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ジャパンジョッキーズカップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジャパンジョッキーズカップJapan Jockey's Cup)は、盛岡競馬場で2015年から2019年まで毎年7月に開催されていた競馬騎手招待競走である。

概要

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JRA所属騎手4名による「Team JRA」、東日本地区地方競馬所属騎手4名による「Team EAST」、西日本地区地方所属騎手4名による「Team WEST」の3チームによるチーム対抗戦として2015年に開始された。

レース毎に着順によるポイントを付与し、それぞれのチームの騎手の3レース合計ポイントにより優勝チームを、また、個人の合計ポイントにより個人優勝者を決定する。

施行日

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回数 施行日
第1回 2015年7月20日
第2回 2016年7月18日
第3回 2017年7月17日
第4回 2018年7月16日
第5回 2019年7月15日

対象競走

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※各競走の施行順・詳細は2017年のもの

  • ジャパンジョッキーズカップ第1戦(ダート1200m)
  • ジャパンジョッキーズカップ第2戦(芝1700m)
  • ジャパンジョッキーズカップ第3戦(ダート1600m)

チーム編成

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  • Team JRA  JRA所属騎手(美浦・栗東各2名・計4名により編成)
  • Team EAST  東日本地区(北海道、岩手、南関東地区、金沢所属騎手各1名・計4名により編成)
  • Team WEST  西日本地区(東海地区、兵庫、高知、佐賀所属騎手各1名・計4名により編成)

出場騎手

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回数 Team JRA Team EAST Team WEST
第1回 岩田康誠 山本聡哉 山口勲
福永祐一 岩橋勇二 岡部誠
戸崎圭太 真島大輔 木村健
柴山雄一 藤田弘治 永森大智
第2回 内田博幸 村上忍 川原正一
戸崎圭太 五十嵐冬樹 丸野勝虎
ミルコ・デムーロ 真島大輔 永森大智
川田将雅 田知弘久 山口勲
第3回 内田博幸 山本聡哉 山口勲
戸崎圭太 桑村真明 佐藤友則
福永祐一 矢野貴之 永森大智
クリストフ・ルメール 藤田弘治 下原理
第4回 内田博幸 山本聡哉 山口勲
戸崎圭太 桑村真明 岡部誠
福永祐一 矢野貴之 永森大智
クリストフ・ルメール 藤田弘治 下原理
第5回 武豊 村上忍 山口勲
戸崎圭太 桑村真明 佐藤友則
川田将雅 森泰斗 永森大智
三浦皇成 青柳正義 吉村智洋

順位の決定方法

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  • 騎手が騎乗した馬の着順により、下表のとおりポイントを1競走ごとに与え、3競走の合計ポイントが上位のチームを優勝とする。なお、個人戦についても同様である。

※ポイント表

1着 2着 3着 4着 5着 6着 7着 8着 9着 10着 11着 12着
20点 15点 13点 11点 10点 6点 5点 4点 3点 2点 1点 1点
    • また、合計ポイントが同点の場合は、チーム内最上位の着順が上位であるチームを優先し、最上位の着順が同位の場合は、第3戦の着順上位を優先する。個人戦についても同様に、第3戦の着順上位を優先とする。
  • 出走馬不足、出走取消、競走除外等、騎手本人の責によらず騎乗できなかった場合は5ポイントを与える。
  • 競走中止の場合は、最下位と同ポイントを与える。
  • 騎手本人の責により騎乗できなかった場合または失格した場合は、点数を与えない。
  • 同着の場合における得点は、各同着者に対して、着順に応じたポイントを与える。

歴代優勝者

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団体戦

※太字が優勝チーム

回数 Team JRA Team EAST Team WEST
第1回 112p 81p 80p
第2回 91p 71p 111p
第3回[1] 92p 113p 72p
第4回[2] 113p 63p 101p
第5回 60p 100p 121p
個人戦
回数 優勝騎手 所属 ポイント
第1回 戸崎圭太 JRA 43p
第2回 永森大智 高知 33p
第3回 矢野貴之 大井 38p
第4回 内田博幸 JRA 41p
第5回 佐藤友則 笠松 51p

脚注

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外部リンク

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