ジュリオ・デ=ミケーリ
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ジュリオ・デ・ミケーリ(Giulio De Micheli, 1899年9月26日 - 1940年9月30日)は、イタリアの作曲家、ヴァイオリニストで指揮者。
人物
[編集]ラ・スペツィアで生まれる。5歳で音楽の才能をあらわし、15歳で学位を得る。パルマのアリーゴ・ボイト音楽院でR.フランツォーニに学び、ヴァイオリンのヴィルトゥオーソとして高い評価を得て、国外でも活動を行うようになった。
作品の数は160曲を超え、オペレッタ・ミサ曲・交響詩などを作曲している。代表作としては組曲「田園にて」、組曲「エジプトの幻影」、組曲「舞踏組曲」などがあげられ、その他に間奏曲・ワルツ・行進曲などもある。
ベルガモ県コーヴォにある彼の墓碑には次のように刻まれている。
- 「1940年9月30日、つねに枯れることのない美しいメロディーの作り手、外国にまで鳴り響く栄光のヴァイオリン、マエストロ・ジュリオ・デ・ミケーリ、ここに眠る。生誕地ラ・スペツィアの誉れ、彼が眠るコヴォの誇り」
主な作品
[編集]オペレッタ
[編集]- 葡萄畑の恋
管弦楽曲
[編集]- 組曲「田園にて」(第7小組曲)
- 小組曲「子ども達の遊び」(第14小組曲)
- 組曲「追憶」(第6小組曲)
- 第一小組曲
- 第二小組曲
- 第三小組曲
- ナポリ風組曲(第10小組曲)
- 組曲「エジプトの幻影」(第11小組曲)
- 舞踏組曲(第13小組曲)
- 海の組曲(第15小組曲)
- 交響的前奏曲
- 間奏曲「リリー」
- 行進曲「横断飛行」
- 組曲「追憶」
- 夢
- 夜想曲
- 祈りの鐘
- アルカディア組曲
- 間奏曲「ストルネッロ」
- 優雅なセレナータ
- 私のお気に入りの踊り
- ソナタ変ホ長調