シモン・マルチニアク
個人情報 | |||
---|---|---|---|
誕生日 | 1981年1月7日(43歳) | ||
出身地 |
ポーランド プウォツク | ||
国内 | |||
年 | リーグ | 役割 | |
2009- | エクストラクラサ | 審判員 | |
国際 | |||
年 | リーグ | 役割 | |
2011- | FIFA登録 | 審判員 |
シモン・マルチニアク(Szymon Marciniak、1981年1月7日 - )は、ポーランド・プウォツク出身のプロサッカー審判員。最も評価の高い審判の一人と見なされている[1][2]。
国内でのキャリア
[編集]1981年にポーランドのプウォツクで生まれ、21歳でアマチュアサッカー選手と並行してサッカーの審判としてのキャリアを始めた。2006年、サッカーのプロ審判に契約を変更[3]。2009年にGKSベウハトゥフの本拠地で行われたポーランドのトッププロリーグ・クラサC(現・エクストラクラサ)で初めて審判を担当した。以降、彼はエクストラクラサで200以上の試合を審判し、2016年のポーランドカップ決勝戦と2017年のポーランド・スーパーカップ決勝戦で主審に任命された[4][5]。
国際的なキャリア
[編集]彼は2011年に国際サッカー連盟 (FIFA) に国際審判員として登録された[6]。同年、彼はUEFAヨーロッパリーグ 2011-12予選2回戦・オーレスンFK対フェレンツヴァーロシュTCの試合でヨーロッパリーグの審判としてデビューした[7] 。2012年には、彼はUEFAチャンピオンズリーグ 2012-13予選2回戦・FKヴェンツピルス対モルデFKの試合を担当した[8]。さらに2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選で[9] グループF・ポルトガル対アゼルバイジャンの試合を担当した[10]。
2015年6月30日、彼はUEFA U-21欧州選手権2015決勝の主審を務めた[11]。
UEFA EURO 2016では、グループステージでスペイン対チェコ、アイスランド対オーストリア、決勝トーナメントでドイツ対スロバキアの3試合を担当した。
2018年3月29日、FIFAは、副審のパウエル・ソコーリニチキとトーマス・リストキエヴィチとともに、2018 FIFAワールドカップの審判団に選出され[12]、グループD・アルゼンチン対アイスランドとグループF・ドイツ対スウェーデンの2試合を担当した。彼はまた、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの間で行われる2018 UEFAスーパーカップの主審に選ばれた[13]。
2022年5月19日、FIFAは、2022 FIFAワールドカップの審判団に選出されたことを発表し[14][15]、グループD・フランス対デンマークと決勝トーナメントのラウンド16、アルゼンチン対オーストラリア・決勝のアルゼンチン対フランスの3試合を担当した。
決勝は、「非の打ち所のないジャッジ」と評された。またワールドカップ史上最高の決勝戦とされた[16]。
UEFAチャンピオンズリーグ 2022-23ではグループB第1節 アトレティコ・マドリードvsポルト、グループC第4節 バルセロナvsインテル、グループD第6節 マルセイユvsトッテナム、グループE第5節 ディナモ・ザグレブvsミラン、ラウンド16 ポルトvsインテルの2ndレグ、準々決勝 ミランvsナポリの2ndレグ、準決勝 マンチェスター・シティvsレアル・マドリードの2ndレグ、決勝 マンチェスター・シティvsインテルの主審を務めた。 これにより、ハワード・ウェブ以来となるUEFAチャンピオンズリーグ決勝とFIFAワールドカップ決勝の両方で主審を務めた史上2人目の人物となった。
先代 ジャンルカ・ロッキ |
UEFAスーパーカップ 主審 2018 |
次代 ステファニー・フラパール |
脚注
[編集]- ^ Ekstraklasa. Szymon Marciniak, czyli najlepszy sędzia też człowiek/
- ^ Najlepsi polscy sędziowie – ranking. Od Mycia do Marciniaka
- ^ “Szymon Marciniak: Gdy zostałem sędzią, zrozumiałem, jakim byłem dupkiem” (ポーランド語). 2020年12月9日閲覧。
- ^ “Szymon Marciniak poprowadzi finał Pucharu Polski” (ポーランド語). 2020年12月9日閲覧。
- ^ “Znamy sędziego Superpucharu Polski! Mecz poprowadzi Szymon Marciniak” (ポーランド語). 2020年12月9日閲覧。
- ^ “FIFA 2021 Refereeing International Lists”. FIFA. 2021年8月1日閲覧。
- ^ “Aalesund (NOR) 3-1 Ferencváros (HUN)”. UEFA.com. 2021年8月1日閲覧。
- ^ “Ventspils (LVA) 1-1 Molde (NOR)”. UEFA.com. 2021年8月1日閲覧。
- ^ “Szymon Marciniak football referee stats - WorldReferee.com”. worldreferee.com. 2021年8月1日閲覧。
- ^ “MATCH Report - Portugal - Azerbaijan3:0 (0:0)”. FIFA. 2015年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月1日閲覧。
- ^ “MME 2015: Szymon Marciniak sędzią turnieju finałowego” (ポーランド語). 2020年12月9日閲覧。
- ^ “List of Match Officials at 2018 FIFA World Cup”. fifa.com (29 March 2018). 31 March 2018閲覧。
- ^ “WIELKIE WYRÓŻNIENIE DLA SZYMONA MARCINIAKA. POLAK POSĘDZIUJE MECZ O SUPERPUCHAR EUROPY” (ポーランド語). 2020年12月9日閲覧。
- ^ ""36 referees, 69 assistant referees and 24 video match officials appointed for FIFA World Cup Qatar 2022™"" (Press release). FIFA. 19 May 2022. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “FIFA World Cup Qatar 2022™ List of appointed FIFA Match Officials” (PDF). FIFA (2022年5月19日). 2022年5月20日閲覧。
- ^ “1003試合目で頂点、23歳の怪物…“歴代最高”のワールドカップ決勝を振り返る”. 2024年4月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- シモン・マルチニアク - Soccerway.com
- シモン・マルチニアク - Transfermarkt.comによる審判データ