアリー〈ロンダ・フレミング〉)
- 新スタートレック シーズン5 #104「殺戮の宇宙水晶体」(1991年、カイラ・マー博士〈エレン・ギア〉)
- 青春!カリブ海(1993年)
- 大草原の小さな家(時期不明)
- 地上最強の美女バイオニック・ジェミー(1977年 - 1978年、ヘレン〈マーシャ・スコット〉)
- 月の輝く夜に(時期不明、ローズ・カストリーニ〈オリンピア・デュカキス〉)※ANA機内上映版[16]
- デジレ(1972年)
- バーナビー警部(時期不明)
- ピクニック(1970年、ヘレン〈ヴェルナ・フェルトン〉)
- 昼下りの情事(1970年〈NET版1〉)
- 弁護士ペリー・メイスン「毒殺への挑戦」
- 慕情(1969年〈NETテレビ版〉)
- マージョリーの告白(1992年)
- マグダレンの祈り(2003年、シスター・ブリジット〈ジェラルディン・マクイーワン〉)
- 世にも不思議なアメージング・ストーリー(1988年)
- レナードの朝(1996年〈日本テレビ版〉、ロウ夫人〈ルース・ネルソン〉)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『新劇便覧』テアトロ、1965年、241頁。
- ^ a b c d e 『日本タレント年鑑70』日本タレント年鑑刊行会、1970年、178頁。
- ^ a b 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、21頁。
- ^ a b 『芸能』10月号、芸能発行所、1963年、78頁。
- ^ 『タレント名鑑』《NO1》芸能春秋社、1962年、106頁。
- ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、350頁。ISBN 4-87376-160-3。
- ^ “稲葉 まつ子”. 同人舎プロダクション. 2002年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月13日閲覧。
- ^ a b 新劇年代記 1966, pp. 266、273, 昭和二十七年(1952年)
- ^ 新劇年代記 1966, pp. 266、273, 昭和二十八年(1953年)
- ^ 松原英治 (1960). “一その後の停滞と進展”. 名古屋新劇史. 門書店. p. 119
- ^ 『芸能』2月号、芸能発行所、1962年、75頁。
- ^ 『芸能』3月号、芸能発行所、1963年、75頁。
- ^ 『芸能』10月号、芸能発行所、1963年、78頁。
- ^ 『芸能』2月号、芸能発行所、1964年、80 - 81頁。
- ^ 『芸能』5月号、芸能発行所、1966年、68頁。
- ^ “月の輝く夜に[吹]機内上映(横尾まり/鈴置洋孝)版”. スターチャンネル. 2023年7月8日閲覧。
参考文献
[編集]- 倉林誠一郎, ed (1966). 新劇年代記 戦後編. 白水社
外部リンク
[編集]- 同人社プロダクションによる公式プロフィール - ウェイバックマシン(2005年2月9日アーカイブ分)
- 同人社プロダクションによる公式プロフィール - ウェイバックマシン(2002年4月14日アーカイブ分)
- 稲葉まつ子 - allcinema
- 稲葉まつ子 - テレビドラマデータベース
- 稲葉まつ子 - 声優出演アニメ - まうまう