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シシャパンマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シシャパンマ
シシャパンマ
左の高峰がシシャパンマ
標高 8027 m
所在地 中華人民共和国の旗 中国チベット自治区ニャラム県
位置 北緯28度21分00秒 東経85度47分00秒 / 北緯28.35000度 東経85.78333度 / 28.35000; 85.78333座標: 北緯28度21分00秒 東経85度47分00秒 / 北緯28.35000度 東経85.78333度 / 28.35000; 85.78333
山系 ランタン山群
初登頂 許競ら10人(1964年
シシャパンマの位置(チベット自治区内)
シシャパンマ
シシャパンマ
シシャパンマの位置(中華人民共和国内)
シシャパンマ
シシャパンマ
シシャパンマの位置(アジア内)
シシャパンマ
シシャパンマ
プロジェクト 山
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シシャパンマ
チベット語
チベット文字: ཤི་ཤ་སྦང་མ།
ワイリー方式: shi sha sbang ma
蔵文拼音: Xixabangma
その他の表記: शिशापाङ्मा Shishāpāngmā
(ネパール語)
中国語
繁体字: 希夏邦馬峰/高僧贊峰
簡体字: 希夏邦马峰/高僧赞峰
拼音: Xīxiàbāngmǎ Fēng
Gāosēngzàn Fēng

シシャパンマ(Shishapangma)またはゴサインタンネパール語: गोसाईथान Gōsāīthān)は、ヒマラヤ山脈にある標高は8027 mで世界第14位[1]

概要

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シシャパンマとはチベット語で「牛も羊も死に絶えて、麦も枯れる地方」の意味。ゴサインタンはサンスクリット語由来で「神の座」を意味する。

全部で14座ある8000メートル峰の中で、完全に中華人民共和国領内(チベット)にある唯一の山である。また8000メートル峰の中で、世界で最後に登頂された山である。なお標高に関しては8012 m、または8013 mとする資料もある。

登山

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1964年5月2日の初登頂は人類にとって最後の8000 m級処女峰への登頂で、中国の許競隊長以下総勢10名は午前6時前に標高7700 mのキャンプを出発し、午前10時20分(日本時間・同日午前11時20分)に山頂へ到達した。

北側のノーマルルートから登る場合、主峰の前に中央峰(8008 m)に登ることになる。主峰に登るには中央峰からナイフリッジを進むか、中央峰の下から雪崩の起きやすい斜面をトラバースする必要がある。この部分がノーマルルートの核心部になる。

中央峰の到達をもって登頂を主張する登山者が少なからずおり、各国の山岳会や認定機関などの記録と登山者の主張に食い違いが見られる事がある[2]

登頂歴

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脚注

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  1. ^ 山と溪谷』2018年2月号、山と溪谷社、 163頁。
  2. ^ 一例として8000メートル峰全14座の登頂を果たした厳弘吉は1993年に主峰の登頂を主張したが中央峰までと認定され、2001年の登頂で主峰への到達が認定されている
  3. ^ 登山において世界的には冬至以降、春分前日を冬季と認定するが、冬の季節風が始まった後を冬季と認める意見もあり。
  4. ^ 16時30分、標高8027m、シシャパンマに登頂しました!

関連項目

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