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シロイヌノヒゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シロイヌノヒゲ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: イネ目 Poales
: ホシクサ科 Eriocaulaceae
: ホシクサ属 Eriocaulon
: シロイヌノヒゲ E. sikokianum
学名
Eriocaulon sikokianum
Maximowicz
和名
シロイヌノヒゲ(白犬の髭)

シロイヌノヒゲEriocaulon sikokianum)は、イネ目ホシクサ科ホシクサ属の植物。低湿地[1]などにみられる。

分布

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北海道を除く日本韓国に分布する[2]。地域によっては絶滅危惧種に指定されていることがある。

形態、生態

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一年草[3]で、を持たず基部から線形の葉を斜立する。葉の長さは12-18cm、葉脈は7-9本[2]

8-9月ごろから花茎を伸ばし、雄花と雌花が集まった白い頭状花序を形成する。花序の周辺には狭披針形の総苞片を12-14本もつため[2]、花序は星型になる。花茎の高さは15-38cm、花序は総苞片を含めて10mm程度の大きさとなる[2]。雄花は長さ2mm、雌花は長さ3mmで、どちらも短毛を持つ[2]。種子は自殖性であると考えられている[4]

利用

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特に利用されない。

脚注

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  1. ^ 種生物学会 (2002) p.168
  2. ^ a b c d e 佐竹 (1940) pp.56-57
  3. ^ 種生物学会 (2002) p.170
  4. ^ 種生物学会 (2002) p.174

参考文献

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