コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ジョナサン・グスマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョナサン・グスマン
基本情報
本名 Yonatan Guzmán Pena
通称 Salomon King(ソロモン・キング
階級 スーパーバンタム級
身長 167cm
リーチ 174cm
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
誕生日 (1989-07-17) 1989年7月17日(35歳)
出身地 サント・ドミンゴ州ボカ・チカ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 24
KO勝ち 23
敗け 2
引き分け 0
無効試合 1
テンプレートを表示

ジョナサン・グスマン・ペーニャJonathan Guzman Pena、男性、1989年7月17日 - )は、ドミニカ共和国プロボクサーボカ・チカ出身。元IBF世界スーパーバンタム級王者。ボブ・アラムトップランク社所属。日本のマスメディアでは『ジョナタン・グスマン』という表記がされる場合もある[1]

来歴

[編集]

2011年11月18日、プロデビューし、最終4回2分16秒TKO勝ちを収めた。

2012年11月3日、エメルソン・サントス・カルバルホとFECARBOX中米スーパーバンタム級王座決定戦で対戦し6回KO勝ちを収め王座獲得に成功した。グスマンはこの試合が初めての海外での試合だった。

2013年5月18日、ルイス・ヒノジョサと対戦し偶然のバッティングによる2回無効試合に終わりデビューからの連続KO勝利記録は12でストップした。

2013年8月24日、ホセ・ルイスとWBAフェデラテンバンタム級王座決定戦で対戦し2回2分22秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年7月19日、マカオザ・ベネチアン・マカオコタイ・アリーナでWBA・WBO世界スーパーバンタム級スーパー王者ギレルモ・リゴンドウと対戦が決まっていたが、最終的にファイトマネーで折り合いがつかず出場できなかった。

2014年10月4日、アメリカデビュー戦としてコネチカット州レッドヤードフォックスウッズ・リゾート・カジノ内にあるMGMグランド・アット・フォックスウッズでエネストロ・ゲレーロと対戦し2回2分53秒TKO勝ちを収めた。

2015年5月23日、ボストンのアッガニス・アリーナで元WBC世界バンタム級シルバー王者クリスチャン・エスキベルと対戦し5回終了時棄権によるTKO勝ちを収めた。

2016年4月29日、ダニエル・ロサスと、アトランティックシティトランプ・タージ・マハル内マーク・G・エテスズアリーナで対戦し5回と8回にダウンを奪い8回終了時棄権によるTKO勝ちを収めIBF世界スーパーバンタム級2位の座を手に入れた。

2016年7月20日、日本のリングに初登場。大阪府立体育会館井岡一翔VSキービン・ララの前座で、カール・フランプトンの王座返上に伴いIBF世界スーパーバンタム級1位の和氣慎吾とIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦を行い、ダウンを2回に2度、3回と5回に1度ずつ奪い、11回2分16秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2][3][4]。この試合で稼いだファイトマネー9万ドルのうち、マネージャーやスタッフに支払いを済ませ、グスマンの手元に残った7万ドル(約730万円)全額を帰国中にスーツケースの中から盗まれた[5][6][7][8]

2016年12月31日、島津アリーナ京都でIBF世界スーパーバンタム級5位の小國以載角海老宝石ボクシングジム)と対戦し、3回に生涯初ダウンを喫しプロ初黒星となる12回0-3(3者共112-115)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[9][10]

2018年9月7日、ボブ・アラムトップランク社と契約した[11]

2018年11月16日、約2年ぶりの復帰戦をロベルト・カスタネダと対戦し、10回判定勝ちを収めた。

2021年10月30日、約1年9か月ぶりの試合をマディソン・スクエア・ガーデン・フールー・シアターでカルロス・ジャクソンと対戦し、判定負けを喫した。

獲得タイトル

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b “小國以載「8-2で不利」 グスマン挑戦で番狂わせ狙う”. Boxing News. (2016年11月15日). http://boxingnews.jp/news/42572/ 
  2. ^ Guzman wins vacant IBF 122lb belt Fightnews.com 2016年7月20日
  3. ^ 和気、11回TKO負けで王座逃す 4度ダウンも前出続けた スポニチアネックス 2016年7月20日
  4. ^ 和氣慎吾4度ダウン、グスマンに11回TKO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月20日
  5. ^ IBF champion Jonathan Guzman loses $70,000 Fightnews.com 2016年7月26日
  6. ^ 和氣に勝利のグスマン、ファイトマネー盗まれる Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月27日
  7. ^ グスマン 和気戦ファイトマネー盗まれる…約738万円の被害”. スポーツニッポン (2016年7月28日). 2016年8月4日閲覧。
  8. ^ Jonathan Guzman Robbed of $70,000 Purse at The Airport”. Boxing Scene.com (2016年7月26日). 2016年8月4日閲覧。
  9. ^ Oguni wins IBF 122lb belt from Guzman Fightnews.com 2016年12月31日
  10. ^ 小國以載がグスマン撃破、世界初挑戦で殊勲! Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月31日
  11. ^ Former junior featherweight world titlist Jonathan Guzman, 3 others sign with Top Rank”. ESPN.com (2018年9月7日). 2018年10月8日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
空位
前タイトル保持者
カール・フランプトン
IBF世界スーパーバンタム級王者

2016年7月20日 - 2016年12月31日

次王者
小國以載