ショーン・ギルマーティン
ニューヨーク・メッツ時代 (2016年6月22日) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州ベンチュラ郡ムーアパーク |
生年月日 | 1990年5月8日(34歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 205 lb =約93 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2011年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2015年4月10日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
この表について
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ショーン・パトリック・ギルマーティン(Sean Patrick Gilmartin, 1990年5月8日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ベンチュラ郡ムーアパーク出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。妻はケイリー・マケナニー(ホワイトハウス報道官)で、娘がいる[1][2]。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]2008年のMLBドラフト31巡目(全体945位)でサンディエゴ・パドレスから指名されたが、この時は入団せずにフロリダ州立大学へ進学した。
2010年には日本で開催された第5回世界大学野球選手権大会にアメリカ合衆国代表として参加した[3]。
プロ入りとマイナー時代
[編集]2011年のMLBドラフト1巡目(全体28位)でアトランタ・ブレーブスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブスでプロデビュー。A級ローム・ブレーブスでもプレーし、2球団合計で6試合に先発登板して2勝2敗、防御率3.09、31奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。
2012年はAA級ミシシッピ・ブレーブスとAAA級グウィネット・ブレーブスでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して6勝10敗、防御率3.84、111奪三振を記録した。
2013年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブス、A級ローム、AAA級グウィネットでプレーし、3球団合計で21試合に先発登板して4勝8敗、防御率5.06、81奪三振を記録した。オフの12月18日にライアン・ドゥーミットとのトレードで、ミネソタ・ツインズへ移籍した[4]。
2014年は傘下のAA級ニューブリテン・ロックキャッツとAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して9勝7敗、防御率3.71、133奪三振を記録した。
メッツ時代
[編集]2014年12月11日に行われたルール・ファイブ・ドラフトでニューヨーク・メッツから指名された[5]。
2015年は開幕をメジャーの25人枠で迎え、4月10日のブレーブス戦でメジャーデビュー[6]。6月14日の同カードでメジャー初勝利を挙げた。メッツのリリーフ陣の一角に定着し、50試合に登板。防御率2.67、WHIP1.19、FIP2.75と軒並み安定した成績を残し、ルーキーイヤーから大きな貢献度を示した。
2016年はメジャーでは14試合の登板に留まった。0勝1敗、防御率7.13、WHIP1.59と大炎上し、前年に見せた大活躍の再現はならなかった。マイナーリーグ(AAA級ラスベガス・フィフティワンズ)では先発として投げ、19試合中18試合が先発登板で、9勝7敗、防御率4.86、WHIP1.43という成績だった。
2017年は開幕はマイナー・オプションによってAAA級ラスベガスで迎え、その後は3度メジャー昇格、マイナー降格を繰り返した。6月11日にDFAとなった[7]。
カージナルス傘下時代
[編集]2017年6月11日にウェイバー公示を経てセントルイス・カージナルスへ移籍し、傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズへ配属された。9月1日にマイナー契約となった。
オリオールズ時代
[編集]2018年7月13日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された[7]。8月11日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。オフにFAとなったが、マイナー契約で再契約した。
2019年は開幕をAAA級ノーフォークで迎え、6月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。6月25日にDFAとなり[10]、28日にマイナー契約でAAA級ノーフォークへ配属された。レギュラーシーズン終了後の10月1日にFAとなった[7]。
レイズ時代
[編集]2020年2月8日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになったと報じられ[11]、23日に正式公示された。8月7日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。8月9日にDFAとなり[13]、11日にマイナー契約となった[14]。8月22日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。8月23日に再びDFAとなり[16]、25日にマイナー契約となった[17]。9月18日に三たびメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[18]。29日にシェーン・マクラナハンのメジャー昇格に伴い再びDFAとなり[19]、10月1日にマイナー契約となった[20]。オフの11月2日にFAとなった[7]。
投球スタイル
[編集]速球は最速92mph(約148.1km/h)。右打者にはチェンジアップ、左打者にはスライダーを多投する[21]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | NYM | 50 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 2 | .600 | 235 | 57.1 | 50 | 2 | 18 | 5 | 2 | 54 | 1 | 0 | 17 | 17 | 2.67 | 1.19 |
2016 | 14 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .000 | 79 | 17.2 | 21 | 4 | 7 | 1 | 1 | 11 | 0 | 0 | 14 | 14 | 7.13 | 1.59 | |
2017 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 19 | 3.1 | 8 | 2 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 5 | 5 | 13.50 | 2.70 | |
