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ボリス・ピストリウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボリス・ピストリウス
Boris Pistorius
(2019年)
生年月日 (1960-03-14) 1960年3月14日(64歳)
出生地 西ドイツの旗 西ドイツ オスナブリュック
出身校 ミュンスター大学
オスナブリュック大学
所属政党 ドイツ社会民主党
サイン

内閣 ショルツ内閣
在任期間 2023年1月19日 -

在任期間 2013年2月19日 - 2023年1月18日

在任期間 2006年11月7日 - 2013年2月19日
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ボリス・ルートヴィヒ・ピストリウスドイツ語: Boris Ludwig Pistorius1960年3月14日 - )は、ドイツ政治家。2023年1月から国防大臣を務めている。

来歴

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生い立ち

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ドイツ社会民主党(SPD)に所属しニーダーザクセン州議会議員も務めたウルスラ・ピストリウスドイツ語版とルートヴィヒ・ピストリウスの次男として、オスナブリュックで生まれる[1][2]。シンケル地区で育ち、1978年にはゾンネンヒューゲル地区にあるギムナジウムを卒業した。その後1980年までの間は、卸売及び外国貿易業に関する職業教育を受けた。1980年から1981年まで兵役に就いた後に、ミュンスター大学オスナブリュック大学で法律を学んだ。1987年に第一次司法試験(juristisches Staatsexamen)に合格。オルデンブルクで司法修習を受け、1990年に第二次司法試験に合格。同年6月から半年間は弁護士を務めた[3]

州政府での職歴

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1991年、ニーダーザクセン州政府の公務員となり、同年から1995年までゲアハルト・シュレーダー州首相が率いる州政府の内務大臣であったゲアハルト・グロゴフスキドイツ語版の個人顧問を務めた。1995年から1996年まで、大臣官房副長官。1997年から2002年まで、ヴェーザー・エムス行政管区ドイツ語版でいくつかの部署の管理職を務め、2002年から2006年までは、学校とスポーツの部門の責任者を務めた[4]

政治経歴

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1976年にドイツ社会民主党(SPD)に入党。

1996年から2013年まで、オスナブリュックの市議会議員。1999年から2002年まで、同市の第二市長。2006年9月24日に行われた同市の市長選挙に立候補し、55.5%の票を獲得して当選、市長に就任した[5]

2013年ニーダーザクセン州議会選挙ドイツ語版の結果を受けて発足したシュテファン・ヴァイル率いる州政府において、内務・スポーツ大臣に就任。

2017年ニーダーザクセン州議会選挙ドイツ語版に立候補し、初当選[6]

2019年に行われたSPDの党首選にペトラ・ケピンクとペアを組み立候補したが、得票率は第5位の14.41%に留まり落選した[7]

2023年1月17日、クリスティーネ・ランブレヒト国防大臣を辞任し、ピストリウスが後任に就任することとなった[8][9]

脚注

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  1. ^ Traueranzeige von Ludwig Pistorius” (2009年3月23日). 2023年1月24日閲覧。
  2. ^ Ludwig Pistorius (1923-2009)”. WikiTree FREE Family Tree (2023年1月20日). 2023年1月24日閲覧。
  3. ^ Boris Pistorius – Munzinger Biographie” (2023年1月17日). 2023年1月24日閲覧。
  4. ^ Lebenslauf von Innenminister Boris Pistorius”. niedersachsen.de. Niedersächsisches Ministerium für Inneres und Sport (2018年2月20日). 2023年1月24日閲覧。
  5. ^ Vorläufiges Ergebnis der Stichwahl zur Direktwahl der Oberbürgermeisterin / des Oberbürgermeisters in der Stadt Osnabrück” (2018年2月20日). 2023年1月24日閲覧。
  6. ^ Landtagswahl: Innenminister Pistorius holt Direktmandat” (2022年10月9日). 2023年1月24日閲覧。
  7. ^ SPD-Vorsitz wird in Stichwahl entschieden. dw.com, 26. Oktober 2019.
  8. ^ Christoph Hickmann, Veit Medick, Christian Teevs (2023年1月17日). “Lambrecht-Nachfolge: Boris Pistorius wird neuer Verteidigungsminister”. Der Spiegel. 2023年1月24日閲覧。
  9. ^ “ドイツ新国防相にピストリウス氏、ニーダーザクセン州内相”. ロイター. (2023年1月17日). https://jp.reuters.com/article/germany-minister-defence-confirmation-idJPKBN2TW0P0 2023年1月24日閲覧。 

外部リンク

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公職
先代
クリスティーネ・
ランブレヒト
ドイツの旗 国防大臣
2023年 -
次代