ジャン=バティスト・ユーグ
表示
ジャン=バティスト・ユーグ Jean-Baptiste Hugues | |
---|---|
ジャン=ジョゼフ・ウェールツによる肖像画 | |
生誕 |
1849年4月15日 フランス、マルセイユ |
死没 |
1930年10月26日 フランス、パリ |
ジャン=バティスト・ユーグ(Jean-Baptiste Hugues、1849年4月15日 - 1930年10月26日[1].)はフランスの彫刻家である。
略歴
[編集]マルセイユに生まれた。マルセイユの国立高等美術学校(École des Beaux-arts de Marseille)でアントワーヌ・ボントー(Antoine Bontoux)に学んだ後、パリ国立高等美術学校に進み、オーギュスト・デュモンやジャン=マリー・ボナシューに学んだ。1872年と翌年の2度、ローマ賞で2位になった後、1875年にローマ賞を受賞し[2]、1876年から1879年の間、在ローマ・フランス・アカデミーに留学した。 ローマで制作した作品を1878年と1880年のパリのサロンに出展し、高く評価された。
フランスに帰国した後、1882年のパリのサロンに「コロノスのオイディプス(Œdipe à Colone)」を出展し入賞し[3]、1889年と1900年のパリ万国博覧会の展覧会でも入賞した。1897年に国立高等美術学校の教授になり、1905年に公立教育高等評議会(Conseil supérieur de l'instruction publique)の評議員に任じられた。
1889年にレジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)を受勲し、1903年にレジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲した[4]。
作品
[編集]-
「コロノスのオイディプス(Œdipe à Colone)」
-
マルセイユ、スターリングラード広場の噴水
-
パリ、チュイルリー庭園の像「La Misère」
-
オルセー美術館の『泉のミューズ』(1900年)
脚注
[編集]- ^ Archives de Paris acte de décès no 1902, vue 26 / 31.
- ^ Homère, base Catzarts.
- ^ « Œdipe à Colone » sur cnap.fr.
- ^ « Cote 19800035/187/24312 » , base Léonore, ministère français de la Culture.
参考文献
[編集]- André Alauzen et Laurent Noet, Dictionnaire des peintres et sculpteurs de Provence-Alpes-Côte d'Azur, Marseille, Jeanne Laffitte, 2006 (1re éd. 1986), 473 p. (ISBN 978-2-86276-441-2, OCLC 920790818, notice BnF no FRBNF40961988), p. 295-296.
- Guillaume Peigné, Dictionnaire des sculpteurs néo-baroques français : 1870-1914, Paris, CTHS, 2012, 559 p. (ISBN 978-2-7355-0780-1), p. 280-285.
- Document utilisé pour la rédaction de l’article Laurent Noet, Jean-Baptiste Hugues, un sculpteur sous la IIIe République : catalogue raisonné, Paris, Thélès, coll. « Histoire de l'art », 2002, 175 p. (ISBN 2-84776-016-4, OCLC 401595638, notice BnF no FRBNF38900240).