シアトル・サウンダーズFC

シアトル・サウンダーズ; Seattle Sounders
原語表記	Seattle Sounders FC
愛称	レイブグリーン; サウンダーズ（Sounders）
クラブカラー	青（ブルー）; 緑（グリーン）
創設年	2007年
所属リーグ	メジャーリーグサッカー
所属ディビジョン	ウェスタン・カンファレンス
ホームタウン	シアトル
ホームスタジアム	ルーメン・フィールド
収容人数	41,000 (サッカー開催時) ; 69,000 (最大開放時)
代表者	アドリアン・ハナウアー; ジョー・ロス; ポール・アレン; ドリュー・キャリー
監督	ブライアン・シュメッツァー
公式サイト	公式サイト
ホームカラー	アウェイカラー
	■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

シアトル・サウンダーズFC（英: Seattle Sounders FC）は、アメリカ合衆国のワシントン州シアトルをホームタウンとする、アメリカ合衆国およびカナダのプロサッカーリーグ（メジャーリーグサッカー）に加盟するプロサッカークラブ。ホームゲームはルーメン・フィールドで開催される。

概要

チームオーナーより、新しいチームの名前が『Seattle Sounders FC』になると発表。チーム名の決定方法については、「Seattle Alliance」「Seattle Republic」「Seattle FC」の3つの選択肢から1つを選択するか、もしくは任意の名前を入力する形のファンによるオンライン投票が事前に行われた。結果、14,500の投票の内、50％が任意の名前を入力し、さらにその内49％が「Sounders」から派生した名前を含んでおり、『Seattle Sounders FC』という名前はこの結果を酌んだものである。^[3] サウンダーズもかつて存在したチームを起源としており、2024年から変更されたロゴには「1974」の数字が入り、公式サイトも50周年としている。

『Seattle Sounders』はシアトルでかつて北米サッカーリーグに存在したチームや、ユナイテッドサッカーリーグに2008年まで参加しており、本チームの事実上の前身となったチームの名前で、こういった歴史を大切にしたいというサポーターが多かったためである。^[4]

また同日、チームエンブレムとチームカラーも発表された。エンブレムは2枚の盾型の紋章によって構成され、所有者、コミュニティ、選手とファン間の協力関係を意味している。そして、エンブレムの中央にはシアトルのシンボルとして知られるスペースニードルを取り入れられている^[5]。

歴史

2016年

MLSカップでは初の決勝をカナダのトロントFCと迎える事になった。12月10日の決勝戦では0-0の激闘の末、延長戦でも決着がつかずにPK戦となった。PK戦では5-4で、シアトル・サウンダーズにとって初となるMLSカップ優勝を決めた。

2022年

CONCACAFチャンピオンズリーグ決勝でUNAMプーマスと対戦。1stレグでは2－2と引き分けたものの、ホームで迎えた2ndレグでは3-0と圧倒し、チーム初となる国際タイトル獲得を決めた。

タイトル

国内タイトル

MLSカップ：2回
- 2016, 2019

サポーターズ・シールド：1回
- 2014

ラマー・ハント・U.S.オープンカップ：4回
- 2009, 2010, 2011, 2014

ウェスタン・カンファレンス
- 3回 (プレーオフ) 2016, 2017, 2019
- 1回 (レギュラーシーズン) 2014

カスカディアカップ：2回
- 2011, 2015

マイナーカップ
- Community Shield 2回：2011, 2012
- Heritage Cup 3回：2010, 2011, 2013
- Desert Diamond Cup 1回：2013

