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火曜日の女シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

火曜日の女シリーズ (かようびのおんなシリーズ)は、日本テレビ系列で、1969年11月4日~1972年3月まで毎週火曜夜9時30分から1時間枠で、1972年4月~1973年3月27日まで毎週火曜日夜10時から(30分繰り下げ)1時間枠で放送されたドラマシリーズである。なお、後に放送日が変更され、1973年4月7日~9月まで毎週土曜日夜10時30分から1時間枠で、同年10月~1974年3月30日まで毎週土曜日夜10時から(30分繰上げ)1時間枠で「土曜日の女シリーズ」として放送された。

サスペンス・ミステリー系の本格的な連続ドラマとしては、日本初であるとされている。

系列局によっては時差放送になっていたところがあり、その場合「(放送曜日)の女」(例・広島テレビ放送では「火曜日の女」時代に「日曜日の女」、「土曜日の女」時代は広島ホームテレビに移行し「火曜日の女」)と差し替えていた場合もある。

概要

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各話は6回前後で完結するように作られていた。各話毎にいろいろな女優が主演している。

火曜日の女シリーズ

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タイトル 放映期間 制作会社 原作 脚本 音楽 監督 主演女優
死と空と 1969.11.4~
1969.12.9
東宝 アンドリュー・ガーヴ 石松愛弘 佐藤允彦 富本壮吉 浜美枝
耳飾り 1969.12.16~
1970.1.20
コーネル・ウールリッチ 大津晧一 鍛冶昇 団令子
恋の罠 1970.1.27~
1970.3.3
生田直親 山本迪夫 松尾嘉代
木の葉の舟 1970.3.10~
1970.4.14
松木ひろし 野村孝 星由里子
美しき獲物 1970.4.21~
1970.5.26
大映テレビ室 アンドリュー・ガーヴ
「ギャラウェイ事件」
佐藤純彌
神波史男
富本壮吉 加賀まりこ
雨の日の罠 1970.6.2~
1970.7.7
日活 石松愛弘 吉田憲二 松原智恵子
人喰い 1970.7.14~
1970.8.18
東宝 笹沢左保 田村多津夫 浅野正雄 十朱幸代
蒼いけものたち 1970.8.25~
1970.9.29
横溝正史
犬神家の一族
佐々木守 鈴木敏郎 酒井和歌子
逃亡者
-この街のどこかで-
1970.10.6~
1970.11.17
大映テレビ室 佐藤純彌
松田寛夫
神波史男
小野竜之助
富本壮吉 長山藍子
蘭の殺人 1970.11.24~
1970.12.29
松田寛夫
小山内美江子
京マチ子
ある恋人たち 1971.1.5~
1971.2.9
東京映画 ノエル・カレフ
「名も知れぬ牛の血」
山浦弘靖 木下亮 大空眞弓
オパールとサファイア 1971.2.16~
1971.3.23
東宝 菊島隆三
黒の斜面
菊島隆三 小野田嘉幹 市原悦子
クラスメート
-高校生ブルース-
1971.3.30~
1971.5.4
国際放映 池田一朗 野村孝 武原英子
二人ぼっち 1971.5.11~
1971.6.15
松竹 鎌田敏夫
市川森一
水川淳三 倍賞美津子
おんな友だち 1971.6.22~
1971.7.20
大映京都撮影所 横溝正史
悪魔の手毬唄
佐々木守 黒田義之 范文雀
花は見ていた 1971.7.27~
1971.8.24
ユニオン映画 山田正弘 富本壮吉 林美智子
九月は幻の海 1971.8.31~
1971.10.5
ビル・S・バリンジャー
「赤毛の男の妻」
西澤裕子
神代辰巳
中沢龍太
蔵原惟繕
神代辰巳
南田洋子
幻の女 1971.10.12~
1971.11.16
国際放映 ウィリアム・アイリッシュ 石松愛弘 長谷部安春 樫山文枝
喪服の訪問者 1971.11.23~
1971.12.28
シャーロット・アームストロング
「悪の仮面」
田向正健 大野雄二 石井輝男 丘みつ子
あの子が死んだ朝 1972.1.4~
1972.2.8
大映京都撮影所 佐々木守 富本壮吉 加藤治子
マッチ箱の家 1972.2.15~
1972.3.28
東京映画 津田幸夫
田村多津夫
佐藤允彦 野村孝 香山美子
黒いオパール 1972.4.4~
1972.5.9
大映テレビ ボワロー=ナルスジャック
「もはやいなくなった女」
澤井信一郎
降旗康男
大野雄二 長谷部安春 松尾嘉代
ある朝、突然に… 1972.5.16~
1972.6.27
東宝 石松愛弘 山本迪夫 浜美枝
ホーム・スイート・ホーム 1972.7.4~
1972.8.15
ユニオン映画 エドワード・アタイヤ
「細い線」
池田一朗 富本壮吉 三田佳子
いとこ同志 1972.8.22~
1972.9.26
横溝正史
三つ首塔
佐々木守 松尾昭典 島田陽子
木の葉の家 1972.10.3~
1972.11.7
東宝 松木ひろし 佐藤允彦 山本迪夫 星由里子
山峡の章 1972.11.14~
1972.12.26
東京映画 松本清張 田村多津夫 大野雄二 野村孝 大空眞弓
男と女と 1973.1.2~
1973.2.6
国際放映 笹沢左保
結婚って何さ
岩間芳樹 井上芳夫 范文雀
ガラス細工の家 1973.2.13~
1973.3.27
ユニオン映画 倉本聰 恩地日出夫 岸田今日子

