シャンディ・ガフ
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シャンディ・ガフ | |
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基本情報 | |
作成技法 | ビルド |
グラス | タンブラー |
レシピの一例 | |
ベース | ビール |
シャンディ・ガフもしくはシャンデー・ガフ (Shandy Gaff) は、ビールベースのカクテルで、ジンジャーエールと合わせたもの[1]。ビール特有のホップの苦味をジンジャーエールが和らげると同時に、生姜のピリッとした風味を添える。単にシャンディとも呼ぶ[1]。
由来
[編集]名前の由来は不明[1]。イギリスでは昔からパブで飲まれている[1]。昔のシャンディ・ガフはジンジャーエールではなく、ジンジャー・ビアとエールで作っていた。イギリスのパブでは広く知られる飲み物の1つであるが、一般的にはジンジャーエールではなくレモネード(日本でいうところのラムネ)を用いる[2]。ドイツではレモネードで割ったものを、南部で「ラドラー」 (Radler)、北部では「アルスター・ヴァッサー」 (Alsterwasser) と呼称する[2]。
フランスには、同様にビールを透明な炭酸飲料かレモネードで割った、「パナシェ」というカクテルがある[2]。その名前の由来は、フランス語で「混ぜ合わせる」である[2]。フランス人から見ればシャンディ・ガフはパナシェの一種ということになるが、逆にイギリスではパナシェのこともシャンディと呼んでいる(これが上述した、イギリスで一般的な「シャンディ」である)[2]。スペインでは、缶入りクルスカンポ・シャンディ (Cruzcampo Shandy) が広く売られている。
標準的なレシピ
[編集]- ビール - 1/2
- ジンジャー・エール - 1/2
- 備考
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- 材料はいずれもよく冷やしておく。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 澤井慶明(監修)『カクテルの事典』永田奈奈恵(カクテル指導)、成美堂出版、1996年、156頁。ISBN 4-415-08348-X。