国際タイトル

CONCACAFチャンピオンズリーグ：1回
- 2022

過去の成績

年	ディビジョン									プレーオフ	USオープンカップ
年	試	勝	分	敗	得	失	点	レギュラー	全体	プレーオフ	USオープンカップ
2009	30	12	7	11	38	29	47	西3位	4位	C-準決勝敗退	優勝
2010	30	14	10	6	39	35	48	西4位	6位	C-準決勝敗退	優勝
2011	34	18	7	9	56	37	63	西2位	2位	C-準決勝敗退	優勝
2012	34	15	8	11	51	33	56	西3位	7位	C-準優勝	準優勝
2013	34	15	12	7	42	42	52	西4位	6位	C-準決勝敗退	3回戦敗退
2014	34	20	10	4	65	50	64	西1位	1位	C-準優勝	優勝
2015	34	15	13	6	44	36	51	西4位	6位	C-準決勝敗退	4回戦敗退
2016	34	14	14	6	44	43	48	西4位	7位	優勝	準々決勝敗退
2017	34	14	9	11	52	39	53	西2位	7位	準優勝	5回戦敗退
2018	34	18	11	5	52	37	59	西2位	4位	C-準決勝敗退	4回戦敗退
2019	34	16	10	8	51	49	56	西2位	4位	優勝	4回戦敗退
2020	22	11	5	6	44	23	39	西2位	6位	準優勝	-
2021	34	17	8	9	53	33	60	西2位	2位	1回戦敗退	-
2022	34	12	5	17	47	46	41	西11位	21位	-	4回戦敗退

平均観客動員

年	レギュラーシーズン	プレーオフ
2009	30,897	35,807
2010	36,173	35,521
2011	38,496	36,021
2012	43,144	39,758
2013	44,038^[6]	35,356
2014	43,734	42,835
2015	44,247	39,568
2016	42,636
2017	43,666
2018	40,641
2019	40,247
2020	36,603
2021	22,150
2022	33,607

現所属メンバー

2023年1月21日現在 ^[7]

注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。


No.	Pos.	選手名
3	DF	シャビエル・アレアガ
5	DF	ヌフ・トロ
6	MF	ジョアン・パウロ
7	MF	クリスティアン・ロルダン
9	FW	ラウル・ルイディアス（DP）
10	MF	ニコラス・ロデイロ (DP)
11	MF	アルベルト・ルスナーク (DP)
12	FW	フレディ・モンテーロ
13	FW	ジョーダン・モリス (HG)
16	MF	アレックス・ロルダン（英語版）
19	FW	エーベル
21	MF	リード・ベーカー＝ホワイティング（英語版） (HG)
22	MF	ケリン・ロウ


No.	Pos.	選手名
23	FW	レオ・シュー（ポルトガル語版）
24	GK	ステファン・フライ
25	DF	ジャクソン・レイゲン（英語版）
26	DF	アンドリュー・トーマス（英語版）
28	DF	ジェイマル・ゴメス・アンドラーデ（スペイン語版）
29	GK	ヤコブ・カストロ（英語版） (HG)
30	GK	ステファン・クリーブランド（英語版）
45	MF	イーサン・ドブレア（英語版） (HG)
73	MF	オベド・バルガス（英語版） (HG)
75	MF	ダニー・レイヴァ（英語版） (HG)
77	MF	北原壮太 (HG)
84	MF	ジョシュ・アテンシオ（英語版） (HG)
92	DF	アブドゥライ・シソコ（英語版）
99	FW	ディラン・テベス（英語版） (HG)

監督

ブライアン・シュメッツァー

歴代監督

ジギ・シュミット 2009-2016
ブライアン・シュメッツァー 2016-

歴代所属選手

→詳細は「Category:シアトル・サウンダーズFCの選手」を参照

GK

DF

MF

FW

脚注

[脚注の使い方]

