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シナマオウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シナマオウ新エングラー体系
シナマオウ
分類
: 植物界 Plantae
: 裸子植物門 Gymnospermae
: グネツム綱 Gnetopsida
: グネツム目 Gnetales
: マオウ科 Ephedraceae
: マオウ属 Ephedra
: シナマオウ E. sinica
学名
Ephedra sinica Stapf1927
和名
シナマオウ

シナマオウ学名Ephedra sinica)は、マオウ科 Ephedraceae マオウ属 Ephedraの種。漢名:草麻黄[1]

特徴

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中国北部から中央アジア、インドなどの乾燥地帯に分布する[2]。常緑小低木の裸子植物であり、雌雄異株で黄色い花、球形の赤い果実を付ける[2]。茎節には葉が退化した鱗片葉が見られる[2]。花期は5月[3]

用途

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生薬である麻黄(まおう)は、本種の地上上茎から生成される[2]エフェドリンなどの成分を含み、発汗、解熱、鎮咳、去痰、抗炎症といった作用があり、葛根湯などの漢方製剤に配合されている[2]。根および根茎は麻黄根(まおうこん)として利用され、止汗作用を持つ[3]

脚注

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  1. ^ シナマオウ | 公益社団法人東京生薬協会”. www.tokyo-shoyaku.com. 2022年6月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e シナマオウ”. 武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園. Takeda Pharmaceutical Company. 2022年7月5日閲覧。
  3. ^ a b シナマオウEphedra sinica Stapf”. 熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース. 熊本大学薬学部. 2022年7月5日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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  • 麻黃 Mahuang 中藥材圖像數據庫 (香港浸會大學中醫藥學院)