ジギスムント
表示
ジギスムント(ドイツ語: Sigismund)はドイツ人男性に用いられる名前の一種。ゲルマン語で勝利を意味するSig(ジーク)と「権力」「平和」を意味するmunt(ムント)から構成され「勝利による平和」を意味する。この名は一時期廃れていたが、14世紀にカール4世により聖ジギスムントの遺骸がプラハへ移されたことで、同時期にこの名がドイツおよび近隣諸国の王侯貴族の間で流行している。
歴史上の同名人物
[編集]- ジギスムント (ブルグント王) - カトリックおよび正教の聖人
- ジギスムント (バイエルン公)
- ジギスムント (神聖ローマ皇帝)
- ジギスムント (オーストリア大公) ⇒ ジークムント
- ヨーハン・ジギスムント - ブランデンブルク選帝侯およびプロイセン公
- ジギスムント・フランツ・フォン・エスターライヒ - オーストリア大公
- ジギスムント・フォン・ノイコム - オーストリアの作曲家
- ジギスムント・フォン・プロイセン - プロイセンの王族
ジークムント(Sigmund) - 変化形
- ジークムント (オーストリア大公)
- ジークムント (ブランデンブルク=クルムバッハ辺境伯)
- ジークムント・リングエック - 15世紀ドイツの剣術家
- ジークムント・フロイト - オーストリアの精神分析学者
- ジークムント・イェーン - 東ドイツの空軍軍人、宇宙飛行士
シグマンド(Sigmund) - 英語形
- シグマンド・ロンバーグ - ハンガリー生まれのアメリカの作曲家
- シグマンド・ノイマン - ドイツ出身の政治学者
ジグムント(Zygmunt) - スラブ語形
- ジグムント1世 (ポーランド王)
- ジグムント2世 (ポーランド王)
- ジグムント3世 (ポーランド王) = スウェーデン王シギスムンド
- ジグムント・バウマン - ポーランド出身の社会学者
- ジグムント・ゾイス - スロベニアの貴族、自然科学者、芸術のパトロン。