シミュレーション・セオリー
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『シミュレーション・セオリー』 | ||||
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ミューズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2017年1月 – 2018年8月 | |||
ジャンル |
エレクトロニック・ロック ニュー・ウェイヴ ポップ・ロック シンセポップ エレクトロ・ファンク | |||
時間 | ||||
レーベル |
ワーナー・ミュージック・グループ Helium 3 ワーナーミュージック・ジャパン | |||
プロデュース | リッチ・コスティ、マイク・エリゾンド、シェルバック、ティンバランド、ミューズ | |||
チャート最高順位 | ||||
ミューズ アルバム 年表 | ||||
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『シミュレーション・セオリー』(英: Simulation Theory)は、イギリスのロックバンド、ミューズの8thアルバム。2018年11月9日に全世界同時発売された[3]。
概要
[編集]アメリカの音楽プロデューサーであるリッチ・コスティ、マイク・エリゾンド、スウェーデンの音楽プロデューサーであるシェルバック、ティンバランドとの共同プロデュース[4]。6作連続で全英アルバムチャートの首位を獲得[5]。
アートワークにはSF映画や1980年代のポップカルチャーの要素が取り入れられ[6][7]、エレクトロニカ、ファンク、ヒップホップ、トラップ、R&Bなど、従来のミューズのギター・ロックから大胆に逸脱し、80年代風のシンセを大胆に取り入れた作風の楽曲が多数収められている[8][9][10]。歌詞には制作当時のアメリカの政治情勢が反映されている[11]。
本作に対してミューズはアルバム全体を制作するのではなく、1曲ずつレコーディングすることに集中した[11][12]。ミューズのベーシストであるクリス・ウォルステンホルムは「まったく何の制約も感じないで作った初めての作品」と話した[8]。
レコーディングは2017年初頭にロンドンのAIRスタジオでエリゾンドと共に開始され、北米ツアーを経て2017年後半にロサンゼルスでコスティとともに制作が再開された[13][14]。
アルバムとツアーを題材にした映画『Simulation Theory film』が2020年8月に公開された[15]。
収録曲
[編集]通常盤
[編集]全作詞・作曲: マシュー・ベラミー(一部除く)
# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
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1. | 「アルゴリズム - Algorithm」 |
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2. | 「ザ・ダーク・サイド - The Dark Side」 |
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3. | 「プレッシャー - Pressure」 |
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4. | 「プロパガンダ - Propaganda」 |
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5. | 「ブレイク・イット・トゥ・ミー - Break It to Me」 |
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6. | 「サムシング・ヒューマン - Something Human」 |
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7. | 「ソート・コンテイジョン - Thought Contagion」 |
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8. | 「ゲット・アップ・アンド・ファイト - Get Up and Fight」 |
| シェルバック | |
9. | 「ブロケイズ - Blockades」 |
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10. | 「ディグ・ダウン - Dig Down」 |
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11. | 「ザ・ヴォイド - The Void」 |
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合計時間: |
デラックス盤
[編集]# | タイトル | 時間 |
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12. | 「アルゴリズム」(オルタネイト・リアリティー・ヴァージョン) | |
13. | 「ザ・ダーク・サイド」(オルタネイト・リアリティー・ヴァージョン) | |
14. | 「プロパガンダ」(アコースティック・ヴァージョン) | |
15. | 「サムシング・ヒューマン」(アコースティック・ヴァージョン) | |
16. | 「ディグ・ダウン」(アコースティック・ゴスペル・ヴァージョン) | |
合計時間: |
スーパー・デラックス盤
[編集]# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
12. | 「アルゴリズム」(オルタネイト・リアリティー・ヴァージョン) | |
13. | 「ザ・ダーク・サイド」(オルタネイト・リアリティー・ヴァージョン) | |
14. | 「プレッシャー」(Ft. UCLA ブルーイン・マーチングバンド) | |
15. | 「プロパガンダ」(アコースティック・ヴァージョン) | |
16. | 「ブレイク・イット・トゥ・ミー」(サム・デ・ヨング リミックス) | |
17. | 「サムシング・ヒューマン」(アコースティック・ヴァージョン) | |
18. | 「ソート・コンテイジョン」(ライブ) | |
19. | 「ディグ・ダウン」(アコースティック・ゴスペル・ヴァージョン) | |
20. | 「ザ・ヴォイド」(アコースティック・ヴァージョン) | |
21. | 「ザ・ダーク・サイド」(オルタネイト・リアリティー インスト) | |
合計時間: |
シングル
[編集]- ディグ・ダウン - Dig Down
- ソート・コンテイジョン - Thought Contagion
- サムシング・ヒューマン - Something Human
- ザ・ダーク・サイド - The Dark Side
- プレッシャー - Pressure
脚注
[編集]- ^ “Muse Biography, Music & News” (英語). Billboard. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “シミュレーション・セオリー(デラックス盤)”. ORICON STYLE. オリコン. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “待望のニュー・アルバム『シミュレーション・セオリー』本日11/9(金)全世界同時リリース!ビデオを続々公開中!!”. ワーナーミュージック・ジャパン. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “11月9日(金)、ニュー・アルバム『シミュレーション・セオリー』全世界同時リリース決定!新曲「ザ・ダーク・サイド」解禁!!”. ワーナーミュージック・ジャパン. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “Official Albums Chart on 16/11/2018” (英語). Official Charts (2018年11月19日). 2024年12月23日閲覧。
- ^ Olivier, Bobby (2018年7月19日). “Muse’s Matt Bellamy Talks New Single ‘Something Human’ & ‘Simulation’ Themes on Upcoming Album” (英語). Billboard. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “Who Do We Blame for Muse's 'Simulation Theory'?” (英語). Inverse (2018年8月30日). 2024年12月23日閲覧。
- ^ a b “ミューズが語った新AL『シミュレーション・セオリー』に込めた強い想いとは? 「誰かがギター・ミュージックを進化させなければならない」”. rockinon.com. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “ミューズ 『Simulation Theory』 ギター・ロックの枷を取り払いモダン・ポップに最適化した〈ミューズ2.0〉”. Mikiki. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “Simulation Theory / MUSE”. Skream!. 2024年12月23日閲覧。
- ^ a b Greene, Andy (2018年2月15日). “Matt Bellamy on Muse's Rousing, Political New Song 'Thought Contagion'” (英語). Rolling Stone. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “Muse: 'The guitar is no longer a lead instrument'” (英語). (2018年2月20日) 2024年12月23日閲覧。
- ^ “Muse are back in the studio recording new music” (英語). The Independent 2024年12月23日閲覧。
- ^ Trendell, Andrew (2017年10月12日). “Muse are back in the studio - with an old friend and collaborator” (英語). NME. 2024年12月23日閲覧。
- ^ “ミューズ コンサート・フィルム+劇映画の映像作品『Simulation Theory film』を8月リリース”. amass. 2024年12月23日閲覧。