シュラオ=シュラオ
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『シュラオ=シュラオ』(ドイツ語: Schlau-schlau)作品6は、ヨハン・シュトラウス3世が作曲したポルカ・シュネルである。
解説
[編集]1898年12月、エドゥアルト・シュトラウス1世の息子ヨハン・シュトラウス3世は、オーストリア帝国内務省官吏の職を辞して音楽家としてデビューした。デビュー作となったオペレッタ『猫とねずみ』は好評を博し、「ワルツ王」として知られた伯父ヨハン・シュトラウス2世も羨むほどだったという。
このオペレッタ『猫とねずみ』の劇中音楽をベースとして作曲されたのが、この速いポルカ『シュラオ=シュラオ』である。具体的には第2幕のデュエットに由来する。1899年のウィーンのカーニバル期間中に、軍楽隊の演奏で初演された。ヨハン3世の代表作のひとつで、これまでにCD録音もなされている。
参考文献
[編集]- CD『Vienna Premiere, Vol. 2』解説書より、「Schlau-Schlau, Polka schnell Op.6 (Crafty. crafty, Quick-polka)」