シャドウ・オブ・ヘゲモン
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『シャドウ・オブ・ヘゲモン』(Shadow of the Hegemon)は、オースン・スコット・カードのSF小説。
概要
[編集]エンダーシリーズ(Ender Wiggins Saga)の一作。
『エンダーのゲーム』から『死者の代弁者』に続くシリーズとは異なり、ビーンを主人公とした三部作『エンダーズ・シャドウ』『シャドウ・オブ・ヘゲモン』『シャドウ・パペッツ』の第二作目。
ストーリー
[編集]バガーとの戦争終結後、バトル・スクールに集められていた子供達は、エンダーを除いて地球に戻された。しかし、平和が訪れたのも束の間、子供達は、収監を逃れた連続殺人鬼アシルによって誘拐されてしまう。唯一、アシルの魔の手を逃れたビーンは、ネット上で権力を持つピーター・ウィッギンと協力し、仲間の救出に向かう。
ビーン、アシル、ペトラ、ピーター。恐るべき知能を持った子供達がぶつかりあう。覇権(ヘゲモン)を得るのは誰なのか。
脚注
[編集]単行本
[編集]- 『シャドウ・オブ・ヘゲモン 上』田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 2003年11月 ISBN 4-15-011463-3
- 『シャドウ・オブ・ヘゲモン 下』田中一江訳 ハヤカワ文庫SF 2003年11月 ISBN 4-15-011464-1
エンダーシリーズ
[編集]長編
[編集]- 『エンダーのゲーム』 Ender's Game (1985年)
- 『死者の代弁者』 Speaker for the Dead (1986年)
- 『ゼノサイド』 Xenocide (1991年)
- 『エンダーの子どもたち』 Children of the Mind (1996年)
- 『エンダーズ・シャドウ』 Ender's Shadow (1999年)
- 『シャドウ・オブ・ヘゲモン』 Shadow of the Hegemon (2001年)
- 『シャドウ・パペッツ』 Shadow Puppets (2002年)
- Shadow of the Giant (2005年)
- A War of Gifts: An Ender Story (2007年)
- Ender in Exile (2008年)
- Shadows in Flight (2012年)
- Earth Unaware (2012年)
- Aaron Johnstonと共著
- Earth Afire (2013年)
- Aaron Johnstonと共著
- Earth Awakens (2014年予定)
- Aaron Johnstonと共著
- Shadows Alive (予告)
短編
[編集]- 「エンダーのゲーム」 Ender's Game (1977年)
- 短編集『無伴奏ソナタ』 Unaccompanied Sonata and Other Stories (1980年)所収
- 短編集First Meetings in the Enderverse (2002年)所収
- Gloriously Bright (1991年)
- 「投資顧問」 Investment Counselor (1999年)
- アンソロジー『SFの殿堂 遥かなる地平』 Far Horizons (1999年)所収
- 短編集First Meetings in the Enderverse (2002年)所収
- The Polish Boy (2002年)
- 短編集First Meetings in the Enderverse (2002年)所収
- Teacher's Pest (2003年)
- Mazer in Prison (2005年)
- Pretty Boy (2006年)
- Cheater (2006年)
- Ender's Stocking (2007年)
- A Young Man with Prospects (2007年)
- The Gold Bug (2007年)
- Ender's Homecoming (2008年)
- Ender in Flight (2008年)