ジョン・コフリン
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2011年スケートアメリカでのデニーとコフリン | ||||||||||||
生誕 |
1985年12月1日 アメリカ合衆国カンザスシティ | |||||||||||
死没 | 2019年1月18日(33歳没) | |||||||||||
身長 | 190 cm | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
代表国 | アメリカ合衆国 | |||||||||||
パートナー | ケイディー・デニー | |||||||||||
所属クラブ | カンザスシティFSC | |||||||||||
引退 | 2015年7月27日 | |||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||
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ジョン・コフリン(英語: John Coughlin, 1985年12月1日 - 2019年1月18日)は、アメリカ合衆国出身の男性元フィギュアスケート選手(ペア)。パートナーはケイディー・デニー、ケイトリン・ヤンコウスカス、ブリジット・ナミオトカなど。
2011年、2012年全米フィギュアスケート選手権優勝。
経歴
[編集]2010-2011シーズン、ISUグランプリシリーズの中国杯で初の表彰台3位となる。全米選手権では、2010年2月に亡くなった母に捧げたプログラム「アヴェ・マリア」を家族の見守る中滑り切り、初優勝。四大陸選手権および世界選手権の代表に選出された。世界選手権では6位と健闘した。シーズン終了後、ヤンコウスカスとのパートナーシップを解消した[1]。
2011-2012シーズン、新たにケイディー・デニーと組んで全米選手権の優勝経験者同士というペアを結成し、グランプリシリーズに出場した。全米選手権では異なるパートナーで2年連続優勝という快挙を果たし、四大陸選手権でも銀メダルを獲得した。
2012-2013シーズン、グランプリシリーズでは2戦連続で銅メダル。12月4日に左股関節の関節唇断裂の手術を行ったために全米選手権を欠場した[2]。実績により世界選手権の代表に選ばれていたが、次シーズンへの準備のために欠場を発表した[3]。
2013-2014シーズン、全米選手権ではSP4位と出遅れFS1位で総合3位となるもソチオリンピックの代表には選ばれず、世界選手権の代表となった。しかしデニーの右足首の怪我により欠場を発表した[4]。6月初旬にはアイルランドのダブリンで開催されたISU総会に、アスリートアンバサダーとして参加。6月24日、デニーの右足首の怪我のリハビリのために2014-2015シーズンの試合の欠場を発表した[5]。
2015年7月27日、引退を発表した[6]。
2017年3月31日、新設されたISUアスリートコミッションのシングル & ペア代表に選出された[7]。
性的暴行の疑いと死
[編集]性的暴行の申し立てを受け、米国フィギュアスケート協会などから資格停止処分を受けた翌日の2019年1月18日に首を吊って自殺した姿で発見された[8][9]。33歳没[10]。
主な戦績
[編集]- 2003-2004シーズンはルーシー・ギャラーとのペア
- 2004-2007シーズンはブリジット・ナミオトカとのペア
- 2007-2011シーズンはケイトリン・ヤンコウスカスとのペア
- 2011-2012シーズン以降はケイディー・デニーとのペア
大会/年 | 2003-04 | 2004-05 | 2005-06 | 2006-07 | 2007-08 | 2008-09 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 | 2012-13 | 2013-14 |
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世界選手権 | 6 | 8 | |||||||||
四大陸選手権 | 4 | 4 | 2 | ||||||||
世界国別対抗戦 | 4 | ||||||||||
全米選手権 | 6 J | 2 J | 9 | 6 | 7 | 6 | 1 | 1 | 3 | ||
GPエリック杯 | 3 | ||||||||||
GPスケートアメリカ | 6 | 4 | 3 | 4 | |||||||
GPロステレコム杯 | 3 | ||||||||||
GP NHK杯 | 4 | 5 | |||||||||
GP中国杯 | 3 | ||||||||||
GPスケートカナダ | 7 | ||||||||||
USクラシック | 2 | ||||||||||
ネーベルホルン杯 | 6 | 3 | 2 | ||||||||
アイスチャレンジ | 1 | ||||||||||
世界Jr.選手権 | 4 | 4 | |||||||||
JGPファイナル | 5 | 6 | |||||||||
JGPリベレツ | 3 | ||||||||||
JGPスピンオブノルウェー | 2 | ||||||||||
JGPクロアチア杯 | 1 | ||||||||||
JGPモントリオール | 4 | ||||||||||
JGPグダニスク杯 | 5 | ||||||||||
JGP SBC杯 | 4 |
詳細
[編集]2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2014年1月5日 - 12日 | 全米フィギュアスケート選手権(ボストン) | 4 65.40 |
1 136.03 |
3 201.43 |
2013年11月15日 - 17日 | ISUグランプリシリーズ エリックボンパール杯(パリ) | 4 63.52 |
3 120.49 |
3 184.01 |
2013年10月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(デトロイト) | 6 62.06 |
4 120.37 |
4 182.43 |
2013年9月11日 - 15日 | 2013年USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 3 61.66 |
2 126.81 |
2 188.47 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2012年11月9日 - 11日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 3 59.02 |