土曜日の女シリーズ

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タイトル 放映期間 制作会社 原作 脚本 音楽 監督 主演女優
闇にうかぶ微笑み 1973.4.7~
1973.5.12
国際放映 中島丈博 大野雄二 野村孝 真木洋子
明日に喪服を 1973.5.19~
1973.6.30
大映テレビ 松田寛夫
神波史男
小野竜之助
富本壮吉 香川京子
殺意を呼ぶ海 1973.7.7~
1973.8.18
ユニオン映画
アンドリュー・ガーヴ
「囚人の友」
市川森一 井上芳夫 丘みつ子
天使が消えていく 1973.8.25~
1973.9.29
ユニオン映画 夏樹静子 石松愛弘 恩地日出夫 日色ともゑ
恋人たちへの鎮魂歌
(日仏合作・開局20周年記念)
1973.10.6~
1973.11.10
池田一朗 アンドレ・ミッシェル
鍛冶昇
小川知子
クローディーヌ・オージェ
香港からの手紙 1973.11.17~
1973.12.29
東宝 桂千穂 山本迪夫 酒井和歌子
女子高校生殺人事件 1974.1.5~
1974.2.16
ユニオン映画 小峰元
「アルキメデスは手を汚さない」
田村多津夫 野村孝 山口果林
鏡の中の顔 1974.2.23~
1974.3.23
アンドリュー・ガーヴ
「遠い砂」
岩間芳樹 恩地日出夫 鰐淵晴子

ネット局

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※「火」…「火曜日の女」の当時、「土」…「土曜日の女」の当時

脚注

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  1. ^ 京都新聞』1970年9月・1974年3月各日朝刊テレビ欄
  2. ^ 中日新聞』1970年9月各日朝刊テレビ欄
  3. ^ 『中日新聞』1974年3月各日朝刊テレビ欄
  4. ^ 北海道新聞』1970年9月各日朝刊テレビ欄
  5. ^ 『北海道新聞』1974年3月各日朝刊テレビ欄
  6. ^ a b 秋田魁新報』1970年9月各日朝刊テレビ欄
  7. ^ 山形新聞』1970年9月各日朝刊テレビ欄
  8. ^ 岩手日報』1970年9月・1974年3月各日朝刊テレビ欄
  9. ^ 福島民報』1974年3月各日朝刊テレビ欄
  10. ^ 山梨日日新聞』1970年9月各日朝刊テレビ欄
  11. ^ a b 北國新聞』1970年9月・1974年3月各日朝刊テレビ欄
  12. ^ 島根新聞』1970年9月・1974年3月各日朝刊テレビ欄
  13. ^ a b c 山陽新聞』1970年9月・1974年3月各日朝刊テレビ欄
  14. ^ a b c d 愛媛新聞』1970年9月・1974年3月各日朝刊テレビ欄
  15. ^ 熊本日日新聞』1970年9月・1974年3月各日朝刊テレビ欄
  16. ^ a b 宮崎日日新聞』1970年9月各日朝刊テレビ欄
日本テレビ系 火曜21時30分~22:26枠
(1969.11 - 1972.3)
前番組 番組名 次番組
火曜日の女シリーズ
21:30~巨泉のチャレンジクイズ
YTV制作】
22:00~火曜日の女シリーズ
【30分繰上げ】
日本テレビ系 火曜22時枠
(1972.4 - 1973.3)
21:30~火曜日の女シリーズ
22:25~NNNニューススポット
【30分繰上げ】
22:30~ご両人登場
【月曜22:30に移動】
火曜日の女シリーズ
21:30~火曜劇場加那子という女
22:25~NNNニューススポット
【再び30分繰下げ】
22:30~ご両人登場
日本テレビ 火曜22時55分~22時56分枠
(1972.4 - 9)
ご両人登場
(22:30 - 23:00)
【同上】
火曜日の女シリーズ
【1分縮小して継続】
あすの空もよう
(22:55 - 23:00)
日本テレビ系 土曜22時30分枠~22時25分枠
(1973.4 - 9)
土曜日の女シリーズ
22:00~土曜日の女シリーズ
【30分繰上げ】
22:55~ミニ番組
(関東では『われら夫婦』)
23:00~JALビッグイベントゴルフ
【金曜22:00より移動】
日本テレビ系 土曜22時枠
(1973.10 - 1974.3)
21:30~グランド劇場
22:25~NNNニューススポット
【以上30分繰上げ】
22:30~土曜日の女シリーズ
土曜日の女シリーズ