シドニウス・アポリナリス
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聖シドニウス・アポリナリス | |
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生誕 |
430年頃 西ローマ帝国 ガリア・ルグドゥネンシス属州 ルグドゥヌム |
死没 |
489年 ブルグント王国 |
崇敬する教派 | カトリック教会、正教会 |
記念日 | 8月21日 |
シドニウス・アポリナリス(Sidonius Apollinaris、430年頃の11月5日[1] - 489年8月)は、西ローマ帝国末期の元老院議員。詩人や外交官、司教でもあり、聖人に列せられている。エリック・ゴールドバーグによれば、シドニウスは5世紀のガリア出身で唯一記録が残っている、最も重要な著作家であるとされている[2]。彼は5-6世紀にかけての、著作が残る4人のガロ・ローマン貴族のうちの一人であり、他の3人は、リモージュ司教ルリキウス(Ruricius、507年没)、ヴィエンヌ司教アウィトゥス(Alcimus Ecdicius Avitus、518年没)、そしてティキヌム司教であったアルルのマグヌス・フェリクス・エンノディウス(Magnus Felix Ennodius、534年没)である。彼ら全員がガロ・ローマン貴族のネットワークのもとに緊密な関係にあり、そのネットワークはガリアのカトリック僧侶の間に張られていた[3]。
シドニウスは多数の書簡、仕えた諸皇帝への賛辞を書いており、彼の著作物は5世紀中ごろの西ローマ政府の政情を知るための重要史料である。彼の祭日は8月21日である。
脚注
[編集]- ^ アポリナリスは義兄弟エクディキウス(西ローマ皇帝アウィトゥスの子で妻の兄弟)にあてた短い詩の中で自らの誕生日について触れている。
- ^ The Fall of the Roman Empire Revisited: Sidonius Apollinaris and His Crisis of Identity
- ^ Ralph W. Mathisen, "Epistolography, Literary Circles and Family Ties in Late Roman Gaul" Transactions of the American Philological Association 111 (1981), pp. 95-109.
外部リンク
[編集]- Biographical introduction to the Letters, O.M. Dalton (1915)
- Complete English translation of the Letters of Sidonius Apollinaris, O.M. Dalton (1915)
- Sidonius Apollinaris, dedicated site, with complete Latin text of the correspondence, Joop A. van Waarden (2003-....)
- Opera Omnia by Migne Patrologia Latina with analytical indexes
- Herbermann, Charles, ed. (1913). Catholic Encyclopedia. New York: Robert Appleton Company. .