ジャイルズ・マーティン
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ジャイルズ・マーティン | |
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『LOVE』のバックステージにて | |
基本情報 | |
出生名 | ジャイルズ・マーティン |
生誕 | 1969年10月9日(55歳) |
出身地 | イングランド |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
レーベル | C.A.マネジメント |
著名な家族 |
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ジャイルズ・マーティン(英語: Giles Martin、1969年10月9日 - )は、イギリスの音楽プロデューサー、ソングライター、マルチプレイヤー。父はビートルズのプロデュースを手がけたジョージ・マーティンで、兄は俳優のグレゴリー・ポール・マーティン[1]。
来歴
[編集]1969年10月9日にイギリスで生まれた。
2004年に父ジョージと共にシルク・ドゥ・ソレイユとアップル・コアの共同プロジェクト『ザ・ビートルズ・ラヴ』のために、ビートルズの楽曲をリミックスやコラージュなどを施してサウンドトラックを制作[2]。音源は2006年11月にサウンドトラック盤『LOVE』として発売された。
2013年に発売されたポール・マッカートニーのアルバム『NEW』に、プロデューサーとして参加[3]。
2015年に再発売された[注釈 1]ベスト・アルバム『ザ・ビートルズ1』のリミックスを担当[4][5]。以降、2016年に発売された『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル[注釈 2]』[6][7]、2017年に発売の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (50周年記念アニバーサリー・エディション)』[8]、2018年に発売の『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) (50周年記念アニバーサリー・エディション)』[9]、2019年に発売の『アビイ・ロード (50周年記念アニバーサリー・エディション)』のリミックスも担当した[10][注釈 3]。
主な作品
[編集]発売年 | アーティスト | タイトル | 担当 |
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1985年 | バルシュ・マンチョ | 『24 Ayar』 | スーパーバイザー |
1997年 | セリーヌ・ディオン | 「ザ・リーズン」 | プロデューサー |
1998年 | ジョージ・マーティン | 『イン・マイ・ライフ』 | プロデューサー |
2003年 | ヘイリー・ウェステンラ | 『ピュア』 | プロデューサー ミキサー ギター キーボード |
2004年 | ヘイリー・ウェステンラ | 『フー・ペインティッド・ザ・ムーン・ブラック』 | プロデューサー ギター キーボード |
2006年 | ビートルズ | 『LOVE』 | プロデューサー リミックス |
2007年 | キム・リッチー | 『Chinese Boxes』 | プロデューサー ヴィブラフォン |
2012年 | ジョージ・ハリスン | 『Early Takes: Volume 1』 | プロデューサー |
2013年 | ポール・マッカートニー | 『NEW』 | エグゼクティヴ・プロデューサー |
2015年 | ビートルズ | 『ザ・ビートルズ1』 | リミックス |
2016年 | ビートルズ | 『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』 | リミックス |
2017年 | ビートルズ | 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (50周年記念アニバーサリー・エディション)』 | リミックス |
2018年 | ビートルズ | 『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) (50周年記念アニバーサリー・エディション)』 | リミックス |
2019年 | V.A. | 『ロケットマン (オリジナル・サウンドトラック)』 | プロデューサー |
2019年 | ビートルズ | 『アビイ・ロード (50周年記念アニバーサリー・エディション)』 | リミックス |
2021年 | ビートルズ | 『レット・イット・ビー [スペシャル・エディション]』 | リミックス |
2022年 | ビートルズ | 『リボルバー [スペシャル・エディション]』 | リミックス |
2023年 | ビートルズ | 『ナウ・アンド・ゼン』 | プロデューサー |
2023年 | ビートルズ | 『ザ・ビートルズ 1962年~1966年 2023年エディション』 | リミックス |
2023年 | ビートルズ | 『ザ・ビートルズ 1967年~1970年 2023年エディション』 | リミックス |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ オリジナルは2000年に発売。
- ^ 1977年に発売されたライブ・アルバム『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ!』のリマスターCD盤にあたる。
- ^ ただし、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (50周年記念アニバーサリー・エディション)』以降の作品のリミックスは、サム・オケルと共同作業となっている。
出典
[編集]- ^ Espiner, Mark (27 November 2001). “Sounds and vision”. The Guardian (London)
- ^ PeacockTim(インタビュー)「シルク・ドゥ・ソレイユ『ザ・ビートルズ・ラブ』の出演者がザ・ビートルズとの特別な繋がりを明かす独占インタビュー」『uDiscover』、ユニバーサルミュージック、2020年1月22日 。2020年7月17日閲覧。
- ^ “ポール・マッカートニー、新アルバム『NEW』発売決定! マーク・ロンソンら参加”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2013年8月29日) 2020年7月17日閲覧。
- ^ “『ザ・ビートルズ1』、ビートルズ初のミュージック・ビデオ集として映像作品でリリース”. NME Japan (BandLab UK Limited.). (2015年9月15日) 2020年7月17日閲覧。
- ^ “ザ・ビートルズ究極のベスト『ザ・ビートルズ1』の最新版”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2015年9月25日) 2020年7月17日閲覧。
- ^ 『ザ・ビートルズ『ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』9月9日世界同時発売決定!』(プレスリリース)ユニバーサルミュージック、2016年7月20日 。2020年7月17日閲覧。
- ^ “ビートルズ、ハリウッド・ボウルでのライヴ・アルバムを公式作品として9/9に発売することを発表”. NME Japan (BandLab UK Limited.). (2016年7月20日) 2020年7月17日閲覧。
- ^ “ビートルズ、『サージェント・ペパーズ』50周年記念エディションの発売が決定”. NME Japan (BandLab UK Limited.). (2017年4月5日) 2020年7月17日閲覧。
- ^ “ザ・ビートルズ、ホワイト・アルバム50周年記念盤が登場”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2018年9月25日) 2020年7月17日閲覧。
- ^ “ザ・ビートルズ、『アビイ・ロード』50周年記念エディション全世界同時リリース決定”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2019年8月8日) 2020年7月17日閲覧。