2018 | BAL | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 113 | 27.0 | 23 | 4 | 11 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 9 | 9 | 3.00 | 1.26 |
2019 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 16 | 2.1 | 7 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 5 | 19.29 | 3.86 | |
2020 | TB | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 24 | 4.1 | 7 | 2 | 4 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 4 | 4 | 8.31 | 2.54 |
MLB:6年 | 81 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | 0 | 3 | .444 | 486 | 112.0 | 116 | 16 | 43 | 6 | 5 | 90 | 2 | 0 | 54 | 54 | 4.34 | 1.42 |
- 2020年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2015 | NYM | 50 | 2 | 5 | 0 | 1 | 1.000 |
2016 | 14 | 0 | 5 | 0 | 0 | 1.000 | |
2017 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
2018 | BAL | 12 | 2 | 4 | 0 | 1 | 1.000 |
MLB | 78 | 4 | 14 | 0 | 2 | 1.000 |
- 2018年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 36(2015年 - 2017年)
- 63(2018年 - 2019年)
- 85(2020年)
代表歴
[編集]- 第5回世界大学野球選手権大会 アメリカ合衆国代表
脚注
[編集]- ^ ケイリー・マケナニーの夫の秘められた真実
- ^ 女トランプ?米国版あゆ?マケナニー報道官がカッコ可愛いと話題に!!
- ^ 2010 USA Baseball Collegiate National Team Roster
- ^ Mike Axisa (2013年12月18日). “Braves acquire Ryan Doumit from Twins for Sean Gilmartin”. CBSSports.com. 2015年10月1日閲覧。
- ^ Anthony DiComo (2014年12月11日). “Mets select left-hander Gilmartin in Rule 5 Draft”. MLB.com 2015年10月1日閲覧。
- ^ Mark Bowman (2015年4月10日). “Heady Braves get past Mets late, stay unbeaten”. MLB.com 2015年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2020年12月23日閲覧。
- ^ Brittany Ghiroli (2018年8月11日). “O's swap lefty Gilmartin for Hart on roster” (英語). MLB.com. 2018年8月12日閲覧。
- ^ Chris Haft (2019年6月17日). “All-Star worthy Mancini in major need of votes” (英語). MLB.com. 2019年6月18日閲覧。
- ^ Steve Adams (2019年6月25日). “Orioles Claim Tayler Scott, Designate Sean Gilmartin” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年6月26日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2020年2月8日). “Rays Sign Sean Gilmartin To Minors Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月8日閲覧。
- ^ Steve Adams (2020年8月7日). “Rays Select Sean Gilmartin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “Rays Announce Multiple Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月9日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2020年8月11日). “Rays Outright Sean Gilmartin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月12日閲覧。
- ^ Alyson Footer (2020年8月22日). “Rays righty Roe lands on IL with sore elbow” (英語). MLB.com. 2020年8月23日閲覧。
- ^ Steve Adams (2020年8月23日). “Rays Select Josh Fleming, Designate Sean Gilmartin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月24日閲覧。
- ^ “Rays Outright Sean Gilmartin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月26日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2020年9月18日). “Rays Place Austin Meadows On 10-Day IL” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月19日閲覧。
- ^ “Rays Designate Sean Gilmartin For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月29日閲覧。
- ^ “Rays' Sean Gilmartin: Accepts outright assignment” (英語). CBSSports.com. 2020年10月2日閲覧。
- ^ 「2015プレーオフ選手名鑑 ニューヨーク・メッツ」『月刊スラッガー』2015年11月号 日本スポーツ企画出版社 41頁
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Sean Gilmartin stats MiLB.com
- Sean Gilmartin (@GilmartinSean) - X(旧Twitter)