ジャスティン・ワーナー
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選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
フルネーム | ジャスティン・パリス・アシュビー・ワーナー | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Justyn Warner | ||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | カナダ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 (短距離走) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 60m, 100m | ||||||||||||||||||||||||||||||||
大学 | テキサスクリスチャン大学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1987年6月28日(37歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | オンタリオ州トロント (ノースヨーク) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 177cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 79kg | ||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | justynwarner.com | ||||||||||||||||||||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
オリンピック |
100m 準決勝3組4着 (2012年) 4x100mR 決勝失格 (2012年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 |
100m 準決勝1組5着 (2015年) 4x100mR 3位 (2013年, 2015年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||
50m | 5秒77 (2012年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
60m | 6秒57 (2015年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
100m |
10秒09 (2012年) 10秒08w (2015年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
200m | 20秒95 (2011年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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編集 |
ジャスティン・パリス・アシュビー・ワーナー(Justyn Paris Ashby Warner、1987年6月28日 ‐ )は、カナダ・ノースヨーク出身の陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒09、室内60mで6秒57の自己ベストを持つ。2013年モスクワ世界選手権と2015年北京世界選手権の男子4×100mリレー銅メダリストで、両大会の決勝においてアンカー(4走)を務めた選手である。
経歴
[編集]2005年
[編集]7月に地元カナダのウィンザーで開催されたパンアメリカンジュニア選手権に出場すると、男子100m決勝で10秒26(+0.7)のジュニアカナダ記録(当時)を樹立。1994年にカールトン・チェンバースがマークした10秒30を塗り替えて銀メダルを獲得した[1]。男子4×100mリレーではアンカーを務め、40秒25をマークしての銀メダル獲得に貢献した。
2006年
[編集]8月に北京世界ジュニア選手権に出場すると、男子100mでファイナリストになり、決勝では各ラウンドを通じて一番良いタイムの10秒39(-0.5)をマーク。惜しくもハリー・アイキネス=アリエティ(10秒37)に0秒02差で敗れ銀メダルに終わったが、100mでは男女通じてカナダ史上初のメダリストとなった[2]。4×100mリレーでは1走を務め、予選を39秒64のジュニアカナダ記録を樹立。決勝でも予選のタイムに迫る39秒78をマークしたが、ジャマイカ(39秒05)、アメリカ(39秒21)、イギリス(39秒24)に次ぐ4位でメダルを逃した[3]。
2012年
[編集]3月のイスタンブール世界室内選手権男子60mで初のシニアの世界大会ファイナリストになり、決勝は6秒65で7位に入った[4]。オリンピック初出場となったロンドンオリンピックでは、男子100m予選を自身初の10秒0台となる10秒09(+1.5)で突破し、準決勝でも自己ベストタイの10秒09(+1.7)をマークしたが決勝には進めなかった[5]。男子4×100mリレーではカナダチーム(ギャビン・スメリー、オルセイ・スミス、ジャレド・コナフトン、ワーナー)のアンカーを務めると、予選を38秒05の好タイムで突破。決勝でワーナーは5,6番手でバトンを受け取ると、直線で日本とフランスのアンカーを抜いて3位でゴールし、この種目では1996年アトランタ大会以来のメダル獲得と思われたが、3走のジャレド・コナフトンがワーナーにバトンを渡す直前に内側のラインを踏んだとして、レーン侵害の失格に終わった[6]。
2013年
[編集]8月のモスクワ世界選手権男子4×100mリレーに出場し、カナダチーム(ギャビン・スメリー、アーロン・ブラウン、Dontae Richards-Kwok(英語版)、ワーナー)のアンカーを務めると、メンバーに100mで9秒台の自己ベストを持つ選手がいない中、決勝でカナダ歴代4位(当時)の記録となる37秒92をマーク。ジャマイカ(37秒36)、アメリカ(37秒66)に次ぐ3位に入り、この種目では1997年アテネ大会以来のメダルとなる銅メダル獲得に貢献した[7]。
2015年