3 120.19 |
3 179.21 |
2012年10月19日 - 21日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ケント) | 3 60.75 |
3 117.47 |
3 178.22 |
2012年9月27日 - 29日 | 2012年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 2 57.29 |
2 121.61 |
2 178.90 |
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2012年4月19日 - 22日 | 2012年世界フィギュアスケート国別対抗戦(東京) | 5 58.93 |
3 117.05 |
4 175.98 |
2012年3月26日 - 4月1日 | 2012年世界フィギュアスケート選手権(ニース) | 7 62.48 |
8 117.89 |
8 180.37 |
2012年2月9日 - 12日 | 2012年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | 2 63.35 |
2 122.07 |
2 185.42 |
2012年1月12日 - 14日 | 全米フィギュアスケート選手権(サンノゼ) | 3 60.88 |
1 128.82 |
1 189.70 |
2011年11月11日 - 13日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(札幌) | 4 55.48 |
4 108.27 |
5 163.75 |
2011年10月21日 - 23日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(オンタリオ) | 2 59.62 |
4 115.78 |
4 175.40 |
2011年9月21日 - 24日 | 2011年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 2 57.56 |
4 105.17 |
3 162.73 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2011年4月24日 - 5月1日 | 2011年世界フィギュアスケート選手権(モスクワ) | 8 58.76 |
6 117.18 |
6 175.94 |
2011年2月15日 - 20日 | 2011年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 4 55.25 |
5 111.72 |
4 166.97 |
2011年1月23日 - 30日 | 全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 1 64.30 |
1 124.15 |
1 188.45 |
2010年11月5日 - 7日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 3 57.86 |
3 108.86 |
3 166.72 |
2010年10月22日 - 24日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(名古屋) | 6 54.19 |
3 100.69 |
4 154.88 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2010年1月27日 - 28日 | 2010年四大陸フィギュアスケート選手権(全州) | 4 56.10 |
3 101.39 |
4 157.49 |
2010年1月15日 - 16日 | 全米フィギュアスケート選手権(スポケーン) | 2 62.09 |
6 102.74 |
6 164.83 |
2009年11月20日 - 21日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(キッチナー) | 6 52.42 |
7 91.19 |
7 143.61 |
2009年10月30日 - 31日 | 2009年アイスチャレンジ(グラーツ) | 1 58.19 |
1 104.95 |
1 163.14 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2009年1月18日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権(クリーブランド) | 4 56.09 |
8 97.58 |
7 153.67 |
2008年10月23日 - 26日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(エバレット) | 6 48.40 |
6 93.30 |
6 141.70 |
2008年9月25日 - 26日 | 2008年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 5 51.26 |
7 82.22 |
6 133.48 |
2007-2008 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2008年1月20日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(セントポール) | 6 52.09 |
6 101.71 |
6 153.80 |
2006-2007 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2007年2月26日 - 3月4日 | 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オーベルストドルフ) | 4 50.76 |
4 90.63 |
4 141.39 |
2007年1月21日 - 28日 | 全米フィギュアスケート選手権(スポケーン) | 7 50.91 |
8 95.97 |
9 146.88 |
2006年12月7日 - 9日 | 2006/2007 ISUジュニアグランプリファイナル(ソフィア) | 6 45.45 |
6 81.49 |
6 126.94 |
