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ジェイク・ブキャナン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェイク・ブキャナン
Jake Buchanan
ロサンゼルス・エンゼルス (マイナー)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ノースカロライナ州メクレンバーグ郡シャーロット
生年月日 (1989-09-24) 1989年9月24日(35歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト8巡目(全体243位)でヒューストン・アストロズから指名
初出場 2014年6月21日 タンパベイ・レイズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェイク・T・ブキャナンJake T. Buchanan, 1989年9月24日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州メクレンバーグ郡シャーロット出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBロサンゼルス・エンゼルス傘下所属。

経歴

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プロ入りとアストロズ時代

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2010年MLBドラフト8巡目(全体243位)でヒューストン・アストロズから指名され、6月9日に契約。契約後、傘下のA-級トリシティ・バレーキャッツ英語版でプロデビュー。14試合に先発登板して4勝5敗・防御率4.28・42奪三振の成績を残した。

2011年はA+級ランカスター・ジェットホークスとAA級コーパスクリスティ・フックスでプレー。A+級ランカスターでは25試合に先発登板して5勝10敗・防御率3.91・102奪三振の成績を残した。

2012年はAA級コーパスクリスティとAAA級オクラホマシティ・レッドホークスでプレー。AA級コーパスクリスティでは27試合(先発19試合)に登板して5勝9敗・防御率4.96・83奪三振の成績を残した。

2013年もAA級コーパスクリスティとAAA級オクラホマシティでプレー。AAA級オクラホマシティでは12試合に先発登板して7勝5敗・防御率3.89・55奪三振の成績を残した。

2014年はAAA級オクラホマシティで開幕を迎え、6月21日にアストロズとメジャー契約を結んだ[1]。同日のタンパベイ・レイズ戦で先発起用されメジャーデビュー。4.1回を投げ8安打5失点3四球の乱調でメジャー初黒星を喫した[2]。27日のデトロイト・タイガース戦からリリーフへ配置転換され、同点の延長11回表から登板し、1回を無安打無失点に抑え、直後の11回裏にアストロズがサヨナラ勝ちしたため、メジャー初勝利を挙げた[3]。翌28日にAAA級オクラホマシティへ降格し、7月18日に再昇格した[4]。その後はリリーフとして定着。この年メジャーでは17試合(先発2試合)に登板して1勝3敗・防御率4.58・20奪三振の成績を残した。

2015年9月1日に戦力外となり、6日に40人枠を外れる形でAAA級フレズノ・グリズリーズ[5]へ配属された。

2016年1月1日にアストロズとマイナー契約を結んだが、3月31日に自由契約となった[6]

カブス時代

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2016年4月3日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[6]。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[7]。カブスでは先発とリリーフで各1試合に登板しただけだったが、防御率1.50・1勝・WHIP0.67と限られた出場機会で結果を残した。同年、マイナーではAAA級アイオワ・カブスに所属し、24試合中22試合で先発登板。12勝8敗・防御率4.34・WHIP1.36という、まずまずの成績を残した。

2017年は開幕から40人枠には入ったものの、アクティブ・ロースター入りはなく、5月22日にザック・ロスカップの昇格に伴い、DFAとなった[6]

レッズ時代

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2017年5月25日にウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍した。6月27日にDFAとなり、29日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級ルイビル・バッツへ配属されたが、同日FAとなった[6]

ダイヤモンドバックス傘下時代

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2017年7月6日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、傘下AAA級リノ・エーシズに配属された[6]

AAA級リノでは2017年は5勝0敗、2018年は11勝9敗の成績を残したが、メジャーに昇格することはなく、2018年11月2日にFAとなった[6]

アスレチックス傘下時代

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2018年11月12日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[6]。開幕後はAAA級ラスベガス・アビエイターズでプレーしていたが、7月30日にFAとなった[6]

ナショナルズ傘下時代

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2019年8月23日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結び、AAA級フレズノ・グリズリーズに配属された。シーズン終了後の11月4日にFAとなった[6]

独立リーグ時代

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2020年2月28日に独立リーグ・アトランティックリーグハイポイント・ロッカーズ英語版と契約したが、新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグが開催されなかったため、公式戦に出場するなくチームを退団した[6]

2021年3月2日にアトランティックリーグのガストニア・ハニーハンターズ英語版と契約した[6]

エンゼルス傘下時代

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2021年5月13日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結び、AAA級ソルトレイク・ビーズに配属された[6][8]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2014 HOU 17 2 0 0 0 1 3 0 0 .250 154 35.1 41 4 12 1 1 20 2 0 19 18 4.58 1.50
2015 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 203 9.0 5 1 4 0 1 5 2 0 2 2 2.00 1.00
2016 CHC 2 1 0 0 0 1 0 0 0 1.000 21 6.0 3 1 1 0 0 4 0 0 1 1 1.50 0.67
2017 CIN 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 77 14.1 24 1 7 2 3 4 0 0 13 13 8.16 2.16
MLB:4年 29 3 0 0 0 2 3 0 0 .400 289 64.2 73 7 24 3 5 33 4 0 35 34 4.73 1.50
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

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  • 58(2014年 - 2015年)
  • 43(2016年)
  • 41(2017年)

脚注

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  1. ^ Brian McTaggart (2014年6月21日). “Catching for rookie adds nuance to Corporan's job”. MLB.com. 2017年5月22日閲覧。
  2. ^ Scores for Jun 21, 2014” (英語). ESPN MLB (2014年6月21日). 2014年7月28日閲覧。
  3. ^ Scores for Jun 27, 2014” (英語). ESPN MLB (2014年6月27日). 2014年7月28日閲覧。
  4. ^ Daniel Kramer (2014年7月18日). “Buchanan hopes to fill long-relief role for Astros” (英語). MLB.com. 2017年5月22日閲覧。
  5. ^ 2015年よりアストロズ傘下
  6. ^ a b c d e f g h i j k l MLB公式プロフィール参照。2021年6月30日閲覧。
  7. ^ Lauren Comitor (2016年9月1日). “Cubs add Joe Smith, Jake Buchanan, Chris Coghlan; Pedro Strop suffers setback”. 2016年9月16日閲覧。
  8. ^ 'Unprecedented' 57 ALPB Contracts Already Purchased”. Atlantic League Professional Baseball (2021年6月21日). 2021年6月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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