[編集]5月にナッソーで開催された世界リレー男子4×100mの予選でアンカーを務めたが、1-2走間のバトンミスによってバトンはワーナーまで渡らなかった。しかし、ワーナーは周りのレーンのアンカーと一緒に走り出し、ゴール手前で力を抜いたものの最後まで走りきった。8月に北京世界選手権に出場すると、2011年大邱大会以来の出場となった男子100mは予選で10秒20(-0.1)の組5着に終わり、準決勝には進めなかった[8]。男子4×100mリレーでは予選でカナダチーム(ワーナー、アンドレ・ドグラス、ブレンドン・ロドニー、アーロン・ブラウン)の1走を務めると、38秒03の好タイムをマークして組5着(全体6位)で決勝に進出した。決勝ではカナダチーム(アーロン・ブラウン、アンドレ・ドグラス、ブレンドン・ロドニー、ワーナー)のアンカーを務めると、ゴール直前で中国のアンカーに抜かれ38秒13の4位でゴールしたが、その後2位でゴールしたアメリカがオーバーゾーンで失格となり、カナダは3位に繰り上がり2大会連続の銅メダル獲得となった[9]。
家族
[編集]弟のイアン・ワーナーは2007年世界ユース選手権男子100mで7位、妻のニキータ・ホルダーは2011年大邱世界選手権女子100mハードルで6位の実績を持つ。
自己ベスト
[編集]記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 10秒09 (+1.5) 10秒09 (+1.7) |
2012年8月4日 2012年8月5日 |
ロンドン | |
10秒08w (+3.3) | 2015年4月18日 | クレアモント | 追い風参考記録 | |
200m | 20秒95 (+0.8) | 2011年6月12日 | トロント | |
室内 | ||||
50m | 5秒77 | 2012年2月2日 | サスカトゥーン | |
60m | 6秒57 | 2015年2月21日 | バーミンガム |
主要大会成績
[編集]備考欄の記録は当時のもの
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2005 | パンアメリカン ジュニア選手権 (en) |
ウィンザー | 100m | 2位 | 10秒26 (+0.7) | ジュニアカナダ記録 |
200m | 5位 | 21秒04 (+2.5) | ||||
4x100mR | 2位 | 40秒25 (4走) | ||||
2006 | 世界ジュニア選手権 | 北京 | 100m | 2位 | 10秒39 (-0.5) | |
4x100mR | 4位 | 39秒78 (1走) | 予選39秒64:ジュニアカナダ記録 | |||
2011 | 世界選手権 | 大邱 | 100m | 準決勝3組8着 | 10秒47 (-0.8) | |
4x100mR | 予選3組5着 | 39秒28 (4走) | ||||
2012 | 世界室内選手権 | イスタンブール | 60m | 7位 | 6秒65 | |
オリンピック | ロンドン | 100m | 準決勝3組4着 | 10秒09 (+1.7) | 自己ベスト | |
4x100mR | 決勝失格 | DQ (4走) | レーン侵害 | |||
2013 | 世界選手権 | モスクワ | 4x100mR | 3位 | 37秒92 (4走) | |
2014 | 世界リレー (en) | ナッソー | 4x100mR | 6位 | 38秒55 (4走) | |
2015 | 世界リレー (en) | ナッソー | 4x100mR | 予選失格 | DQ (4走) | |
世界選手権 | 北京 | 100m | 準決勝1組5着 | 10秒20 (-0.1) | ||
4x100mR | 3位 | 38秒13 (4走) |
脚注
[編集]- ^ “Warner wins silver at Pan Am junior track event”. カナダ放送協会 (2005年7月30日). 2015年8月31日閲覧。
- ^ “第11回世界ジュニア選手権男子100m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月23日閲覧。
- ^ “第11回世界ジュニア選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月23日閲覧。
- ^ “2012年世界室内選手権男子60m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月23日閲覧。
- ^ “第30回オリンピック男子100m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月23日閲覧。
- ^ “London 2012: Canada disqualified in men’s 4x100 relay”. The Star (2012年8月11日). 2015年8月31日閲覧。
- ^ “第14回世界選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月23日閲覧。
- ^ “第15回世界選手権男子100m予選リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月23日閲覧。
- ^ “ジャマイカが男子4×100mリレー制す、ボルトが3冠達成―第15回世界陸上”. フランス通信社 (2015年8月30日). 2015年8月31日閲覧。
外部リンク
[編集]- ジャスティン・ワーナー - ワールドアスレティックスのプロフィール
- ジャスティン・ワーナー - Olympedia
- ジャスティン・ワーナー - カナダ陸上競技連盟のプロフィール
- ジャスティン・ワーナー - テキサスクリスチャン大学のプロフィール
- ジャスティン・ワーナー (@justynwarner) - X(旧Twitter)
- ジャスティン・ワーナー (justynwarner.com) - 公式サイト
記録 | ||
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先代 カールトン・チェンバース (10秒30) 1994年7月21日 |
男子100m ジュニアカナダ記録保持者 (10秒26) 2005年7月30日 - 2013年6月30日 |
次代 アンドレ・ドグラス (10秒25) 2013年6月30日 |