シェイック・モディボ・ディアラ
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シェイック・モディボ・ディアラ Cheick Modibo Diarra | |
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生年月日 | 1952年4月21日(72歳) |
出生地 | フランス領スーダン、ニオロ・デュ・サヘル |
出身校 |
パリ第六大学 ハワード大学 |
在任期間 | 2012年4月17日 - 12月11日 |
大統領 | ディオンクンダ・トラオレ(暫定) |
シェイック・モディボ・ディアラ(フランス語: Cheick Modibo Diarra, 1952年 - 、シェイク・モディボ・ディアラとも)は、マリ共和国の宇宙工学者、科学者、政治家。2012年4月より12月まで同国の暫定首相を務めた。
来歴
[編集]ニオロ・デュ・サヘル生まれ。マリの高校を卒業後、パリ第六大学(ピエール・エ・マリ・キュリー大学)で数学、物理学、分析工学を、ワシントンD.C.のハワード大学で宇宙工学を学んだ。その後カリフォルニア工科大学(CalTech)のジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory、JPL)に採用され、金星探査のマゼラン、太陽探査のユリシーズ、木星探査のガリレオ、火星探査のマーズ・オブザーバー、マーズ・パスファインダーなどのアメリカ航空宇宙局(NASA)の様々な計画に参画した。その後NASAの火星探索教育の局長に任命された。
1999年には、NASAからパートタイムでアフリカでの教育開発の仕事を行う許可を得て、パスファインダー財団を設立。2002年には休職し、バマコに太陽エネルギー開発の研究所を設立した。2000年からはユネスコ親善大使としても活躍。2002年と2003年はケニアのアフリカ・バーチャル大学のCEOにも就任した。その後はマイクロソフト西アフリカ法人の会長を務めた。
暫定首相時代
[編集]2012年の軍事クーデター後、4月17日に暫定首相に就任した[1]。
同年12月11日、クーデターを主導したアマドゥ・サノゴ大尉の指令を受けた軍兵により拘束、数時間後に辞任を表明した[2]。
出典
[編集]- ^ “Mali names Microsoft Africa chief as interim PM”. ロイター (2012年4月17日). 2012年9月17日閲覧。
- ^ マリ暫定首相が辞任表明、軍兵士に拘束された後AFPBB 2012年12月11日(12月12日観覧)