コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ジョニー・ティロットソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョニー・ティロットソン
基本情報
生誕 (1939-04-20) 1939年4月20日(85歳)
出身地 アメリカ合衆国フロリダ州ジャクソンビル[1]
学歴 フロリダ大学
ジャンル ポップス、カントリー
職業 歌手、シンガーソングライター
担当楽器 ギター
活動期間

1957

年 -
公式サイト Johnny Tillotson

ジョニー・ティロットソン(Johnny Tillotson、1938年4月20日 - )は、アメリカ合衆国の男性歌手である。「涙ながらに」「ポエトリー」「キューティ・パイ」などの楽曲で知られる。また、浜口庫之助作詞・作曲の「涙くんさよなら」(Goodbye Mr. Tears)を英語と日本語でカバーした。

略歴

[編集]

幼少の頃から音楽活動を始め、テレビ・ラジオ番組にレギュラー出演する[2]

1957年、デモテープがレコードプロデューサーアーチー・ブレイヤー英語版の目に留まり、ブレイヤーがオーナーであったケイデンス・レコードと契約する。

1958年8月、自作の『Dreamy Eyes』でデビューする。

1960年、『ポエトリー(en:Poetry in Motion (song))』が全米2位、全英1位を記録する。日本では1964年にヒット。米盤のシングルの B面の自作曲「プリンセス・プリンセス」は日本で1963年にヒットした。

1962年、自作の「涙ながらに」が全米3位を記録。

1963年、1961年発表の『キューティ・パイ』を伊東ゆかりがカバーしたのを機に日本でも人気を博す。

1963年 MGMに移籍し『トレンブリング・キッス』が全米7位を記録。

1965年9月、日本で坂本九の「涙くんさよなら(Goodbye Mr. Tears)」(浜口庫之助作詞・作曲)を英語と日本語でカバーし、オリジナルを上回るヒットを記録する。

1966年、高崎一郎(ジョニー・ウッドマン名義)作詞・鈴木邦彦(ハリー・ウィリアムス名義)作曲の『ユー・アンド・ミー』が日本でヒットする。

1987年、デル・シャノン、レスリー・ゴーアと組んで日本でのツアーを敢行。

2008年、ヒットパレードの殿堂(Hit Parade Hall of Fame)の殿堂入り歌手に選定される。

2011年、フロリダアーティスト殿堂(en:Florida Artists Hall of Fame)に殿堂入りする。

2014年、アメリカンポップミュージック殿堂の殿堂入り歌手に選定される。

ヒット・レコード

[編集]

[3]

  • "Poetry in motion"全米2位(1960)ゴールド・ディスク
  • "Jimmy's girl"全米25位(1961)
  • "Without you"全米7位(1961)
  • "Dreamy eyes"全米35位(1961)
  • "It keeps right on a-hurtin'(涙ながらに)全米3位(1962)
  • "Send me the pillow that you dream on"(夢の枕を)全米17位(1962)
  • "I can't help it"全米24位(1962)
  • "Out of my mind"全米24位(1963)
  • "You can never stop me loving me"全米18位(1963)
  • "Talk back trembling lips"全米7位(1963)
  • "Worried guy"全米37位(1964)
  • "I rise I fall"(恋のウルトラC)全米36位(1964)
  • "She understands me"全米31位(1964)
  • "Heartaches by the number"(恋はつらいね)全米35位(1965)

日本語による録音

[編集]

[4]

  • 涙くんさよなら」(1965)
  • 「ユー・アンド・ミー」(1965)
  • バラが咲いた」(1964)
  • 「バラのため息」(1965)
  • 「ナイス・ガイ・ジョニー」(1965)
  • 「ドント・ゴー・アウェイ」(1965)
  • 「恋のヨット」(1966)
  • 「僕らの世界」(1966)
  • 「カントリー・ボーイ」(1966)
  • 「僕でいいなら」(1967)

主要なアルバム

[編集]

[5]

  • "Johnny Tillotson's best"(1961)
  • "It keeps right on a-hurtin'(1962)
  • "You can never stop me loving me"(1963)
  • "Talk back trembling lips"(1964)
  • "Tillotson touch"(1964)
  • "She understands me"(1965)
  • "That's my style"(1965)
  • "Our world"(1965)
  • "No love at all"(1966)
  • "Christmas touch"(1966)
  • "Here I am"(1967)
  • "Best of Johnny Tillotson"(1968)
  • "Johnny Tillotson"(1977)

映画

[編集]

来日

[編集]

[8]

  • 1966年5月14日「涙くんさよなら」出演のため来日
  • 1966年11月4日 新宿厚生年金会館

出典

[編集]
  1. ^ 公式サイトバイオグラフィー
  2. ^ classicbands.com Johnny Tillotson
  3. ^ Top Pop singles; 1955-2012, by Joel Whitburn, Record Research, c2013, p. 846, ISBN 978-0-8982020-5-2
  4. ^ CD: Travelin' on foreign grounds, Bear Family, c2014
  5. ^ Goldmine Records & prices, ed. by Tim Neely, Krause Publications, c2002, p.559, ISBN 0-87349-414-8
  6. ^ https://www.imdb.com/title/tt0057213/soundtrack
  7. ^ https://www.allcinema.net/cinema/160827
  8. ^ ライブ・イン・ジャパン;1960s~1970s, シンコー・ミュージック, 1995, p. 232

参考文献

[編集]
  • 『洋楽ヒットチャート大事典』八木誠著 小学館 2009年

外部リンク

[編集]