ショルツ内閣
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ショルツ内閣 | |
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ドイツ 第25代内閣 | |
成立年月日 | 2021年12月8日 |
終了年月日 | |
組織 | |
元首 | フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー |
首相 | オラフ・ショルツ |
首相前職 | |
閣僚数 | 17人 |
更迭された閣僚数 (逝去/辞任/解任) | 2人 |
総閣僚数 | |
与党 | 社会民主党(SPD) 同盟90/緑の党(B90/Gr) |
議会における地位 | 三党連立 |
影の内閣 | |
野党 | キリスト教民主同盟/社会同盟(CDU/CSU) ドイツのための選択肢(AfD) 左翼党(Die Linke) 自由民主党 (FDP) |
野党党首 | フリードリヒ・メルツ (CDU) |
詳細 | |
成立直前の選挙 | 2021年ドイツ連邦議会選挙 |
議会任期 | |
終了時の連立与党 | |
前内閣 | 第4次メルケル内閣 |
次内閣 |
ショルツ内閣(ショルツないかく、独: Kabinett Scholz)は、2021年9月26日のドイツ連邦議会選挙を経て2021年12月8日に成立したドイツ連邦内閣である。社会民主党のオラフ・ショルツ[注釈 1] が率いる。社会民主党 (SPD)と同盟90/緑の党(B90/Gr)と自由民主党 (FDP)の三党連立政権である。16年の長期にわたるアンゲラ・メルケル政権の後を受けて発足した。2024年11月7日にショルツが内部対立を理由にクリスティアン・リントナー財務大臣(FDP党首)を解任し、FDPは連立政権を離脱した[2]。
構成
[編集]この連邦内閣はオラフ・ショルツ連邦首相と16人の連邦大臣で構成されている。政党別の構成は、内閣が発足した2021年12月以降、SPDが8人、B90/Grは5人、FDPは4人となっている。政党のシンボルカラーを捉えて、この連立内閣は「信号連立」政権(独: Ampelkoalition)の名で呼ばれている[3][注釈 2]。
ショルツ首相を除く閣僚16人のうち半数の8人を女性が占める[4][注釈 3]。年齢構成(内閣発足時)では、63歳のショルツ首相を除く閣僚16人は、40代・50代の年代で占められている[5]。
FDPのリントナー党首は財務大臣として入閣したものの、2025年度予算案の財源を巡る争いでショルツ首相との対立が激化し、2024年11月7日にリントナーは財務大臣を解任された。これによりFDPは連立政権からの離脱を表明し、3党による連立政権は終焉を迎えた[2]。
以下の閣僚で構成される。
《この節の主な出典:ドイツ語版Wikipedia記事》
役職 | 名前 | 任期 | 政党 | |
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連邦首相 | オラフ・ショルツ | 2021年12月8日 - | 社会民主党 | |
副首相 経済・エネルギー大臣 |
ロベルト・ハーベック | 2021年12月8日 - | 同盟90/緑の党 | |
財務大臣 | クリスティアン・リントナー | 2021年12月8日 - 2024年11月7日 | 自由民主党 | |
イェルク・クキース | 2024年11月7日 - | 社会民主党 | ||
内務・国土大臣 | ナンシー・フェーザー | 2021年12月8日 - | 社会民主党 | |
外務大臣 | アンナレーナ・ベアボック | 2021年12月8日 - | 同盟90/緑の党 | |
司法大臣 | マルコ・ブッシュマン | 2021年12月8日 - 2024年11月7日 | 自由民主党 | |
フォルカー・ヴィッシング | 2024年11月7日 - | 無所属 | ||
労働・社会大臣 | フーベルトゥス・ハイル | 2021年12月8日 - | 社会民主党 | |
国防大臣 | クリスティーネ・ランブレヒト | 2021年12月8日 - 2023年1月19日[6] | 社会民主党 | |
ボリス・ピストリウス | 2023年1月19日 - | 社会民主党 | ||
食品・農業大臣 | ジェム・オズデミル | 2021年12月8日 - | 同盟90/緑の党 | |
家族・高齢者・女性・青少年大臣 | アンネ・シュピーゲル | 2021年12月8日 - 2022年4月25日[7] | 同盟90/緑の党 | |
リザ・パウス | 2022年4月25日 - | 同盟90/緑の党 | ||
保健大臣 | カール・ラウターバッハ | 2021年12月8日 - | 社会民主党 | |
デジタル・交通大臣 | フォルカー・ヴィッシング | 2021年12月8日 - | 自由民主党→無所属 | |
環境・自然保護・原子力安全・消費者保護大臣 | シュテフィ・レムケ | 2021年12月8日 - | 同盟90/緑の党 | |
教育・研究大臣 | ベッティーナ・シュターク=ヴァッツィンガー | 2021年12月8日 - 2024年11月7日 | 自由民主党 | |
ジェム・オズデミル | 2024年11月7日 - | 同盟90/緑の党 | ||
経済協力・開発大臣 | スベニャ・シュルツェ | 2021年12月8日 - | 社会民主党 | |
住宅、都市開発及び建設担当大臣 | クララ・ガイヴィッツ | 2021年12月8日 - | 社会民主党 | |
連邦首相府長官 | ヴォルフガング・シュミット | 2021年12月8日 - | 社会民主党 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「ドイツ社民党首選、連立懐疑派が勝利 メルケル政権打撃」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2019年12月1日。オリジナルの2020年2月20日時点におけるアーカイブ。2021年12月12日閲覧。
- ^ a b “ショルツ独首相、来年3月の総選挙目指す-リントナー財務相解任”. bloomberg.co.jp. ブルームバーグ. (2024年11月7日) 2024年11月7日閲覧。
- ^ ジェニー・ヒル (2021年12月8日). “【解説】 ショルツ氏の「信号連立」政権、新しいドイツを約束”. BBCニュース. オリジナルの2021年12月8日時点におけるアーカイブ。 2021年12月9日閲覧。
- ^ 「ドイツ首相にショルツ氏就任 新政権発足でメルケル時代に幕」『NNA EUROPE ヨーロッパ経済ニュース』Economic Media Bulletin Limited (EMB)、2021年12月9日。オリジナルの2021年12月9日時点におけるアーカイブ。2021年12月9日閲覧。
- ^ “Germaniy,s new government ministers who will shape post-Merkel era” (英語). Anadolu Agency. アナドル通信社 (EMB). (2021年12月7日). オリジナルの2021年12月7日時点におけるアーカイブ。 2021年12月9日閲覧。
- ^ “Boris Pistorius als Verteidigungsminister vereidigt” (ドイツ語). zeit online (ディー・ツァイト). (2023年1月19日). オリジナルの2023年1月20日時点におけるアーカイブ。 2023年1月19日閲覧. "Die zurückgetretene Ministerin Christine Lambrecht bekam ihre Entlassungsurkunde"
- ^ “Paus wird Familienministerin” (ドイツ語). Süddeutsche Zeitung (南ドイツ新聞社). (2022年4月25日) 2022年4月26日閲覧. "Die Amtszeit der Mitte April zurückgetretenen Bundesfamilienministerin Anne Spiegel endet an diesem Montag.【注:この月曜日(diesem Montag)とは4月25日を指す。】)"
外部リンク
[編集]- “連邦政府の組閣メンバー” (ドイツ語). 連邦政府ウェブサイト. 2021年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月9日閲覧。