シロトキコウ
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シロトキコウ | |||||||||||||||||||||||||||
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シロトキコウ Mycteria cinerea
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保全状況評価[1][2] | |||||||||||||||||||||||||||
ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ワシントン条約附属書I
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Mycteria cinerea (Raffles, 1822) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
シロトキコウ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Milky stork |
シロトキコウ(学名 : Mycteria cinerea)は、コウノトリ目コウノトリ科トキコウ属に分類される鳥類。
分布
[編集]インドネシア(ジャワ島、スマトラ島)、カンボジア、マレーシア(マレー半島)
形態
[編集]全長97cm。全身は白い羽毛で被われる。尾羽の色彩は緑色の光沢がある黒。初列雨覆や初列風切の色彩も緑色の光沢がある黒。
頭部には羽毛がなく、黄褐色の皮膚が露出する。嘴峰長22cm。嘴や後肢の色彩は灰色。
繁殖羽は頭部の露出部が赤い。嘴の色彩は黄色で、後肢の色彩は赤い。
幼鳥は頭から背中にかけてが灰褐色で、腰だけ白い。
生態
[編集]湿原、干潟、マングローブ林などに生息する。インドトキコウと混群を形成することもある。主な習性はインドトキコウと似ている。
食性は動物食で、魚類、甲殻類、両生類、爬虫類、貝類などを食べる。
繁殖形態は卵生。集団繁殖地(コロニー)を形成する。マングローブ林の樹上に木の枝や葉を組み合わせた巣を作る。1腹3個の卵を産む。
人間との関係
[編集]開発による生息地の破壊、狩猟などにより生息数は減少している。スマトラ島での1980年代における生息数は5,000羽と推定され、カンボジアでの1990年代における生息数は15羽が確認されている。
脚注
[編集]- ^ Appendices I, II and III (valid from 26 November 2019)<https://cites.org/eng> (download 01/23/2023)
- ^ BirdLife International (2016). “Mycteria cinerea”. IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22697651A93627701. doi:10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22697651A93627701.en 23 January 2023閲覧。.
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、80-81、167-168頁。
- 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、50頁
外部リンク
[編集]- CITES homepage
- The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Mycteria cinerea. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.2.