^ “Facilities – Seattle Sounders Football Club”. Seattle Sounders FC. November 24, 2015閲覧。
^ “CenturyLink Field capacity expanded for Clint Dempsey's home opener – Sounder At Heart”. Sounderatheart.com. August 15, 2013閲覧。
^ “Seattle's new soccer name: Seattle Sounders FC”. Seattle Post-Intelligencer (2008年4月7日). 2009年5月16日閲覧。
^ “シアトルの流行はMLBよりもMLS！米国のサッカー人気がついに定着か？”. Number Web (2010年7月13日). 2010年7月15日閲覧。
^ “Badge and Colors Fact Sheet”. Sounders FC Public Relations (2008年4月7日). 2009年5月16日閲覧。
^ “Seattle Sounders break MLS attendance record, average 44,038 fans per game”. NBC Sports (2013年10月29日). 2013年10月31日閲覧。
^ “Seattle Sounders FC roster”. Seattle Sounders FC. January 21, 2023閲覧。

^ Expandable to 69,000.^[1]^[2]

外部リンク

公式サイト（英語）
公式サイト（スペイン語）
シアトル・サウンダーズFC (@SoundersFC) - X（旧Twitter）

[1] “Facilities – Seattle Sounders Football Club”. Seattle Sounders FC. November 24, 2015閲覧。

[2] “CenturyLink Field capacity expanded for Clint Dempsey's home opener – Sounder At Heart”. Sounderatheart.com. August 15, 2013閲覧。

[4] “Seattle's new soccer name: Seattle Sounders FC”. Seattle Post-Intelligencer (2008年4月7日). 2009年5月16日閲覧。

[5] “シアトルの流行はMLBよりもMLS！米国のサッカー人気がついに定着か？”. Number Web (2010年7月13日). 2010年7月15日閲覧。

[6] “Badge and Colors Fact Sheet”. Sounders FC Public Relations (2008年4月7日). 2009年5月16日閲覧。

[7] “Seattle Sounders break MLS attendance record, average 44,038 fans per game”. NBC Sports (2013年10月29日). 2013年10月31日閲覧。

[players-8] “Seattle Sounders FC roster”. Seattle Sounders FC. January 21, 2023閲覧。

[3] Expandable to 69,000.^[1]^[2]

[nb 1]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[1]

[2]

表話編歴 CONCACAFチャンピオンズカップ/チャンピオンズリーグ優勝クラブ
チャンピオンズカップ	1962: グアダラハラ 1963: ハイシャン 1967: アリアンサ 1968: トルーカ 1969: クルス・アスル 1970: クルス・アスル 1971: クルス・アスル 1972: オリンピア 1973: トランスファール 1974: ムニシパル 1975: アトレティコ・エスパニョール 1976: アギラ 1977: アメリカ 1978: ウニベルシダ・デ・グアダラハラ / コムニカシオネス / ディフェンス・フォース 1979: FAS 1980: UNAMプーマス 1981: トランスファール 1982: UNAMプーマス 1983: アトランテ 1984: ヴィオレッテ 1985: ディフェンス・フォース 1986: アラフエレンセ 1987: アメリカ 1988: オリンピア 1989: UNAMプーマス 1990: アメリカ 1991: プエブラ 1992: アメリカ 1993: サプリサ 1994: カルタヒネス 1995: サプリサ 1996: クルス・アスル 1997: クルス・アスル 1998: D.C. ユナイテッド 1999: ネカクサ 2000: LAギャラクシー 2002: パチューカ 2003: トルーカ 2004: アラフエレンセ 2005: サプリサ 2006: アメリカ 2007: パチューカ 2008: パチューカ
チャンピオンズリーグ	2008-09: アトランテ 2009-10: パチューカ 2010-11: モンテレイ 2011-12: モンテレイ 2012-13: モンテレイ 2013-14: クルス・アスル 2014-15: アメリカ 2015-16: アメリカ 2016-17: パチューカ 2018: グアダラハラ 2019: モンテレイ 2020: UANLティグレス 2021: モンテレイ 2022: シアトル・サウンダーズ 2023: レオン
チャンピオンズカップ	2024: パチューカ
男子(GC) - 女子(GC) - クラブ(CL) FIFA - AFC - CAF - CONCACAF - CONMEBOL - OFC - UEFA

概要

歴史