2006年10月19日 - 22日 | ISUジュニアグランプリ リベレツ(リベレツ) | 3 47.53 |
7 73.87 |
3 121.40 |
2006年9月28日 - 10月1日 | ISUジュニアグランプリ スピンオブノルウェー(オスロ) | 4 43.59 |
2 81.26 |
2 124.85 |
2005-2006 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2006年3月6日 - 12日 | 2006年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(リュブリャナ) | 6 43.51 |
2 88.84 |
4 132.35 |
2006年1月7日 - 15日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(セントルイス) | 5 46.45 |
2 92.47 |
2 138.92 |
2005年12月24日 - 27日 | 2005/2006 ISUジュニアグランプリファイナル(オストラヴァ) | 8 42.18 |
5 81.91 |
5 124.09 |
2005年10月6日 - 9日 | ISUジュニアグランプリ クロアチア杯(ザグレブ) | 3 44.98 |
1 89.07 |
1 134.05 |
2005年9月22日 - 25日 | ISUジュニアグランプリ モントリオール(モントリオール) | 4 41.20 |
4 76.46 |
4 117.66 |
2003-2004 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2003年10月30日 - 11月2日 | ISUジュニアグランプリ グダニスク杯(グダニスク) | 7 | 5 | 5 |
2003年10月16日 - 19日 | ISUジュニアグランプリ SBC杯(岡谷) | 4 | 4 | 4 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
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2013-2014[11][12] | 映画『アナスタシア』より 作曲:デヴィッド・ニューマン 振付:ジュリー・マルコット 歌劇『トスカ』より 作曲;ジャコモ・プッチーニ 振付:ジュリー・マルコット、クリストファー・ディーン、ダリラ・サッパンフィールド |
映画『カサブランカ』より 作曲:マックス・スタイナー 振付:ジュリー・マルコット ミュージカル『オペラ座の怪人』より 作曲:アンドルー・ロイド・ウェバー 振付:ジュリー・マルコット、パスカーレ・カメレンゴ |
Save a Horse (Ride a Cowboy) 曲:Big & Rich |
2012-2013 | スウィングメドレー by ビッグ・バッド・ブードゥー・ダディー、スウィング・キッズ 振付:ダリラ・サッパンフィールド アランフエス協奏曲 作曲:ホアキン・ロドリーゴ 振付:パスカーレ・カメレンゴ |
ミュージカル『オペラ座の怪人』より 作曲:アンドルー・ロイド・ウェバー 振付:パスカーレ・カメレンゴ |
サマータイム 作曲:ジョージ・ガーシュウィン ボーカル:ファンタジア |
2011-2012 | テレビドラマ『エデンの東』より 作曲:リー・ホールドリッジ |
誰も寝てはならぬ 作曲:ジャコモ・プッチーニ |
マンボNo.5 ボーカル:ルー・ベガ |
2010-2011 | タンゴ・オブリビオン 作曲:アストル・ピアソラ |
アヴェ・マリア 演奏:プラハ市フィルハーモニー管弦楽団 |
Brick House 曲:コモドアーズ |
2009-2010 | ピアノソナタK.545 作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
映画『パール・ハーバー』より 作曲:ハンス・ジマー |
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2008-2009 | 瀕死の白鳥 作曲:カミーユ・サン=サーンス |
映画『ドラキュラ』より 作曲:ヴォイチェフ・キラール |
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2007-2008 |
脚注
[編集]- ^ Yankowskas, Coughlin decide to end partnership
- ^ JOHN COUGHLIN UNDERGOES SUCCESSFUL HIP SURGERY
- ^ Sochi remains destination for Denney, Coughlin
- ^ Ankle injury knocks Denney, Coughlin out of worlds
- ^ DENNEY AND COUGHLIN TO SIT OUT 2014-15 SEASON
- ^ Caydee Denney reveals retirement
- ^ John Coughlin (USA) (Single & Pair Skating) and Alper Uçar (TUR) (Ice Dance) are elected to the ISU Athletes Commission
- ^ Silverstein, Jason (January 19, 2019). “Coughlin kills self after being suspended”
- ^ Hackney, Deanna; Phillips, Chad (January 19, 2019). “John Coughlin, champion US figure skater, dies after sport suspension”. CNN News
- ^ “John Coughlin dead at 33; U.S. figure skating champion dies one day after being suspended; Sister said his death was a suicide” (英語). CBSニュース. (2019年1月19日) 2019年1月20日閲覧。
- ^ Denney, Coughlin back on road to Sochi Olympics
- ^ Denney, Coughlin have luck, village on their side